生徒R.A.Bの目撃談 - 春風
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##NAME1##・##NAME2##とシリウス・ブラックは、グリフィンドール寮内のとある一室にいた。


「ぁんっ、ぁっ、やぁっ!んぁっ、ゃ、やですっ、シリウスさんっ、ぁっ」
「っ…##NAME1##ッ、出すぞっ」
「ゃぁんっ!ぁん、やだ!ダメッ、中は、中はダメぇっ…!」

粘着質な水音と淫乱な喘ぎ声が、閑静な室内に反響して二人の耳までを犯す。二人は自らの発する熱気に包まれ、行為は更に過激になった。
シリウスは##NAME1##のしなやかな腰を強い力を込めてがっしりと掴み、強かに腰を打ち付けた。パンパンという乾いた音を立てる過激なピストン運動をされ、敏感な部分を全力で突かれた##NAME1##は意識を飛ばしそうになった。やっとのことで##NAME1##は拒絶する声を発するが、シリウスはそれを無視してその身体を一心に揺さ振り続けている。


「っ、中に、出すからな…!」
「そ、そんなっ、ゃぁっ!んぅ、ダメですっ、シリウスさんっ、ぁっ!ダメェ、やだぁっ!」

一気に激しさを増したシリウスにより与えられる律動に、##NAME1##は下腹部に走る痛みと中に出させることによる将来への漠然とした恐怖を感じ、声が渇れる程に泣き叫んだ。そんな##NAME1##の膣内で、シリウスのそれが急激に質量を増した。


「ぁっ!んぁ、やぁぁっ!」
「##NAME1##ッ!俺の子供を、妊娠してくれっ……!」
「っ、ひゃぁぁぁっ!!」


その一発により、##NAME1##はその意識を飛ばしてしまった。


「っ……」

##NAME1##は先程既に身体をぐったりとさせ意識を失っており、室内には一人分の荒い呼吸が残響する。

暫くするとシリウスは##NAME1##の身体を後ろから抱き締めて、その小さな身体を腕の中へと収めた。


「##NAME1##…妊娠してくれよな……」

シリウスは小さく掠れた声でそう呟くと、##NAME1##の長い黒髪を掻き上げ、情事特有の熱気により汗ばんでいる白い頬に、愛おしそうに唇を押し付けた。体力が尽きた二人は、服を着ることなくそのままベッドに横たわり、夢の世界へと舞い上がったのであった。

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春風