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▽無題

降谷妹でもしもジンの妹だったらB


安室透。
コードネームはバーボン。
組織随一の探り屋…だっけ?
全部ベルモットから聞いた話。
貴女も仕事柄彼と組むこともあるでしょうし、知っておいて損はないでしょう?とあの色気溢れる笑みで語ってくれたベルモットはやっぱり綺麗だった。
大人の女性という言葉が似合う彼女は私とは正反対だ。
兄さんと大人の関係というのも納得だ。
なんていうかこう、兄さんも色気溢れる大人だからなぁ。まぁどう考えても手を出したらヤバそうだけど。
下手したら殺されそうなとことかね。思うよね。

「あまりお酒は飲まれないんですか?」

なんて現実逃避をしていると、はちみつみたいに甘ったるい笑みを浮かべたバーボンが顔を覗き込むようにして問いかける。
やや上目遣い気味になっているところとか無茶苦茶あざとい。あざとすぎる。

「…あんまり関わりたくないって言ったはずなんだけどなぁ」
「それでもこうして付き合ってくれるということは、少なからず嫌われてはいない。ということでしょう?」

ほんと、いい性格してますね。
ベルモットの言う通り、私は兄離れをしろと言わんばかりにこの男と組まされる事が多くなった。
元々潜入とか情報探る系の任務が多かったから、探り屋と呼ばれるバーボンと組まされるのも当然といえば当然だけど、でもやっぱり、私は兄さんと一緒がいい。

「これも前に言ったけど、どうでもいい」

バーボンがNOCだろうがなかろうが、好きとか嫌いとか、どうでもいい。

「…ただ兄さんと居れるならそれでいい」

必死に追いかけないと置いていかれそうで、でも追いかけたくても追えない時、兄さんは必ず足を止めてさっさとしろと私を急かすのだ。
決して迎えに来てくれるような優しい兄ではない。
いつだって私が追いかけているだけだけど、それでも側に居たいんだ。
キラキラ光る銀色の髪は私にとって救いで、きっと兄さんが居なければ私は此処にはいなかった。
手を差し伸べられたんじゃない、私が伸ばしたんだ。伸ばしたその手を気まぐれで掴まれただけ。ただ運がよかっただけ。けれど折角掴んだのだから離したら勿体ないじゃないか。
迎えに来てはくれなくても、待ってくれるのだから、どこまでも追いかけるに決まってる。
殺されたいつかの私のことすら、死んだ奴のことなんざ忘れろと吐き捨てた兄さんだからこそ、側に居たいと思えたのだろうか。
死んだ奴だなんて言うけれど、一応あれも私なのに。とは思ったけど、でも確かにあの一言に私は救われたんだ。

「未来とか、過去とか、そうじゃなくて、ただある今を兄さんと生きられるのならそれでいい」

未来なんて欲は言わない。夢は見ない。
だから、今だけでいい、この時だけでいい。
今生きているこの時間だけ、兄と共に生きたい。
それを他人がどう見るか、どう映るかなんて関係ない。

「兄さんと一緒に居られるのなら、それ以外はどうだっていい」

もう話す事などないと言わんばかりに席を立った。
どうしようもないくらい、兄さんに会いたくなった。
きっとあの姿を見ない限り、私に安心なんて訪れやしないんだ。

ーーーー
下手したら病みそう(笑)
未来を共に生きたい降谷兄妹と今を生きる黒澤兄妹ではこんなにも違う。
降谷兄妹の場合は信頼関係強そうだし、妹の方が割とメンタル強そう。散々兄が悩んで居たことをスッパリいくとことか。
黒澤兄妹だと妹がやや依存気味なのかなぁと。置いてかれるの嫌だから来んなって言われても必死こいて追いかけるのが黒澤妹だと思う。咄嗟に手を伸ばす。
降谷妹はそういうところ一瞬反応遅れるから追いかけれなくなるのかなと。兄の真意を立ち止まってちゃんと考えようとするけど、その一瞬の立ち止まりで兄が拗らせて出ていくっていうすれ違い兄妹。肝心なところでお互い言わないからそうなる。
一応同じヒロインでもこんなにも変わるので書いて居て楽しいですね!
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※もしも降谷妹がジンの妹だったら。のややこしい版
※とにかくややこしい
※暗い
※救いはない
※降谷零には前世(妹と結ばれた)記憶あり
妹にはその記憶がない代わり、星屑本編同様の殺された方の記憶はある
ジンとの兄妹関係のベースは以前あげた黒澤妹verと同じ
※つまり降谷零さんだけが記憶持ちで精神的にキツイだけの話

※ざっくりまとめるともしも降谷妹がジンの妹だったらの降谷さんに前世の記憶(星屑本編)があったら〜みたいなヤツ
※やっぱりややこしいね!!!!


降谷零
前世の記憶を持ったまま二度目の人生がスタート。
因みに前世では妹とハピエン迎えた(妹の前世についてはしらないまま)
前世と全く同じ道を辿ってきたが、唯一違うのは妹が居ない。
救済しててもいいけど、救えなかった降谷さんでお送りします。
つまりメンタル弱ってる。
そんな状況で妹に会ったらね、色々とね、あるよね。
みたいな書いてる方もわああああってなるような話


ーーーーーー

「兄さん!」

ひどく懐かしい、聞き覚えのある声が耳に届いた。
振り向いたその先に居たのは、ずっと探し求めていた姿だった。

「うるせぇ」
「だって一人だよ!?一人で海外だよ!?もっと褒めてくれてもいいんだよ?」

無邪気に笑いかけた相手は、ジンだった。
…何が、起こっている?
かつてあそこにいたのは確かに自分だった筈だ。
兄さん。と、あの笑顔を向けられて居たのは間違いなく俺であった筈なのに、かつての妹は違う男を兄と呼び慕っていた。
まるで頭を強く殴られたようだった。

ただ茫然とその姿を眺めることしかできなかった俺に向けられた視線はあの男のものだけで、あいつは一度も俺の事など見向きもしないままジンと共に去っていく。

「…夢ならさっさとさめてくれ」

この人生において何度目になるか分からないほど呟いた願い。
頼むから、誰でもいいから、これは夢だと俺に教えてくれ。

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だめだー!すくいがー!なーいー!!!
書いてて苦しすぎたので恐らく二度と書かないと思う。
徐々に病みそう。ここで妹がバーボン落ちになったら多分ジンお兄ちゃんが殺しにやってきそう。
ほらね!やっぱりね!バッドエンドだって知ってた!!
病みお兄ちゃんはまた別で書きたいです。

前世の記憶無し妹だったら是非とも降谷兄には光源氏計画とかして欲しいですね!勿論その場合はヤンデレお兄ちゃんだって思ってます!!!やだなにそれこわい。

2017/08/18(21:54)


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※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
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