君はこの感情に名前が欲しいと言うけれど、そんなものなどいらないと思う
空っぽが嫌いだから詰まらないもので埋めたはずなのに、いつの間にか大切だった
何も怖くないのなら、一緒に永遠に向かって歩いてくれませんか?
1人佇む終着点であやふやな心ばかりを吐き出して、この海に沈むことができたなら
いつだって行き当たりばったりで、誰かと違う誰かになろうとしているみたい
君を忘れてしまいたいのに、できてしまったこの愛を捨てられずにいるの
ただ求め合っているうちに虚ろな夢を思い出して、また窒息した
きらめきに近づいて、ばらばらにされて、でもまだ忘れられない
彷徨い過ぎて時々立ち竦むけれど、君を思い出すとまだ歩いて行けるね
ちょっと疲れたなら、夜明けを待ってからまた笑い合いませんか?
そして僕は君が愛せないこの世界を代わりに愛して、一緒に手を繋いでいくね
来世ではどうか、残酷なくらいに苦しいくらいに幸せになって欲しいから
では、綺麗すぎて溺れてしまいそうなあの場所で落ち合おう