Memo

2017/06/01 21:26

間桐の双子主inカルデア
雁夜の双子主がカルデアに召喚されたら話。お試し連載とは違ってギャグ、ひたすらギャグ。

「こんにちは、貴方が私のマスターかな?よろしくね。」

召喚陣から現れた着物姿の女の人が微笑みながら俺に微笑みかける。あ、あ、あああ!!!

「さ、」
「さ?」
「サーヴァントだあああ!!??」
「んん!?」

女の人に駆け寄ってよろしくお願いしますとがっしり握手をして何度もぶんぶん振る。女の人は少し困惑したような顔で私のマスターは元気一杯だね、と苦笑していた。許してくれ、許してくれ、だって久々のサーヴァント、しかもレアである。ここ最近出てくるのは黒鍵、麻婆、ぬいぐるみ、バイク、寺等もうそれはもう目も心も財布も死んでしまうような爆死が続いたんだ。ほんとに、ほんとに、よかった、報われた、消し飛んだ石と予符は報われた...。
俺がいつまでも泣きながら手を離さない状態を見かねたロマンが笑いながら女の人に声をかけた。

「いやぁ、すまない。立香君はずっと召喚してたんだけど出てくるのは礼装ばかりでね...やっとこさ君が来てくれたんだ。それでこんなになって...」
「ふむ、大爆死ですね分かります。しかも鯖確定無しの頃の初期ガチャですか、グロですね。」
「え、」
「...なんでもないよ。」

一瞬女の人の目が仄暗くなって良くわからない事を言っていて聞きなおしたら笑顔でスルーされた。闇が深そうだ。


こんな感じで進む基本的にギャグ人理修復物語。時々メタくなるのは愛嬌。礼装をカード形式で装備するものと見るか、人として連れ添うようにするかまだ決めてないけど、後者ならば雁夜と桜の話を書きたい。ワカメや蟲爺の話もよし。
Category : Fate

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