ナルト失格!?
ドキドキ

ツルギ「おはようナルトくん」

ナルトに声をかけてきたのは波紋ツルギ。合格試験、人生二度目のベテランだ。これも一応トップシークレットになっている。

ナルト「あ!オレのオアシスツルギちゃん!緊張するよな!!!だってよ、オレってば三度目だからもう落ちたくないんだってばよ!これに受かってイルカ先生に認めてもらうんだ!にしし」

ツルギ「私も、“二回目”だから緊張してるよ。でも、ナルトくんなら大丈夫だよ。お互い頑張ろうね」
ナルト「ツルギちゃん…!」キュン


イルカ「で、卒業試験は分身の術にする。呼ばれた者は一人ずつ隣の教室にくるように」
ツルギ「いよいよ、か」

イルカ「次は――――波紋ツルギ!」
ナルト「ツルギちゃんなら絶対合格間違いなしだってばよ!」

ツルギは笑顔でナルトの声援に答え、隣の部屋へと入っていった。そんなナルトは内心あたふたしているらしく、どうやってこの試験を乗り越えようか策を練るもいい案など浮かぶはずもない。

ナルト(ガーン…よりによって、オレの一番苦手な術じゃねーか…)あたふた
でも やってやるってばよ………見てろーーーー!!

ナルト「分身の術!!!」


ボッフ〜ン


ナルト「…」
イルカ「…」


イルカ「失格!!!」


ドゴ!!!




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