増田貴久






突然手越くんから送られてきた、メッセージ

"彼女から10回チューして男のアレが反応したら彼女の勝ちってゲーム

彼女としてみたの、超〜〜やばいから!やってみてよ!!"

……手越くんの彼女大丈夫かな、とんでもないことになってそう…………



わたしもやってみたい{emj_ip_0177}

少し期待を含めた声で、彼を呼ぶ。


「ねえねえ貴久!」

『ん?』


ずっとケータイをいじっていた彼が顔だけこちらに向ける


「…………ゲーム、しない?」


私の言葉で目線もこちらへ


『……ん?なんの?』

「……これ」


手越くんからのメッセージを見せると
急に男の顔になり、ニヤリと口角を上げる。


『…ふーん、やってみる?』


なんて鼻で笑い、持っていたスマホを投げ捨てる

その時見えたのは____



「絶対勝つからね、」




そう告げ1回目のキスを

…ちゅっ

彼に落とした。


『はい、1回目ね』


なんか余裕そうだから


「ムカつく……!」


ドサッ
彼を押し倒して


『……ちょ!おい!』

「私が余裕なくしてあげる……」


ゆっくりと彼に迫って
2回目の口付け。


『……お前が余裕なくなってきてんじゃん』


"ふは"
って馬鹿にしたように笑うから、カチンときちゃって


「……ふん、」


唇に吸い付いて舌を絡めて
厭らしい音を部屋に響かせる。


『…ん、……っは』


彼の手が私の後頭部を掴んで離してくれないから


「……はぁあッ、…ふぁあ……」


どんどん呼吸は荒くなる。




「ったか、ひさぁ……」


名前を呼ぶとパッと手を離してくれて
彼の胸へ倒れ込む


『……うわ、エロい顔…』


って呟く


『さっきから思ってたけど、黒ブラ??』

「……え?…あ、ほんとだ」

『ふふ、


____興奮する』


舌をぺろりと出して
男の顔でそう囁かれたら


「…うぅ、我慢出来なくなりそう……」

『立場逆転してんじゃん(笑)』


"もう、ちゅーしてくんないの?"
目の前でそんな事言われたら……


「もー……早く反応してよ〜…」

『何言ってんだ(笑)』

「…バカぁぁ」


__ちゅっ、……くちゅ…

鳴り響く水音

彼の分厚い胸板

温かい唇


すべてに興奮しちゃって



わずか4回目のキスで
我慢出来なくなってしまった。



『……っんん!?』


自らの手で彼のモノを刺激。


『…んぐ、……ちょ…』


服の上から優しく撫でたり揉んだりすると
少しずつ大きくなり始める彼自身。


「んふ、ちょっと反応してきたねぇ」


意地悪に言うと


『そりゃ、触られたらそーなるだろ…!』


少し焦る彼の唇を


「……たかひさ」


塞ぐと

"っは、ぁ…"
唇の隙間から彼の吐息が漏れ始めて

粘着質な音がまた響いて……


「…ん!!勝った!!!!」


服の上からでも分かるくらい彼のモノが大きくなっていた



『……責任とれよ?』


今度は彼が上になり、
襲われたのは言うまでもない。



______
____




"手越に感謝しなきゃな"



どこかで聞こえた彼の声。





____そういえば、あの時見えた彼のケータイの画面は
手越くんとのトークルームだった。



fin








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