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▽無題

降谷妹がサーヴァント召喚したってよ!

星屑{emj_ip_0829}fate
fateネタがわかる方が何人くらいいらっしゃるのでしょうか…ヒロアカとかもやりたいけど、設定難しそうですね!!


「…え」

なんか左手にぴりっときたなーちょっと痛かったなーって思ったら見覚えのあるようなないような、もっと言ったら厨二みたいな赤い模様が浮かんで居たとかそんな馬鹿な。

「…落ちない」

人生一個分くらい前の私がうっかり厨二病発病しちゃったのかな?無意識に書いちゃったのかな?私って絵心あったんだぁすごーい。って現実逃避しながら手の甲が擦りすぎて真っ赤になるまで洗ったわけだけど、これっぽっちも消えなかったよね。

「…つまり本物…?」

こんなものついたまま外出してみろ。
ねぇママー、あの人の手すごいよぉ。
しっ、見ちゃダメよ。
そんな展開が待ったなしだ。
いかにも厨二すぎるこれを抱えてよくもまぁ聖杯戦争とかやれましたね。いや、彼らは高校生だったしセーフ?いやいや、いいとししたおじさま達だって聖杯戦争やってたんだからやっぱり関係ない。
というか今世において魔術とか魔法とかフィクションだし、聖杯戦争とかもっての外だろう。
どうなってんだ世界観。
…どうしようね、これ。
そんな風に悩んで居たのが9時間前。

「どうしたんですか、その手」

いつも通り出勤前に訪れたポアロでそう指摘されたのは8時間前。
安室透の視線の先には包帯が巻かれた私の左手。
わかってた。わかってたよ、絶対なんか言われるってそりゃあわかってたよ。そして誤魔化しもきかないって知ってた。
でもだからって素直に言えるかといえば言えないわけで、案の定私はへらりと笑うだけで何も言えなかった。

「今素直に答えるのと夜無理やり暴かれるのとどっちがいいかな?」
「優しい口調で脅すのやめてください」

私にしか聞こえないくらいの声量で言われ背筋が震えた。
笑顔貼り付けたままなところが余計怖いんですけど。

「…なんか朝起きたら痣できてて、不気味だから包帯巻いてみただけです」
「痛みはあるんですか?」
「全く」
「一応病院で診てもらった方がいいですよ」
「痛みもありませんし、暫くは様子見しようかと」
「何かあってからは遅いんですから、必ず今日行ってくださいね」
「…はい」

この圧に勝てるわけもなく、大人しく頷いた。
そしてそのまま仕事へ行き、兄さんの言葉をうっかり忘れて帰路へついた仕事終わりの現在。
私は何故か事件に巻き込まれていた。
こんなのっておかしい。

「おい!聞いてんのか!!」

聞いてるよ。っていうかそれだけ大声出されて聞こえてないわけ無いよね。
財布の中身には野口が一人。これは一社会人として心許ないとATMを目的に立ち寄ったコンビニは大惨事だった。
そう、強盗が店員に向かってナイフを突きつけていたのである。
なんてタイミング。私ってこんなに運が悪かったっけ?
舌打ちをした強盗犯はこっちへ来いと怒鳴り、ぽかんとしてしまった私に没頭の台詞を吐き出したのが現在。
他に客も居ないらしく、私はつくづく自分の運の無さを嘆いた。

「さっさと金を出せ!じゃねぇとこの女を殺すぞ!!」
「はっ、はいっ!!」

まんまと人質になりましたとさ。
さっきまで店員に向けられていたナイフは私の首元にぴったりである。ごめんね店員さん、私が入店したばっかりに人質とられてお金渡さなければいけない状況になるだなんて、多分私より店員さんの方が運が無かったと思う。
涙目でレジ金を詰めた袋を差し出す店員からそれを奪い取り、私を人質にしたままじりじりと店外へと向かう強盗犯。
…早く解放してくれないかな。

「何してる!」

そういえばここ、交番近かったっけ。
数分前に通りかかったのを思い出しながら、犯人を呼び止める警察官の声を聞いていた。
よかったぁ、これで助か…

「っち、くるなあ!!きたら殺すぞ!!」

ってなかったね。そうだよね。そりゃそうなるよ。
興奮状態で加減ができないのか、軽くスレたナイフの先。
たらりと首筋を伝う血の感覚に、フラッシュバックする光景。
あの時は突き刺されたけれど、ああ、だめだ、まずい、怖い。
何もかもわからないまま死んだ、殺されたあの時の記憶が鮮明に蘇る。

「くるなああああ!!!!」

振り上げられたナイフ。
ダブる光景。
助けてと、声にならない叫び声が頭の中を埋め尽くす。

「ーっ」

痣のある場所に、焼けるような痛みが走った。

「運命はここに定まった。我がマスターに刃を向けた報いを知れ」

光と共に現れたのは、弓を手にした青年だった。
何処かで見覚えがあるその顔と、聞き覚えのある声。けれど未だパニック状態の私には彼が誰なのか思い出せない。

「さぁ御決断を、マスター」

男の首元を片手で掴み上げ、私に指示を仰ぐ声。
…マスターって、まさか私…?

「に、逃げる!!」
「わかりました。それでは失礼します」

え、と声を発すると同時に浮き上がる体。

「どちらへ行くかは貴女が指示をしてください」
「は、い」

はいじゃないだろ私。
どうやら抱き上げていただいているらしい。と気付きながら、口から出るのは家までのナビゲートだった。
…さて、これは現実だろうか?

ーーーーーーーーーー
自己紹介してないけどアルジュナ召喚しました。
元々はディルムッドで考えて居たんですが、何故かアルジュナを召喚していた…
多分学生verの方が兄とまだ両思いになってないから話は広がりそう。
学生服着たアルジュナと同じクラスにいてほしい…
でも学生verだったらガウェインでもいいのかなと。巨乳かは置いといて、とりあえず歳下の女の子にはなるだろうし。
胸に関しては育てる系の発言をさらっとしていただきたい。そして兄に怒られて欲しい。
ガウェインは顔がいい。とてもいい。だからセクハラ発言も許されるはず。

以下ガウェイン召喚
学生ver
何故か霊体化できない
ーーーーーーーーーーー


「さぁ、どうぞお召し上がりくださいマスター」

女性が百人いれば百人確実に落とせそうな程のイケメンスマイルで、大胆にもジャガイモがマッシュされただけのボールを目の前に差し出された。
恐らく何の味付けも施されていないであろう素材の味100パーセントのそれを果たして料理と呼んでいいものだろうか。
こんな時、どんな顔をすればいいのか誰か教えて欲しい。
何の疑いも躊躇いもなく差し出すのだから、よっぽど自身があるのか、それともかの王が黙って食べたせいなのか、イケメンは当たり前のようにそれを差し出したのだ。

「…いただきます」

しかし人が折角作ってくれたものを無駄にするわけにもいかないだろう。
ジャガイモに罪はない。
後で味をつけたり、コロッケにしたりすれば使い切ることは可能だ。
とりあえず人が作ってくれたものに最初から手を加えるのはどうかと思うので、一口だけ素材の味を楽しむことにした…うん、やっぱりジャガイモはジャガイモだったよね。味付けって大事。

「とても滑らかな舌わざりで食べやすいね」
「ええ、このガウェイン、ジャガイモをマッシュするのは得意なので」

ごめん、そんな笑顔で言われても困る。
今からそれに手を加えますといい辛くなるからやめて。そんなイケメンスマイルやめて。
キラキラと輝いて見えるのは気のせいだろうか。イケメンは顔面すらも輝きを放つというのか。それなんてシャイニーフェイス?愛のホクロなんぞなくとも乙女のハートを射止めるのは造作もないだろう。
イケメンの兄が居る身としてはイケメン耐性ついていてもいいはずなのに、やっぱり本物騎士様はレベルというか次元が違った。
そもそも円卓の騎士の時点で比べるのが間違って居るし、なんというかやっぱり次元そのものが違っていた。fateにおかえりください。
なんて言えるわけもなく、とりあえず同じように笑っておいた。
…兄さん、早く帰ってきて。
この大量にマッシュされただけのジャガイモは私にはさばききれない。

「おや、何処か具合でも?」
「…あー、うん、いや、素材の味もいいけど、そろそろ味を変えるのもいいんじゃないかなって」

人参すら素材そのままで食べてそうな騎士にこの考えが通じるかどうかは分からないが、言わないよりはマシだろう。
大丈夫、仮にも兄さんの妹である。私だってやろうと思えばコロッケくらいは作れる。
…いや、ポテトサラダにしておこう。多分コロッケは大惨事になる。

「えっと、キュウリとか人参とかさ、野菜を他にも混ぜて食べたら栄養も増すし、ね?」
「成る程、その方が量も増しますね」

流石は質より量の騎士である。
食事とは楽しむものであり、味わうもの。つまり至福の時間と考える私とは真逆の彼にこの思考が伝わるとは思わないが、やはり不味いよりは美味しい方がいいに決まってる。

「折角だしガウェインも作るならこっちの方が量も増えて栄養もあって効率いいから、一緒にやろうよ」
「ええ、是非」

よかった、これで一先ずは素材の味そのままで出されることはなくなっただろう。
私頑張ったよ…褒めて兄さん!!!
今頃委員会活動に勤しんでいる兄を思いながら、彼と共に台所に立った。
帰ってきたら存分に褒めてもらおう。私は頑張った。かの騎士に料理のスキルアップをはかったのだから褒められていいと思う。

ーーーー

ガウェイン。
円卓の騎士。
アーサー王伝説に登場する太陽の騎士が、何故か我が家に住み着いている。
妹によって召喚されたというかの騎士は、事件に巻き込まれた妹を救い、マスターと呼びしたい護るように側へ寄り添う。
まさしく騎士と称するに値するその姿を素直に受け入れられないのは、それは自分の役目だと思っているからか。
かの騎士にすっかり信頼を寄せる妹は、騎士とも使い魔でもある前にそれが一人の男であるという認識はないのだろう。
清廉潔白を思わせる男だが、偶にあの口から零れ落ちる言葉はこちらを不安にさせるものがある。
歳下の女性に関することは特に。
テレビを観ていた時に何気ない会話として雫にあのタレント好きそうだよね。と言われてあと10歳程若ければと笑顔で返していた姿が忘れられない。
二十代後半くらいの女性に対してその台詞が出る時点でどうかと思う。
「ああうん、そうだね、ガウェインはそうだったね」と納得していた妹も妹だが。
そこは納得するのではなく、多少の危機感くらいは持って欲しかった。

「え、まってまって!マヨネーズ出し過ぎ!」
「多ければ多い程いいのでは?」
「くっそう、顔の良さで全部どうでもよくなるなぁもう!!」

帰宅して早々聞こえてきたのは、そんな会話だった。
…おい待て、今聞き捨てならない言葉が聞こえたぞ。
かの騎士をやたら顔がいいと褒めるのはいつもの事だが、それが尚更気に入らない。
確かに妹の言う通り整った顔立ちの男はその立ち振る舞いも相まって、その姿に見惚れる女性も多いだろう。
だからといって妹がその内の一人になることだけは納得がいかない。

「うーん、まぁでも美味しいからいいか。はい、ガウェインもどーぞ」

急いでキッチンへと向かえば、そこにはポテトサラダを乗せたスプーンを差し出す妹の姿があった。

「では、失礼して」

そう言って男の口が向かったのは、あろうことか妹の唇の直ぐ横だった。
あまりの出来事に思わず立ちつくせば、妹も状況が理解できていないのか、離れていく男の顔をぽかりと見上げていた。

「…確かに、貴女の言う通り実に美味だ」
「…な、なにしてるんです?」
「ちょうどいいところにあったものですから。ご馳走様でした」
「いや、だからって直接くる!?こないよね!?」
「おや、わざとだとばかり」

わざとなわけないだろうが!!!
唇の端についていたポテトサラダを何の迷いもなく食べにいったかの騎士は、本気でそう思っているのか当然のように言ってみせた。
天然なんて言葉で済ませてたまるか!絶対確信犯だろうあいつ!!!

「兄上がご帰宅されたようですよ」
「俺に気付いていてわざとやっただろ」
「さて、何のことでしょうか?」

誰だこれを理想の騎士と称したのは。
爽やかに笑ってはいるが、その腹の内はどうなってるかわかりはしない。

「我が家の顔面偏差値が上がってゆく…」

そして俺たちを見て訳のわからないことを呟いて崩れ落ちた妹はどうするべきだろうか。

ーーーーーー
イケメン二人前が眩しくてたまに直視できなくなる降谷妹。
胸に関しては育てる系の発言をさせたかったけどそこまで書けませんでしたね。セコムいるから無理だろうね!!
アルジュナは少し真面目風味で、ガウェインの場合はギャグ風味で書いてみました。
もうちょっとろりこん風な発言させたかった…
CCCのガウェインが特に好きです。

他に召喚したら面白そうな人とか居るかな…思いついても殆ど書けねぇ!!と歯痒さを感じた結果の二人でした。
カルナさんも好きなので召喚して欲しかった…あとジーク…すまないさんはいいぞ…レベル100にして友人に爆笑されたけど初期の段階で真っ先にレベル100にしたけど悔いはない…
クー・フーリンはクラスにもよるけどあえてプロト召喚してもいいよね。セクハラはなさそうだから他のクー・フーリン召喚するよりはお兄ちゃんに優しい。
あと剣スロもめちゃめちゃ悩んだけど、あの人はなんていうか、マシュも書きたくなっちゃうから難しい。
CCCが大好き過ぎてCCCのキャラ召喚させたい。ロビンに世話焼かれて欲しい。もうそうなるとクロスオーバーでやる意味なくね?ってなってくる上に、山田の大本命はザビ子っていうね!
そもそもサーヴァントですらねぇ。

長々とお付き合いくださりありがとうございました!!

2017/09/26(00:50)


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※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
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