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一章/誰がためのそら言か

六道骸は、過去世の記憶と共に生き、六道輪廻の力で戦う術士だ。ひとの命を奪って生き長らえている。骸は、ひとを殺す道しか選べないのだ。もう、戦う理由すら思い出せないというのに、そうすることでしか生きられなかった。これは哀れな男と、闇の住人の物語。