【水無月一族とは?】

先代が死ぬと次代が別世界へ口寄せされる特殊な一族。特徴は赤髪赤眼。口寄せされるのはその特徴を持つ者だけ。特別な血継限界はないが、敢えて言うなら学習能力と身体能力が秀でており、30年近く平和な世界で生きていた人間が高度な技術を駆使する忍になれる。木ノ葉での特別な術でもあり、特別な一族だが木ノ葉外の人間であるためどんなに能力が高く、評価されようと特別上忍にしかなれない。水無月光は先代が死亡したため口寄せされることになった。

しかし今代では特殊なケースになっている。口寄せされた水無月光は娘の郁と共に口寄せされた。水無月光の思惑としては、自分で水無月の務めを終わらせたいがそのためには自分ではなく、同じ赤髪赤眼である娘を連れて行かなくてはならないこと、いつかこの娘も口寄せされるが、きっと子孫を残してからになってしまう、赤髪赤眼の水無月が続いてしまう、それならこの娘も連れて行かなくては、というものだったと思われる。水無月郁には双子の姉がいるが、双子の姉は茶髪に黒目。水無月一族の赤髪赤眼の子どもは同じ赤髪赤眼の親からしか生まれない。だから水無月郁を連れていく必要があった。さらに子どもの水無月が木ノ葉へ口寄せされるのは初めてのことで、幼い頃から忍として教育された水無月も初めてであり、それが相俟って郁は歴代の水無月一族でも最も優秀な忍に成長した。

また、木ノ葉内では少し敬遠され気味だがそれなりの待遇をされており、衣食住はもちろん、給与も少し破格である。


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