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「あわわっっ!」
「あら…」
「大丈夫ですか?#name1#さん!」
「お姉さん、ごめんなさい」
「ううん、大丈夫大丈夫。気にしないで」
ありがとう梓さん
ごめんなさい、梓姉ちゃん…
「あちゃー、どうしましょうね、これ」
「大丈夫、大丈夫」
「でもお姉さん、川品の人なんでしょ?おうち帰るまでベタベタになっちゃうよ」
「…よくわかったね?」
「簡単だよ、だって定期券にそう書いてあるもん。川品から霞ヶ関までってことは、警察の人なの?」
「違うよ」
「じゃあなんで?」
「んー、趣味、かな?」
「趣味?」
「面白いところ、今度連れて行ってあげようか」
「#name1#さんそのお誘いはちょっと不審ですよ。よかったら、僕がご自宅までお送りしましょうか」
「あ、いえ、そんなお手間は」
「すみません、今マスターから内線もらったんですけど…!」
「あの、私毛利蘭と申します。コナンくんが失礼しました。うち、ポアロの上なんでよかったらシャワー浴びて行ってください。着替えもお渡ししますので」


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