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ヤマト「...ったく!来ねぇってダン!」

直美「だからそう言ったじゃねぇか。毎週この日はいつも来てないだろ」

ヤマト「まーそうだけどよ」

直美「つかなんで掛けたの?普段テッツにさせるくせに」

ヤマト「...いや、ただなんとなく...」


チラッと窓の外を見ると雨が降っていた
確かあの日も...こんな雨だったと思う
だから...まさか、なんてこと...



直美「...ヤマト?」

ヤマト「...何でもねぇよ!」


きっと...何もねぇな!
気にしすぎたな、飯食うか!


ガチャン...



ノボル「ごめん遅くなった」

コブラ「...なんだもう食ってたのか」

ヤマト「おー!お前ら遅ぇよ!早く座れって!直美早く飯用意しろよ!」

直美「...テメェ、人を顎で使ってんじゃねぇよ!」

ヤマト「ってぇー!お前さっきから強ぇんだよ!!」

ノボル「...相変わらずだな」

コブラ「...」

ノボル「コブラ?」

コブラ「...あぁ、そうだな」




また明日にでも聞けばいい
多分大丈夫だ


大丈夫...




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「はぁ、っん!や、やらっ、んっ」

「、かずや...っ」



寝る部屋に連れてくといきなり振り向かされ荒々しいをキスされた。強引で、でも熱くて、甘くて...っ、全て持ってかれそうな勢いで...


「ま、まっ、て...っ」

「待たねぇ...、」



俺の言葉を無視して服を脱がしにかかる。手で止めようとしたら掴まれてそのまま布団に引っ張られて倒された。布団というクッションがあったとしてもその下は床や。少し痛みが走ったけどお構い無しに脱がしていく。切羽詰まったような...焦っているかのような...俺はもう逃げるつもりなんてないのに


「...痕、消えちまったな」

「え、っ!あ、アカ!付けたらアカ、ん!」


首元を触られ口が近づいてきたから両手で広斗の口を抑えると、機嫌悪そうに俺を睨んできた。コブラのような鋭い目じゃない、冷たく凍えるような目は...俺の体を震えさせる


「...」

「...っ、く、首は...あか、ん」

「...なんで?」

「...っ」


そん、なの...
お前が来たことがバレるからやろっ
バレたら俺は...っ


「...俺は一八に付けたいんだけど」

「...〜っ、わ、分かった、から...、み、見えない所に...しろ...っ」

「...チッ」


大きく舌打ちをした後妥協してくれたのか顔を起こして、脇腹に付けられた


「...っ」


強く吸い付かれ、そこには真っ赤な鬱血が出来ていた。同じような場所に2.3個付けた広斗はまだ不機嫌...というか拗ねたような顔で痕をなぞる


「...首がいい」

「...だ、ダメ、や」

「...チッ」


また舌打ちして諦めて自分の雨で濡れた服を脱ぎ始める。乱暴に脱ぎ捨てる姿を見て...なんか、前に会った時とは違うと感じた。前はもっと強引で...いや、さほど今の状況と変わらないかもしれないけど、焦ってるように見えた。前のコイツなら余裕淡々として、俺の意見なんて丸無視でしてたのに…


「んっ、あ!」

「余裕あんじゃん」


手の感触が下腹部に伝わり俺のブツをギュッと握り出した。気持ちいい加減で擦り上げられる。久しぶりのこの感覚に背中がビリビリしてきた


「俺のも触れ」

「あ…っ」



腕を引っ張られ…ズボンのジッパーを下ろすと雨宮は自らズボンとパンツを少しズラして出てきた雨宮のブツを触る


「...一八」

「、...」


ゆっくり擦りあげると吐息が漏れて
なんか…エロい…


「、へぇ…前より上手くなってんじゃん。誰かで練習した…?」

「す、するか…っ」

「どうかな?…んじゃ次は口でして」

「っ…」


身体を起こして顔を近づけて
…包むように口に含んだ


「、やっぱ誰かとしたでしょ…?上手くなってるし…ご主人と寝たの?」

「ん、っふ…ん」



するわけないやろ…っ
そう思い首を大きく横に振ると
頭を優しく撫で…ギュッと髪を掴み上げた


「うっ!!」

「……嘘は言ってねぇな」

「っ、あ!く…っ!」


満足そうに笑いながら手をパッと離され
痛みを感じるよりも先にまた口に含まされた


「ん、っんん…ん」

「…もっとソコ…、強く吸え」

「んぅ、ん…っ」

「裏側もちゃんと舐めろ…」

「んぅ、んっ…はぁっ…ん」


くそ…っ、注文が多いやつ…っ


先端を噛まないように吸い上げ、裏側は舌で下から上へ舐めるとたまにビクンと跳ねた。チラッと見上げると息が少し荒くなって…目が合うと笑って後頭部に手が回る


「…はー…いいな…このまま出せそう…っ」

「ん、ふっ!んん!」

「離すなよ…っ、全部飲め」


の、飲むっ!?い、嫌っ、だ!
首を横に振りたくても抑えられてて
出来ない…っ


「…ぁ…っ、出る…っ」

「ふぅ、っ!んん!…ん、っ」


青臭い匂いが鼻にきて
口いっぱいに広がるコイツの精液
飲みたくない…っ、


「零すな…飲め」

「んっ、」


い、息が…っくそ…っ

頭を掴まれたまま鼻をつままれ
もう飲まないと離してくれなさそうだった
仕方なく覚悟を決めてゴクリと
味を感じる前に飲み込む


「!、ケホッ!ゲホッ!ッカハッ!ぉえっ!…はぁ…っ!はぁ…っ!」

「しっかり飲めたじゃん…美味かった?」


ふざけてる
美味いわけないやろ
まとわりつくように口に広がる
青臭い味が気持ち悪い…っ


「はぁ…っ、はぁ、っ!ひ、ヒロっ」

「ダメだ、一八見てると直ぐ勃つ…」


優しく抱き込まれお前の精液だらけの口にキスされた。気持ち悪くないんか、それとも気にしないのか…


「んっ、んぅ…はぁ、っん」

「はぁ…っ、一八」


仰向けに倒されて…
次に何されるかなんて大体想像ついた


「…、?」


あれ…こない、?



抱かれると思っていたのに
広斗は動こうとしなかった
だから…チラッと広斗を見たら…



「…っ!」


ニヤリと笑ってた
なんで…っ


「…どうされたい?」



「っ!」

「この後…どうされたいの?言えよ」

「な…っ!」



まさかコイツ…
俺にそれを言わせる気か…っ!


「言えよ」

「あ…っ、」


そう言って俺のを握り、ゆっくり扱かれながらケツの穴を指でなぞられる。ヤバイ…気持ちいい…っ


「あっ、ひぁ…っく、ぅ…っ」

「こんな蜜垂らしてさ、抱かれたいんでしょ?…言え、一八」

「あ、んっ、あぁ…っ、ひろ、…んぁ!」



ゆ、指が…入って…っ
嘘やろ…っな、なんでそんな簡単に…っ


「ん…?あー…ククッ、これ持ち運び用のローションパック。いつでも一八を抱けるように買った」

「んっ!はぁあっ、んぅ…っく」


そんなもん用意して…っ
あぁヤベェ…っ、熱い…


「…エロ」


両方攻められ泣きそうなくらい気持ち良くて…太ももに力が入り、無意識にコイツの腕を掴んだ


「…なに?」

「はぁっ、はぁっ、…く」

「一八…」


この続きを言ってしまえば
コイツに服従するみたいで嫌だ
言いたくない…でもっ


「ん!!」

「ココ、突いて欲しいだろ?」


探り当てられたソコは…
頭を真っ白にさせるくらい
気持ちいい場所…っ
意地悪するように何度もなぞってくる


「ひ、ひろ…っ」

「…、一八っ俺も早く射れてぇから早く、言え…」

「んぁ…あ…っ、んっ」


覆い被さってきて鼻の先にコイツの顔が…
あ、キス…


「んぅ、っんん、あっ」

「ん…っ、…」


あ…どうしよう
キスが1番気持ちいい…っ
背中がゾクゾクして


「あ…ひ、ひろ、と…っ」

「ん?」



なんも、考えられない







「…………………っ、だ、抱け…っ」



死にそうなくらい恥ずかしい
敵だか味方だかわからないコイツに
レイプされたコイツに…俺はっ


「…フッ、どんな風に…?」

「なっ…」


こんな恥ずいこと言うたのに
まだ言わせる気かよ…っ


「忘れられなくなるくらい甘く抱いてほしい…?それとも分かんなくなるくらいめちゃくちゃにしてほしい…?」

「…っ、広斗…っ」

「一八…どっち?」


なんや、ねんその選択肢…っ


「言って…」

「っう…っ」


もう恥ずかしいとか言ってられない
もう早くしてほしい



「…、め、ちゃくちゃに…して…っ」


顔を伏せながら呟くように言うと
聞こえない…だなんて嘘つきやがった…


「一八…もう一回…」

「っ…く…っ、めちゃくちゃに…しろ!」



強めにハッキリ言うと
ピクッ…と揺れる広斗の肩
僅かに腕に力が入る
ちらっと顔を見ると
深くシワを寄せて
余裕のない顔をしていた


あ、ヤバい…と感じるほど




「っ…ちゃんと言えんじゃん…っ!」

「あっ、!ひ、ひろ、と…っ」


首に吸いつかれ痕を気にしたがそんな強く吸われず、舌を使って首や耳を舐められ…腰が疼くくらい気持ちいい…っ


「待たせやがって…っ、オラっ、欲しかったやつくれてやるよっ」

「っん!あ、ひろっ、あぁ…っ、!」


指とは比べ物にならない質量が中に入ってきた。また…コイツに貫かれる日が来るなんて…っ


「っあ、ぁああ…っ!、ん、くっ!」

「くっ…!クソ…締め付けいいな…っ」

「ひぁ、あっ!あか、あかっ、!」

「腰浮いてる…っ、良いんだな」


肌がぶつかる音がする度に声が出る
気持ちいい…どうしようもないくらい
仲間を忘れるくらい…何もっ


「あぁ…っ、ひろっ…っ、ひろっ、あぁっ!」

「っ、やめろその声…っく、」


俺だって、出したくないこんな甘い声…っ
あぁっ、動きが速くなった…っ


「あっ、あぁーっ!は、激しっ、あぁ!んぅっ、あぁ…っ」

「あ…っ、吸い付く…っ」

「あぁ、あか、っそ、そんなも、もう、出そ…っ!出るっ!」

「俺も…中に、出すから…っ、かず、やっ」

「ひぁっ!そ、そこだ、ダメッや!出ちゃ、う…うぅ〜っ!あ、あっ!ひろ…っ」


指で何度も弄られた所を突かれて
手でも俺のを扱かれて…パチンと何かが弾けた


「あっ、イクっ、!出る…っううっ!あ、ぁあっ!はぁっ!あ、くぅう…っ!」

「あっ!く…っ!」



イッて、腰がフワフワする…
腹に精液が落ちていく
つか、首にまで飛んでしまった
ケツも、中に温かいの感じる…


「はぁっはぁっはぁっ…っ」

「っあー…すげー…っ」

「はぁっ…ぁ、ひろ…」

「はぁー…っ、一八…っ」



呼吸が落ち着かないまま
どちらからともなくキスして
ただその快楽に酔いしれていた


「一八…足りねぇ」

「はぁ……、…広斗…っ」




ええよ、もう


体はもうコイツに
好きにしてと言っている



腕を掴んで引き寄せるとこいつは





「やっぱお前いいな…」




今までに見たことない笑顔を向けて





俺の体を抱いた













雨は一層激しさを増した




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