ポケネタ!
しょうもないネタ達。グリーン以外の短い夢、はじめました。
2019/02/23
「あのね、おとうさん!わたしね、しょうらい およめさんになるの!」
「そうかそうか!誰のお嫁さんになるんだ?」
「えっとね、えっとね!」
「うんうん、」
「カイリュー!!」
娘の回答にワタルは硬直していた。
・
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「カイリュー、お前は敵だ。気安く娘に近付いたら容赦しないからな」
「ギャフ?!」
「ワタル大人気ない…」
***
My151のカイリューエピソードに激しく同意。ポストカードほしいなぁ…
2019/02/22
のに、
強く髪を引かれ、あてがわれる開いたハサミ。
「や、やめてくださーーー!」
ジャキン!
床に散らばる私の髪。何度も続く容赦のないハサミの開閉音。
「ーーーあぁ、ほら。前よりずっと素敵になりましたよ」
切り離された私の髪を事も無げに床に放るランス様。前々から嫌われているとは思っていた。けど、ここまでだったなんて。
頭の中が真っ白になって、その場にへたり込む。床に付いた手は、散らばった髪に触れた。そのまま掬い上げると、蘇る記憶。まいにち、手入れをした。綺麗なまま伸ばして、あの人に、また、褒めてもらおうと思ってーーー
「うぅ…っ、」
髪を胸に抱き泣く私に、忌々しげに聞こえた舌打ち。
「なぜ……………です」
続いた言葉は、よく聞こえなかった。聞き返す間もなく突然、胸倉を掴まれ。
荒々しく口付けられた。噛みつくように呼吸を奪われる。
もう、私にはランス様がわからない。
***
「なぜあの男なのです」
初ロケット団。
2019/02/07
「フフ…君だね?私の可愛い妹を誑かしているというカロス男は」
優雅に足を組んで椅子に腰掛ける中性的な男性は私の兄のミクリ。
「誑かす?心外です。私が彼女に対し真剣でなかったことなど一瞬たりともありません」
脱いだトックを小脇に抱え立ったまま兄と対面するのは私の恋人、ズミ。
片や笑顔、片や真顔。
2人の表情は普段と変わらないように見えるけれど、とても穏やかな雰囲気ではないことは店内に居る誰しもが感じとっているらしい。張り詰めた空気はお店中に伝染し、お客さんはこちらが気になって食事どころではないみたい…
カロスに転勤になり1年。こちらで知り合ったズミと恋人になって半年。ズミと2人で出かけている所を報道されたのが3日前。ミクリ兄さんが突然カロスに来ると言い出したのが2日前、そしてカロスに着いて早々長旅の疲れも見せず「是非行きたい所があるんだ」と言われ迷いなく足を進めたのがここ、ズミのお店…
カロスに来ると聞いた時からまさかとは思っていたけれど、そのまさかだったとは…兄さん、一体どんな情報網を持っているのかしら…?
「兄さん、突然押しかけてそれは失礼だわ」
「突然じゃないさ。予約はとってあるしね。私はただ彼が君に相応しい人物たるかを確認しに来ただけだ」
「なぜ兄さんが確認する必要があるのかしら」
「私なら構いません。貴女が可愛ければの兄心、理解に難しくはない」
「おや、随分と知った口を利くんだね」
「違いますか?」
声のトーンこそ落ち着いているけど、その言葉の応酬は完全に喧嘩腰だ。
「フフ…言葉でどうにかしようなんて最初から思っていないよ。やはりトレーナーならこれで語らなくては」
流れるような動作でモンスターボールを取り出す兄さん。
「いいでしょう。このズミの心に偽りがないこと、こちらで証明して差し上げます」
この展開を予測していたのかのようにモンスターボールを手にしたズミ。
「魅せてもらおう」
「見せていただきましょう」
「私と君、どちらが華麗にポケモンと踊れるか、」
「私と貴方、どちらのバトルが芸術足り得るか、」
「「勝負ッ!!!」」
あ、なんだかこの2人仲良くなれそう。
店内がワァッと沸く中、ぼんやりとそう思った。
***
ありそうで
なかなか見ない
組み合わせ(五七五)
2018/06/03
「ずっと側にいて」
「私から離れないで」
「ここにいて」
抱きしめながらこんな熱烈な言葉を恋人以外に使う日が来るとは思ってなかったけど…
「…僕という恋人がいながらゲンガーに浮気は良くないと思う」
「駄目、今日は無理…ゲンガー居ないと私茹だって死んじゃう…」
近くにいるとひんやりするゲンガーがいないとやってられないこの気温。夏本番、猛暑日。纏わり付くこの暑さ。少しでも温もりのある存在が今は疎ましい。ごめんねマツバ。
「かき氷作ったからゲンガーはやめて僕のところへ戻っておいで」
「はいダーリン!」
私のせいで行動を制限されていた上妙な茶番に巻き込まれたゲンガーは、いつものニタニタ顔ではなくクロバットによく似た顔になっていた。
2018/05/27
ルチア「わぁ、おじ様が家で晩酌なんて珍しい!」
ミクリ「フフ…私だってたまには家で飲みたくなることもあるさ」
ルチア「私も成人してたら付き合えるのにな〜!ねぇ おじ様、酔うってどんな感じ?」
ミクリ「そうだね、ここにグラスが2つあるだろう?これが4つに見え出したら酔ったってことかな」
ルチア「…そこにグラスは1つしかないわ、おじ様」
ミクリ「………」(思わずテーブルを手で探る)
ルチア「(うん、酔うってどういうことかよく理解できたわ…)」
2018/05/12
四天王のズミさんとのバトルを終えた直後、思い出したように飢えを訴える盛大な腹の鳴き声を聞かれた時から始まった。
「お腹が減っているのですね。ではこちらを。ミアレガレットです」
「えっ!いいんですか?!いただきます!!」
街中でバッタリ会った時も、
「クッキーがあるのですが、食べますか?」
「わーい!いただきます!!」
公園でバッタリ会った時も、
「スムージーを作ったのですが、味見を、」
「します!!喜んで!!!」
お店に食べに行くと、まさかのズミさん本人がデザートを持って来てくれた!
「どうぞ」
「えっ?私これ頼んでないですけど…」
「私からです。遠慮なく召し上がってください」
「いいんですか!!喜んでいただきます!!」
会う度に美味しいものをくれるので、最近ではズミさんを見ると条件反射でヨダレが出てくる。私はパブロフのイワンコか。これはいかんと思いつつ、
「今日はクリームパンですが」
「ひゃっほー!!」
軽々しく私に美味しいものを与えるズミさんにも責任があると思うのです。
「…貴女は本当に美味しそうに食べるので、ずっと見ていたくなる」
それが、ズミさんの言い分。
2018/05/09
メリーさん「(次ハアナタガ ターゲットヨ!セイゼイ怖ガルガイイワ!)私…メリーサン…今カラ…アナタニ会イニ行クノ…」
マツバ『おや、君が噂に聞くメリーさんか。一度会ってみたかったんだ。わざわざ僕に会いに来てくれるの?』
メリーさん「エッ?!ウ、ウン…」
マツバ『それは嬉しいな。お茶を用意して待ってるよ。君は何のお茶が好き?』
メリーさん「エッ?コ、紅茶…」
マツバ『紅茶ね。…大変だ、今ちょうど切らしてるんだ。メリーさんは何時くらいにこっちへ来る予定?』
メリーさん「二、逃ゲヨウタッテ無駄ダカラネ!!」
マツバ『逃げないよ。君が来る前に紅茶を用意しておきたいんだ。君が来る頃には必ず家に居たいからね』
メリーさん「サ、3時位マデニハ…」
マツバ『わかった、3時ね。紅茶に合う御茶請けも用しておくね』
メリーさん「ハ、ハァ…(へ、変ナニンゲン…)」
メリーさん、呪いの人形をはじめて以来「◯時に行きます」予告をしたのは初めてだったという…
***
「天然タラシマツバさん」に至るまでの話。
2018/05/09
お昼を過ぎた時間帯、お店もひと段落して一息ついたタイミングを見計らったように現れるスラリとした金髪の男性ーーー
「いらっしゃいませ!ーーーズミさん!!」
「お久しぶりです」
雑誌やテレビで見る彼は気難しそうな表情が印象的だけど、私の見る彼は大抵にこやかでその差に驚かされる。
「お昼はまだですか?」
「えぇ。貴女の料理を堪能する為敢えて抜いてきました」
「いつカントーに?」
「つい先ほど」
「えっ!じゃあ着いてまっすぐここへ来たんですか?!」
「もちろんです。ここへ来るのが目的でしたから」
「相変わらず物好きですねぇ…」
「当然です。
貴女の味に恋をしているので」
お土産です、と渡されるのはいつも決まってカロスのお菓子と、一輪の赤い薔薇。…赤い薔薇の花言葉って、万国共通だっけ…?
2018/05/06
ヒビキ「マツバさん!電話の内容から察するに、ももももしかして恋人ですか?!」
マツバ「やぁヒビキくん。ううん、残念ながら違うよ」
ヒビキ「な、なんだ…じゃあミナキさんとか?」
マツバ「ううん、メリーさんから」
ヒビキ「…へ。メリーさん…?」
マツバ「うん、メリーさん。今駅にいるんだって」
ヒビキ「マツバさん逃げてぇえええええええ!!!」
その後ヒビキの心配をよそにマツバ邸にやって来たのは、目一杯お洒落してもじもじと照れるお土産持参の大変可愛らしいお人形だった。
メリーさん「マツバサン…会イタカッタ…(照)」
マツバ「やぁメリーさん、遠い所から来てくれてありがとう。僕も会えるのを楽しみにしていたよ」
メリーさん「本当…?嬉シイ…(ポッ)」
ヒビキ『マツバさんがゴーストタイプのポケモンに好かれるの、わかった気がする…』
2018/05/03
カイリュー「ワタルワタルー」
ワタル「なんだカイリュー」
カイリュー「フィンランド行きたい」
ワタル「またか。ムー◯ン谷は諦めたんじゃなかったのか」
カイリュー「逆に考えたんだ。ボクがフィンランドの国民的キャラクター(ム◯ミン)に似てるなら、フィンランド人に一番人気なポケモンはボクなんじゃないかって!」
ワタル「果たしてそうかな」
カイリュー「どゆこと?」
ワタル「フィンランドでムーミ◯に次いで人気なのは日本で1980年代に流行した犬の格闘・青春アニメ『銀◯』だ。今でも日本を凌ぐ人気がありその影響で日本犬が大ブームらしい」
カイリュー「え…」
ワタル「よって俺の予想だが、フィンランドで歓迎されそうなポケモンはウインディ、ヘルガー、グラエナ、ルガルガンあたりじゃないかな」
カイリュー「うわあああああん!!!やだーフィンランド行きたいマリメ◯コの鞄欲しい北欧的なカラフルな街並みの写真撮ってイン◯タにアップしたいーーー!!!」
ワタル「お前…ただフィンランド行きたいだけだろ」
* * *
尚イ◯スタのアカウントはワタルの名前で作成した模様
2018/04/22
コンテストの内容で何やら悩んでいるらしいミクリに投下してみた。
「ミクリ大丈夫?おっぱい揉む?」
「………逆に私の胸を揉んでみるかい?」
「えっ」
何その反応予想外!!予想外過ぎて完全に不意打ち状態だ。
「で、揉むかい?」
「いや、男の胸は揉んでも楽しくな」
い、と言い切る前にハッとした。ミクリって本当に生粋の男なのか?と。露出が多くて際どい衣装からは間違いなくミクリは男性だっていう視覚的な答えが発信されてるけど、もしかしたら元は男性になりたかった女性の可能性もある。本当に間違って男に生まれましたみたいに整った顔だし、顔はそのままで体を男性へ作り変えた疑惑もゼロじゃないんじゃ…!
「やっぱり触らせて」
「どうぞ」
これは触って確かめるしかない!!差し出される胸にそっと手を当て、お医者さまの触診よろしくじっくり確認した、けど。触ってわかるものじゃないという結論に至った。
「わからなかった…」
「何がかな?」
「イエ ナンデモ」
「それじゃあ これを」
そう言って差し出されたのは、
0が6つの請求書。
「え?え?!」
「まさかこの私のお触り代がタダだとでも?」
「いや何この法外な金額?!ホストもキャバ嬢も真っ青だよ!!払える訳ないでしょ!!?」
「払えない?それは残念だ。ふむ、そうだな…それじゃあ…
身体で払ってもらおうか」
涼しい顔をしてぼったくり紛いの仕返しをされ、その上しばらくミクリの付き人をさせられました。トホホ…
「この私に触れられたんだ。これ以上ない栄誉じゃないか」
「その代価は100万円だけどね…」
「例え100万積まれたとしても、気軽に他人に触れさせるような真似はしないさ」
「私にはしたじゃん!!」
「フフ、そこをもう少しよく考えてほしいね」
2018/04/13
メタグロス『(*゚▽゚*)』
〜手札を揃えた直後〜
ダイゴ「ごめん…やっぱりやめよう」
メタグロス『(゚д゚ )』
ダイゴ「うん…よく磨かれたキミのボディがキミの手札を全部反射しちゃうから、僕から丸見えなんだ…。もっと早く気付けば良かった、ごめんよ」
メタグロス『。゚(゚´Д`゚)゚。』
その後神経衰弱に変更され勿論ダイゴが負けた。
* * *
私はメタグロスを何だと思っているのか…
2018/04/11
カイリュー「ワタルワタルー」
ワタル「なんだカイリュー」
カイリュー「フィンランド行きたい」
ワタル「突然どうしたんだ」
カイリュー「何かとボクが似てるってネタにされるし、ムー◯ンって奴の住む谷をカイリュー谷に変えたいんだ」
ワタル「それは難しいな…」
カイリュー「どうして?」
ワタル「いいか?◯ーミンの正式名称はムーミ◯・トロール。トロールは北欧に広く伝わる妖精の一種だ。つまりムー◯ンはフェアリータイプ」
カイリュー「あっ」
ワタル「あと北欧は極寒の地だ。ドラゴンに効果抜群の条件が揃いすぎている」
カイリュー「あっ…」
ワタル「はいこの話お終い」
カイリュー「うわーーーん!!!(泣)」
* * *
「たのしいカイリュー谷」が大好きです。
2018/03/31
新メニューの考案に煮詰まっているらしいズミに聞くのは憚れるけど、どんな反応をするのか気になる好奇心が勝ったので聞くことにする。
「ズミ、」
「何です」
「大丈夫?おっぱい揉む?」
全集中力を新メニュー開発に向けていると思いきや私の言葉は瞬時に理解したらしく顔を上げたズミは怪訝そうに私を見た。眉間に皺を寄せ片眉が極端に吊り上っている。…け、軽蔑したかな…!
「…ちょっと此方へ来なさい」
「は、はい」
「此処へ座る」
「? はい」
「いいですか、言い逃れなどさせません。正直に白状なさい。
一体何をしでかした…?!」
「ふぇっ?!」
「このズミの機嫌を取らなければならないことでもしでかしたのですか」
「いっ いえ!そんなことは…!あ、冷蔵庫のフルーツポンチ美味しかったですご馳走様でした!!」
「あれは下ごしらえのフルーツだ馬鹿者!!」
「えっ そうだったの?!ごめんなさい!!あ、おっぱい揉む?」
「この痴れ者がァッ!!!」
この後めちゃくちゃ怒られて料理の手伝いをさせられました。
「ひとつ覚えておくといい。このズミの機嫌は貴女の胸を揉むくらいでは良くなりません」
「はい…」
「機嫌を取りたければ全身差し出しなさい」
「はい………え?」
2018/03/18
オーキド博士「グリーン、なぜ負けたかわかるか?お前がポケモンへの信頼と愛情を忘れとるからじゃ」
グリーン「…!」
グリーン手持ち一同
_人人人人人人人人_
> 異議あり!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
ピジョット『ふっざけんなオーキドてめー!オレらポッポ族がどんだけレッド(プレイヤー)に速攻リストラされたかわかってんのか?!グリーンなんて最初にゲットしたオレを最後まで育てて殿堂入りまでさせたんだぞ!!』
サイドン『オレもゲットされて以来手持ちから外されたこと一回もない!ずっとオレを鍛え続けてくれた!!』
ウインディ『そーだそーだ!レッド(プレイヤー)なんて手持ちコロコロ変えまくってたじゃないか!!伝説ポケモン捕まえたら必ず誰かしらリストラして手持ちに入れるし!そりゃ強い筈だよ!!』
フーディン『グリーンだって伝説クラスのポケモンを同様にゲットしたが、それでも尚珍しくもない我らを手持ちから外そうとはしなかったのだぞ!!』
ギャラドス『アンタはレッド贔屓し過ぎてグリーンのこと何もわかっちゃいねーや!勝利にこだわって信頼と愛情忘れてんのはどう考えてもレッド(プレイヤー)の方でェ!!』
ナッシー『説教する相手間違えてるぞー!!』『『間違えてるぞー!!』』
故ラッタ『死んだボクの御墓参りに来てくれた時に上の階でロケット団との揉め事が起きてて凄く騒がしかったはずなのに、グリーンはずっとボクのお墓の前から動かなかったんだよ?!あの時の顔、ずっと忘れられないよ…死んじゃってごめんねグリーン…!』
ピジョット『グリーンがオレ達への信頼と愛情を忘れてるだって?!バカか!信頼と愛情しか無かったわ!!その結果がチャンピオンなんだろーがよ!!』
…と、上記の内容をひたすらポケモン語でオーキドに訴える手持ち達。
オーキド博士「な、なんじゃお前達!いきなりボールから出てきて!」
グリーン「落ち着けお前ら!突然どうしたんだよ!?なんでじーさんに怒ってんだ!?
も、もしかしてお前ら…じーさんに抗議してくれてんのか…?!」
レッド(プレイヤー)「…なんかもう、ごめん…」
結論:
愛情しかなかった。
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