大人しく席に着くと隣から、楽しそうな声が私に降りかかった。


「ねぇ、お姉さん 年上って言ってたけど何歳なの?」

『歳は、19』

「年上なのに、何でココに入れたわけ?」

『さあ、それは烏間に聞いて。烏間がなんとかしてくれたから』

「ふーん。ねぇ、お姉さんさぁ……強いの?」

『……君達よりかは、強いかもね』


その瞬間、へぇ〜と、怪しく笑ったカルマを見て、嫌な予感がしたが、きっと気のせいだと思うことにした。注意を削ぎたくて殺せんせーを見つめ、言い放つ。


『殺せんせー、次はちゃんと当てますね』

「その次、が、あるといいですねぇ…。もう油断はしませんよ?にゅるふふふ」


お、う顔…色、変わったんだけど、そんなことも出来るんだあの先生……。完全にナメられてるなあ。ま、当たり前か。


『ええ、楽しみにしておいてください』


ニコリと笑ってみせた。
隣からの、痛いほどの視線は気にしない気にしない。


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