獅子座とは


獅子座自体のテーマは自身の存在の責任・自身の偉大さです。

人は人生の中で多くの逃れ難い役割を担いながら生きていきます。
子は世継ぎとして、親は永遠その子の支えとして。
それをそれぞれの立場の者が放棄すれば、家族や社会が崩れ自身の出した波紋は予想以上の大きさで他人を揺さぶり恐怖に晒します。
それは身分や肩書きが高位であるほど被害は大きく、他人がか弱く自害すれば、それは間接的に殺してしまうのと同じです。
だからこそ百獣の王である獅子座は、その立場に居続けなければいけないのです。
でなければ責任逃れの自己中だと非難されてしまいます。
自身の生まれた責任とは予想以上にとてつもなく大きいのです。

獅子座の守護星は太陽です。
動いてはいけない自身の立場を示す星です。

太陽は私達にとってどんな存在でしょうか?
太陽が無くなれば私達はどうなるのでしょうか?
もし太陽がビッグバンを起こしてしまったら私達はどうなるのでしょう?

きっと、あっけなく私達は命を絶やしてしまうでしょう。
外気温は-100℃を下回り、植物は枯れ、死の惑星と化します。
軌道が無くなったり、衝撃波により消されたり、最悪の事態しか招きません。

自らを炎で包み膨大なエネルギーを生み、丁度良い位置に出来た地球という惑星に生き物が生まれてしまった。
今さら燃え続けるのをやめてしまう事など余波を考えたら出来ません。

自分の存在がどれだけ重要か、自分が命を絶やせばどれだけ最悪な事態を招くか。
それを理解し、生まれた立場を全うすると決めた星座こそが獅子座なのです。

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