真実や本音は、鍵を掛けて仕舞い込んだ
疵付き易い 記憶の欠片達が
何時しか純粋で 憎悪も、疑惑すらも無い
確かな愛の軌跡の 標に成るように

愛に欲を掻いて 望み、望まれる侭に
変化をし続け 竟には
跡形も無く消え失せた 恋が
せめて 二人の出逢いだけは
間違いでは無かったと、
いつか 証明するように
鍵を掛けて仕舞い込んだ

その残り香や、願いを
とても 奥深くに


追憶


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