site name
×××ランニング*ハイテンション(pdl / 巻島)
「巻島先輩!私はあなたが好きです!先日あなたに一目惚れをしました!お付き合い願えませんか!」「…いや…無理ショ…」
「た、例え今はその答えだとしても、私は絶対に諦めません…!必ずあなたとお付き合いしてみせます!」
覚悟しておいてくださいね。
そう言ってどこぞの山神のように指をさし去っていったのは最近小野田から聞いた転校生。
転校早々噂になっていたらしく、あまり人には興味はなかった俺に小野田は嬉々として転校生について詳しく話してくれたのを思い出す。
小中と女学校で育った彼女はなんともまあ、漫画に出てくるような王子様(一部ではナイト様と呼ばれてるとかなんとか)のような出で立ちで、初日から女子が速攻に落ちていったらしい。まるで漫画の世界のようだったと小野田は言っていた。
そんな彼女に今しがた、急に愛の告白を受けてしまった。
めちゃくちゃ周囲の目が痛い。
あの初日から伝説を作った彼女だ、こんな人通りのある廊下でのアレは流石にファンから反感買うやつっショ…。
「巻島にも春が来たか〜?」
「いやいやいや田所っち、俺には来てないショ。向こうに春が来たっショ…」
「なぁんかよー、お前って変なやつに好かれるんだな」
「面白がってる顔してるショ」
「箱学の東堂が見たらどんな反応するか楽しみだぜ」
色んな意味で明日から俺は生きて行けるのか不安になるショ。
ポケットの中で鳴る携帯にハッとし開くと送信者は小野田。
山に一緒に行こうとの誘いだろうかと思って携帯を開いてすぐ閉じた。
もう一度開いて見ても何も変わらないが再び開くとそこには、さっきの転校生の連絡先が添付されていた。
『巻島さん親衛隊が出来ました!』
嬉しそうな小野田のメッセージに顔が綻ぶが、不安で胸はいっぱいになったのは確かだった。
ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ー
*地元は田舎(未定)
*父、母、兄、自分の四人家族
*男の子みたいな見た目だけど本当はめちゃんこ女の子
小学生、中学生と田舎の女学校に通っていた
親の転勤で千葉へ。
小野田ちゃんと同じクラスで席が隣。
必然的に小野田ちゃんがお世話係になる。
話の流れで部活の話になり、チャリ部の存在を知る。
「え、自転車は交通手段のものじゃないの?」状態。
ずっと女学校だったから家族以外の男の人への対応が正直わからない。
けど、巻島に一目惚れして毎日アタックする事になる。
恋は盲目とはこのことか。
趣味は兄からのお下がりカメラ。(巻島の写真ばっかり撮ってる)
部活はせずに巻島くんに貢ぐためアルバイトに励む。
(2018/08/01/BACK)