大石流央


『スロウ・カラーズ』主人公。
2017/05/16 [11:09]
主人公
大石流央おおいしりゅうお
地球人、イケメンじゃないしオタクでもなければ特にひどいおちこぼれでもない普通の高校生。ちょい影薄気味。
別に何かの才能があったわけでも、秘めた力があったわけでもなく、ただ単に魔術師の「網に引っ掛かった」だけで異世界へ飛ばされた。

転生先(憑依先)
ディカルド
長身に恵まれた体つきのイケメン。カルケディナ王国の近衛隊長だった。セストリオ帝国に攻め込まれた際に、王国の存続を重視したため、帝国側と勝手な取引をして国王と王子を売ってしまう。
結果、エルナ王女を始め国内からも激しく憎まれるが、カルケディナが帝国に吸収されるのではなく、公国として自治が認められることになるため、バルッケルなどは擁護するスタンス。
自身も帝国との戦いで命を落とすが、クローンを量産され、帝国の闘技場でモルモット扱いされている。流央が憑依したのもその内の一つ。

ヒロイン
エルネティーテ(エルナ)
カルケディナ王国第一王女。現カルケディナ公女。
大臣達臣下は早くお婿さん迎え入れて公国としての体勢を整えたいが、本人は王室復活させる気まんまん。でも女王になって引っ張っちゃる、って気持ちまでは無い。とにかく力が要るため、ディカルドのクローンが必要になる。
物語が進むと流央の優しさ(へたれさ)に惹かれ、葛藤することになる。流央の方も「エルナが好きなのは外見(ディカルド)なんじゃないかな……元々ディカルドが好きだったのかも」とうじうじ悩む。

主人公の導き手
バルッケル
ギュート族という昆虫のような顔の種族。カルケディナ王国の元帥的な役割だった。帝国との戦いになる前に引退していたじいさん。でも超強い剣豪。
ディカルドの師匠でもある。
エルナには弟子がやらかした負い目があるのか、何かと手を貸す。流央の修行もその一つ。

ベルンハルト
バルッケルの弟子兼秘書?こちらは魔法もいけるオールマイティー。長髪長身のイケメンだけど、物腰は穏やかで控えめ。
兄弟子であるディカルドの起こした事件にひどく心を痛め、師匠を追って自分も一線からは退く。今は飯作りに没頭。

沼地の魔女メウェスト
怖い魔女。先々代国王と一緒にドラゴン退治をしたことがあるため、なんとなーく今でも味方っぽくなってくれてる(きまぐれ)。
バルッケルの喧嘩友達。ベルンハルトに魔法の基本を教えるが、あまりの横暴に逃げ出したのでベルンハルトは独学。


地名
ディノガルト大陸
物語の舞台となる大陸。中心部をのぞき、荒野が多い。

カルケディナ王国
現公国。農作物が主な特産という弱小国家。歴史は数百年と古い。

セストリオ帝国
専制君主に近い大きな権力を持った皇帝を頂き、周辺国を次々に制圧していく。
闘技場を作り、ディカルドのクローンを弄んでいるのは皇帝お抱えの魔術師のガスパーダ。こいつの魔法によって流央はこの世界に飛ばされる。(ディカルドのクローンは中身が無いので、魂=精神が必要だった)

クヌート
どの国にも属さない辺境地。バルッケル達の住む小屋がある。


エルナはとにかく帝国にダメージを与えるためにガスパーダを倒したい。流央は地球に帰るためにガスパーダを倒したい。帰れるか知らんけど。
そんな感じのお話。

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