源暎ラテン
■源暎ラテゴ
あわれ、北のいずこに、南のいずこに、ひがし西のいずこに
しろき花の手と白鳥の胸毛のむね持てる彼女はすむや
もし彼女西にあらば、もし彼女ひがしにあらば、あるいは北か南にあらば
剣は跳び、馬は躍るべし、われその甘き口の人に到るために
彼女は山の上の牝鹿のごとき大なる目を持つ、彼女はあたたかく優し
ああ、甘き口のひとよ、我に来よ、かがみて我にくちつけせよ、甘き口のひと
彼女の名は「しろき手」と名づけられ、うつくしき王侯たちをすべ治む
しろき手は波をくぐる白鳥のごとく黒き波たつ髪の中にうごく
しろき手はわが胸を抱え、しろき手はわが息をあおぎ立たしむ
しろき手よ我よりわが心を取りさりて、われに与えよ、生か死を
しろき手は聖歌よりもなお美しき歌をつくる、しろき手はわかくなつかし
ああわれに剣を与えよ、あまき口のひと、われに脚とき馬をあたえよ
狂おしくなつかしき眼、うれしく狂おしき眼、ああ口よ、そのなつかしさ
我に来よ、あまき口のひと、われにかがみて、くちつけせよ
あわれ、北のいずこに、南のいずこに、ひがし西のいずこに
しろき花の手と白鳥の胸毛のむね持てる彼女はすむや
もし彼女西にあらば、もし彼女ひがしにあらば、あるいは北か南にあらば
剣は跳び、馬は躍るべし、われその甘き口の人に到るために
彼女は山の上の牝鹿のごとき大なる目を持つ、彼女はあたたかく優し
ああ、甘き口のひとよ、我に来よ、かがみて我にくちつけせよ、甘き口のひと
彼女の名は「しろき手」と名づけられ、うつくしき王侯たちをすべ治む
しろき手は波をくぐる白鳥のごとく黒き波たつ髪の中にうごく
しろき手はわが胸を抱え、しろき手はわが息をあおぎ立たしむ
しろき手よ我よりわが心を取りさりて、われに与えよ、生か死を
しろき手は聖歌よりもなお美しき歌をつくる、しろき手はわかくなつかし
ああわれに剣を与えよ、あまき口のひと、われに脚とき馬をあたえよ
狂おしくなつかしき眼、うれしく狂おしき眼、ああ口よ、そのなつかしさ
我に来よ、あまき口のひと、われにかがみて、くちつけせよ
■源暎ラテミン
あわれ、北のいずこに、南のいずこに、ひがし西のいずこに
しろき花の手と白鳥の胸毛のむね持てる彼女はすむや
もし彼女西にあらば、もし彼女ひがしにあらば、あるいは北か南にあらば
剣は跳び、馬は躍るべし、われその甘き口の人に到るために
彼女は山の上の牝鹿のごとき大なる目を持つ、彼女はあたたかく優し
ああ、甘き口のひとよ、我に来よ、かがみて我にくちつけせよ、甘き口のひと
彼女の名は「しろき手」と名づけられ、うつくしき王侯たちをすべ治む
しろき手は波をくぐる白鳥のごとく黒き波たつ髪の中にうごく
しろき手はわが胸を抱え、しろき手はわが息をあおぎ立たしむ
しろき手よ我よりわが心を取りさりて、われに与えよ、生か死を
しろき手は聖歌よりもなお美しき歌をつくる、しろき手はわかくなつかし
ああわれに剣を与えよ、あまき口のひと、われに脚とき馬をあたえよ
狂おしくなつかしき眼、うれしく狂おしき眼、ああ口よ、そのなつかしさ
我に来よ、あまき口のひと、われにかがみて、くちつけせよ
あわれ、北のいずこに、南のいずこに、ひがし西のいずこに
しろき花の手と白鳥の胸毛のむね持てる彼女はすむや
もし彼女西にあらば、もし彼女ひがしにあらば、あるいは北か南にあらば
剣は跳び、馬は躍るべし、われその甘き口の人に到るために
彼女は山の上の牝鹿のごとき大なる目を持つ、彼女はあたたかく優し
ああ、甘き口のひとよ、我に来よ、かがみて我にくちつけせよ、甘き口のひと
彼女の名は「しろき手」と名づけられ、うつくしき王侯たちをすべ治む
しろき手は波をくぐる白鳥のごとく黒き波たつ髪の中にうごく
しろき手はわが胸を抱え、しろき手はわが息をあおぎ立たしむ
しろき手よ我よりわが心を取りさりて、われに与えよ、生か死を
しろき手は聖歌よりもなお美しき歌をつくる、しろき手はわかくなつかし
ああわれに剣を与えよ、あまき口のひと、われに脚とき馬をあたえよ
狂おしくなつかしき眼、うれしく狂おしき眼、ああ口よ、そのなつかしさ
我に来よ、あまき口のひと、われにかがみて、くちつけせよ
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