戦闘


それは、あってはならない世界

時間が今、一時的に狂い始めた




『・・・ん、』

目が覚めると、外はあいにくの雨だった
今日は六月の半ばに入った所か
やけに胸騒ぎが朝からするんだが、
はて、何があっただろうと思いながら
私はすでに出ている養父、相澤消太が
何をしているんだろうと思いながら
ご飯を食べて学校に行った

















相澤「今日は個性とはまた別の事をする
と、いうのも俺みたいに個性が使えない時に
近戦闘をする人間もいるだろう。と言うわけで
まずは男女別れて行動」

「はい」


『(嗚呼、なんか緊張してきた・・・)』

ちゃんとした肉体訓練は余りしていない
いや、していたにはしていたんだが・・・

芦戸「都佑ちゃん!手加減しないよー!?」

『わ、私だって!!』

とりあえず緊張をほぐすように攻撃を避けて
成るべく肉弾戦に慣れる
左足が上に上がるのを見て下に潜り込む
綺麗に倒れたが綺麗に倒れただけあって
受け身を取っていたようだ。すぐに立ち上がられる


『(くそっ、まだ筋力が・・・)は?』

芦戸「何々?そんな顔してもダメだよーーって」

相澤「おい岡本!どこに行く!!」

『え!?まって、くそ、皆には見えないのか!?』


歪人間が皆に見えない形・・・透明の状態で地中から上がってきた
それに私は


「ちょちょちょちょちょおおおお!?」

「おおお、岡本さん!?ここは更衣室じゃ」

『黙ってて!!ああ、でもここ校舎・・ううん
でも、ううん、思い切ったら即・行・動・!!』


そう言って上下ほぼ下着状態の戦闘服(中)になる
都佑の服装は通常上下真っ黒の服なのだが
上と中とその下にも薄い服を着ている
今回は中の服だけで行ければ行きたい




『・・・そこかっ!!』

「うおっと!?!?」

いきなり生徒の真下に攻撃をしたのに驚く皆


「へへーばれちゃったー」

お茶子「だ、誰!?」

『貴様・・・まぁこの際聞いておこう。
ねぇねぇ、今授業中なんですけどー妨害しないで?』

「えーそんなこと言ってもさー久しぶりじゃない?」

『ばーか。お前と友達気分であったことは一度もねーわ』

相澤「こいつは何者だ?」

『殺した人は数知れず、力を奪いながら殺戮を繰り返す
極悪非道のクズですよ。しかも気に入った人間は全部
自分のモノにしないとキレるタチ悪い』

「クズだなんてーもうやーだー!ころすー*」

そういいながら一気にこぶしを振って五メートル程の
大きな穴をぶちあける敵に蛙吹は「バカ力ね・・」と呟いた

『もー、私いきなりまっぱになりたくなーいー!!』

「はやくなってよー*ねぇヤろ?ヤっちゃお*」

『誰が変な方向にもってイカスか馬鹿たれぇ!!』

「え、脱ぐ・・・岡本の、身体が・・・・」

それに女子と相澤が一気に峰田の身体をぼこった
八百万がどうして裸に!?と言う


『私のねー力がねー?全力で発揮するにはねー?
全裸にねーならないとねーいけないのー』

「しかもぉー私ってー超強いからー?
ディアナちゃんのー裸とーランデブーしないとー
戦うことがーできないのぉー*」


うぜぇ・・・うぜぇ奴と絡んでるな

そうそこにいた人間は思った


『相澤先生!皆を早く!!』

相澤「分かった!お前ら非難するぞ!!」

「ああ、ちょっと・・誰か1人殺させて、」

よ、と言う前に私はすぐに奴の前に現れて
切り裂こうとした蛙吹の前に出て庇う


『嗚呼アアアアアアアアアアアア!!!!!』

「あら*久しぶりの血液ー*」

梅雨「都佑ちゃん!!!」

『ぐううっ・・・・ぐるるるるる』

「そうそう、その眼と血*個々の人間は私一人で
すぐに殺せることが分かっているからー早く全力
だしてきなよー」

『・・・見たら殺す』

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