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「ボス。あなた様のお耳に入れたいことがございまして。」
「それってもしかして僕らがやっていることを止めようとしている3人組の女の子の話?」
「さすがボス。話を耳に入れるのが早いことで。では本題に入らせていただきます。彼女たちを本格的に討ち取りに行ってもよろしいでしょうか。このままにしていたら…。」
「いいよ。その代わり、作戦の指揮は君たちがとる事。そして、…目的のためならどんな手でも使え。いいな?」
「かしこまりました。ボスのお望み通りに。」
お互いがお互いを敵とし、本格的にぶつかり合う運命がここで起こり、その歯車はゆっくりと動き出してしまった。この運命から逃れることはできないことを知っていたのはいったい何人いたのだろうか…。