根元までずるりと啜り上げられて、陰嚢をいやらしい手つきで揉まれ、頭の中で快楽が弾けた。射精するかと思った途端、根元を強く握り締められた。涙に歪んだ視界の中、竹川先生は目元まで緩ませた笑みを見せてくる。
「また、しましょうね?」
駄目だ、いけない。僕らは教師という立場なのだと理性は訴えてくるのに僕は……頷いて。何度も頷いてしまって。それを合図としてか、千切れそうなくらいに強く、激しくペニスをしゃぶられ壮絶な熱がそこから吐き出された。それを心底愛しそうに飲み下してゆく、彼。
ああ、ああ。
きっと、この愛に僕は滅ぶ。
END
{emj_ip_0788} 2015 Nosibanodenko
R18短編集リビドー目次
サイトTOP
- 12 -
*前次#
ページ:
ALICE+