Memo

2017/06/01 21:02

インポ主
前前前世は女、前前世は男、前世は女、今世は男な主が安室(降谷)さんに好かれまくるけどインポ()なお話。お相手も主も軽率に女体化したり男体化してNLDBLDGLD入り混じる上下品なので苦手な方は注意!
ナナシ
・インポ(女の子の場合不感症)
・基本♂性別は番外編やifでよく変わります。
・今世で付き合っていた女の子に襲われた時全く勃たなかったことからフラれてしまいそこから男女交際は断ってきた。
・新一が小さい頃からの工藤家の家政夫。組織壊滅の為にコナンくんのお供を務めていた。

酒の席でお互い酔っている(公安が酔うのかとかはお互い信用しているから気が緩んで酔っているということにしておいてください)
「貴方が好きです、ナナシさん。」
「ははは、ありがとう。私も貴方の事は好いてますよ降谷さん。」
「む、likeだと思ってますね?」
「うん?」
「愛しているの方の好きですよ。」

ナナシさんとサシの飲み、3徹明けだからか普段ならこんな量で酔っぱらうはず等無いのにみょうにふわふわした頭とナナシさんと二人っきりで舞い上がった頭で普段なら絶対にしないだろう行動をしてしまった。酒に任せてなんて告白だなんて、その上ただでさえ男同士で慎重になければならなかったはずなのに。むしろずっと俺の中に仕舞い込んで伝えるつもりも無かった。友人として傍にずっといようと思ったのに。タガが外れた頭と口はまだ少し残っていた理性を押しのけて止まらなくなっていた。

「あ、今酔っ払いの戯言とか思っただろう。」
「(バレテーラ)いやぁ、その、なんだ、お仕事忙しくてお疲れなんですか?それで人肌恋しいとか...」
「なぁに言ってるんですか!俺は本気だ!」
「ほ、ほーぉ、」
「貴方のことが愛しいと自覚してからもう随分経つんですよ!そろそろ俺を受け入れてもらえませんかねぇ!」
「い、いや、私は今初めて聞きましたし、」
「そりゃ今初めて言ったからな!」
「(酔っ払いはいつの時代もめんどくさいものだなぁ...)」
「組織壊滅したら言おう言おうと思ってたがいざ壊滅したとなったら事後処理に忙しいし飲みに行くとしても何故か赤井とかついてくるしでなかなか二人っきりになれずじまいでどれだけ待たされたと思ってるんですか!」
「そ、そうなんですね。」
「赤井のやつ絶対確信犯だ、赤井ィィイ!」

何か自分でもよく分からないことを口走っている気がするがもう止まらない。今更取り繕う言葉なんてものも思いつかない。もうどうにでもなれと思考は投げ出した。叫んでいる俺を宥めながら水を飲ませてこようとするナナシさんぐう聖。好き。

「で、どうなんですか、返事は。」
「ああ、その、」
「...やっぱり男同士ですもんね。気持ち悪いですよね、知ってました。すいません、」
「いや、その驚きはありましたが貴方だからですかね。嫌悪感など全くありませんよ、逆に私のような人間を好いていただきありがとうございます。ですが、その、」
「そうですよね、無理ですよね。分かっていました。今日の事は忘れて下さい、それで友人として俺を置いておいてください。俺の我儘だし気持ち悪いだろうがお願いします。」

やっぱり言わなきゃよかった。そんな困った顔をさせたくなかった。もう会うこともないのか。嫌われた。そんなことが頭の中をぐるぐるまわっている。目の奥が熱くなってナナシさんの姿が歪む。俺は泣いている、のか、はは、情けない。

「いや、違うんですああ泣かないで降谷さん。私は感謝しているんです、私なんかを好いていただけるなんて本当に嬉しいんです。」
Category : コナン

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