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彼女たちがカミサマに会おうと来たが、秘書の方にお迎えに来てもらった。そのことが珍しいと思った3人は質問を重ねていっていた。
そうしてしばらく歩いて着いたのは一つの部屋。
『どうぞ。こちらにいらっしゃいますので。』
そういって開けられたドアの向こうにカミサマが居たことを確認した花楓は二人に声をかけて話しかけた。
「カミサマ。少しいいですか…?」
『いいよー?なにー?』
「あのですね…実は、相手にしていた敵の幹部みたいな人に勝って、話を聞こうとしたんです。けど、その瞬間どこからか攻撃されて敵が死んだんです。私たちは何もしていないのでなぜだろうと思いまして…。」
『うん。それは断定はできないけど、多分あっちでボスって言われているカミサマのせいだと思う。』
「なんでかって聞いても?」
『うん。カミサマは職業的な感じとは言ったよね?だから、それぞれ個性的なのがあるんだ。それであの2人は情報を話そうとしたから殺されたんだと思う。』
「そうなんだ。じゃあ、自分たちで殺さなくても殺されるってことがあるかもしれないんだ?」
『そう。だから、あまり考えすぎないようにね。』
そういわれた3人は話の雰囲気を変えるようにこれからの話へと移っていった。