はじめまして、ようこそ。
月に想いを…
Moon'Rhyme
月見茶会企画提唱者のReyです。
この企画は2016年秋のスーパームーンがきっかけとなり思い付きました。
…貴方はそのスーパームーンを覚えていますか?
Reyは覚えています。
しかし、Reyが住むところでは日付が変わる頃まで粘りましたが生憎の曇天続きで見ることは叶いませんでした。
秋口から何故か満月の日は大抵厚い雲に阻まれ続きだったことも有り、その夜も少し寂しい気分で眠りに就きました…。
そして翌朝。
いつものように6時前に起きたReyは、いつものように台所に立ち湯が沸くのを待っていました。熱い紅茶を飲もうと、水を少しだけ入れたヤカンをかけたコンロの前。まだ眠くて頭はぼうっとしています。
…ヤカンから軋むような沸騰間近の音がし始めたその時、誰かから不意に呼ばれたような気がしました。
辺りを見回します。誰も居ません、静かです。かといって嫌な気配も感じません。
※Reyはそういう感覚を持ってます…。
呼ばれた感覚を辿ると玄関のドアの外側からのようです。人の気配は全くしません。
…と、閃いたのは玄関が西向きであるということ。月の出の時刻は夕方でした。
もしかして!と思い切ってドアを開けたら…、
目の前に、ちょっと悪戯っぽく澄ました面持ちのスーパームーンが!
光は辺りの大気に煌めいていて、その穏やかで優しい波動がReyの心を満たしたのです。
…ああ、よかった。
逢えただけで嬉しいよ。
まるで大事な人にやっと再会した時のような愛おしさと安心感が溢れてきました。
するとその光の中に、Reyと同じような気持ちで月を見上げた人達の想いが重なっていることに気付いたのです。
以来、Reyの月に対する想いが変わりました。見上げる度に、誰かの優しい想いを感じるのです。もちろんReyも月を見ては祈りのような想いを込めるようになりました。
そして思いました。
このことをみんなに伝えて、みんなもそれぞれの優しい想いを自分自身や誰かに響かせることが出来たなら、どんなにか好いだろう、と。
今年になってから月の光の元である太陽の光の力が、なんだか今までよりも強いものに変わってきたということもあり、月に関係する物事に対して行動を起こすタイミングとしては最高の条件だと思えました。
しかしReyはその頃、悲しみや苦しみに囚われて生きる気力を失い動けなくなっていて…。それでも魂から湧き上がるような愛おしい想いを光に換えることが叶えば少しずつ心の傷を癒せるかもしれないと感じ、なんとか気持ちを奮い立たせ、サイト立ち上げに取り掛かりました。
…それから日数や時間はかかりましたがようやく新月の今日、月見茶会企画のサイトを公開出来てホッとしています。
これからどうなっていくかは未知数。でも、自分自身が楽しむことで、みんなで楽しく、みんなが楽しくなれたらどんなにか良いだろうな、とReyは心から思っています。
読んでくれてありがとう!
(*^o^*)
みんなの優しい想いが、みんなに届きますように。
2017年3月朔 Rey拝