memo

▽2020/06/26(15:29)

agのアプリが今月末で終わってしまうじゃないですか。それに伴って読み返ししてるんですけど、なんか本当、ズルい作品だなぁと思います。ああ見えて殆ど悪人らしい悪人もいないし、みんなだいすきすぎて泣いてしまいますね。佐々木と信女のエピソードとか松下村塾とか夜兎家族とか、もう本当…本当ッッッ……!!!
言わずもがな、真選組もアツイですしね。沖田くんに対して「俺には全然懐かなかったのに」とか言っちゃう土方さん、本当そういうところは鈍感だよね!あの人がアンタほど懐いてるの見たことないよ!ってモブになって地団駄踏みながら見守りたい。


話を読み進めていく間に、その昔私が夢見たキャラの結末だとかこういうセリフ言って欲しい的な願望が薄〜く原作で描いてあったりして、偶然にしてもやっぱりニヤニヤしてしまうところがあります。
「神威の最期は気を許せる誰かの膝の上で」をイメージしたのはもう10年も前になりますが、神楽の膝の上で目を閉じる神威の姿はなんだかグッときてしまいまして。「誰かの膝の上」というだけで殆ど別物なのですが、神楽もだいすきなので夜兎兄妹の、そしてあの家族の行先の途中経過でもあの光景が見れたのはすごく嬉しかったです。神楽ちゃんの母性に似た愛情と彼女の成長がなんとも素晴らしいね。
それと57巻での銀さんが将軍に言った「全部ほっぽり出してここで死ぬか、無数の屍踏み台にしてそれでも生きるか、好きな方を選べ」は以前書いた土方と忍びの話に奇しくもニュアンスが似ていて、長らくこの界隈で暮らしているとこんな偶然もあるもんだなぁとしみじみ思ったりしました。

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