6番目の駅 :: February 23th

 いまは辞めてしまったけれど、10年ほどピアノを習っていたおかげか、クラシックやサウンドミュージックなど、いわゆる歌詞≠ェない音楽もとおってもすきです。むしろ、中学生になるまでは邦楽や洋楽にふれる機会があまりなく(もともとテレビを観る習慣に乏しいのと、身内の運転する車でもクラシックばかりが流れていたこともあり)、初めて耳にしたときは世の中にはこんな音楽もあるのかあと幼いなりに衝撃を受けたのをおぼえています。おおげさにかんじるやもしれませんが、ほんとうに、です。

 さきにも述べたように淀は曲から入る人間です。なかでもとくにこのひと、というのを挙げるとするならば久石譲さんと松谷卓さんです。

 久石譲さんはジブリでとおっても有名ですよね。タイトルにも書きましたが、彼の音楽のなかでは「6番目の駅(from 千と千尋の神隠し)」がたまらなくすきです。この音楽だけで無限にリピートしています。
 
 曲だけでなく、映画でのあの電車のシーンごと尊くてやみません。水のなかを走る、というのがものすごおくツボです。知らないところに行くときのわくわく感と恐怖感の入り混じっている、複雑な心境がたくみに描かれているなあと観るたびに感動します。かくいう淀も、見知らぬ土地に電車で向かうときは、この曲をいつも思い出してしまうくらい。


 松谷卓さんは「大改造!!劇的ビフォーアフター」が有名だとおもいますが、淀がとくにすきなのは「僕等がいた」です。どれがいちばんすき、と聞かれると、うっとことばにつまってしまうくらい、アルバムまるごとがだいすきで仕方ありません。映画を観に行ったときにサントラに惚れ、即座に購入しました。

 松谷さんは「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」のサントラも担当なさっていますよね。淀はまだ観ていないのですが、予告を拝見したときに「あ。この音楽、松谷さんだ」とわかるくらい、どうやら彼の世界観に引きこまれていたようです。内容的にもとおってもきになるので、なんとか時間を見つけて劇場に足を運びたいなあとおもっています(主題歌もback numberというまさに俺得なので)。
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