あつふみばれんたいん。
会話文のみ。






敦「うぇ…ん…ふみさぁん…」←探偵社の事務机に項垂れる敦。




国「………凄く聞きたくないのだが、太宰。
敦はどうした。」


太「ふみちゃんに逆チョコしようと一カ月前から探偵社巻き込んでガトーショコラの練習してたのだけど今日、ふみちゃんに渡そうといつも通り横浜の街を異能を使って徘徊してたらしいんだけどふみちゃんの姿が見当たらなかったんだって。
それで、渡せなくて落ち込んでるみたいだね。」


国「下らん事で異能を使うな!敦!」


敦「ふみさんすきです。」


太「……聞いてないみたいだね。」


国「如何にかならんのか?太宰」


太「えー、めんどくさいぃー
其れにふみちゃんに渡せないなら私が食べてあげようと思ってるしガトーショコラ。」


国「最低だな。」



敦「ふみさぁぁぁぁん」



国「五月蝿いぞ、敦。」



ガチャリ←探偵社の扉が開く音。


鏡「ただいま」


太「あ、おかえり。鏡花ちゃん。何だか嬉しそうだね?」



鏡「ふみとお昼一緒に食べた。楽しかった。」


敦「ふみさん{emj_ip_0793}」


太「あ、復活した。」


敦「ふみさんと会ったの{emj_ip_0793}いつ何処で{emj_ip_0793}なんで{emj_ip_0793}」


鏡「大好きな人にチョコを贈る日だと教えてもらったから、尾崎さんに電話してふみを捕獲してもらい一緒に橘の湯豆腐食べてチョコを渡した」


敦「鏡花ちゃんずるいよ!何で言ってくれなかったの{emj_ip_0793}」


鏡「私は、ふみが好き。貴方もふみが好き。
ライバルだから。
私は敵に塩を贈る事はしない。ライバルは少ない方がいい。」


国「正論だな。」


敦「鏡花ちゃんは、会えて僕は会えない…


駄目だ…鬱だ…死のう」



国「やめろ敦!」


太「敦くん自殺するの?私のおすすめはね…」



国「貴様は喋るな太宰。」


敦「ふぅぅぅぅぅみぃぃぃぃぃさぁぁぁぁぁぁんっ{emj_ip_0792}」


鏡「うるさい…」


太「あれ?鏡花ちゃん。その紙袋なんだい?」



鏡「………ふみが貴方に渡す様にって…」←敦に紙袋を差し出す鏡花。


敦「僕…に?ふみさん…………が?」


鏡「ふみからのチョコ。


“食事に(無理矢理だが)連れて行ってくれるのは、感謝する”って言っていた。」



太「良かったね、敦くん。ふみちゃんからのチョコだよ!







ってあれ?」







国「駄目だ。敦が嬉し過ぎて気絶しているぞ。」


太「嘘{emj_ip_0793}」