「金城くんの手品見たよ!凄いね!弟子にしてください!」
「悪いが弟子はとっていない。」
***
「ねえねえお願い、私を弟子にして!」
「悪いが弟子はとっていない。」
***
「パシリでもいいから弟子にして!」
「悪いが弟子はとっていない。」
***
「金城くん私を「好きにするといいさ。」やったー!」
ただただ手品が好きな普通の女の子として生まれて来た私はある日、金城くんという師匠を獲得する事に成功した。
何故金城くんかと聞かれれば答えは簡単、手品が上手いから。自転車も乗れて頭も良くて顔も良くて声も良くて手品も上手いとかなんなの神様もびっくりするくらい才能与えすぎじゃない?って思う。
そんな彼はやはり大学でも女の子にはモテモテで何も考えずに金城くんとお近付きになってしまって正直焦っている。今もこうして私は金城くんのファンに囲まれている。
「ねえ本当お願い、金城くんの好きなタイプ聞いてきてよー!」
「聞ける雰囲気じゃないんだけど!」
「あんたならイケるー!本当お願い!あんただけが頼みの綱なのー!」
自分たちの恋路を邪魔する異物として認識はされず、逆に私と仲良くなって金城くんとそのまま仲良くなるパターンを狙う可愛く優しいハイエナの女の子たち。
「てかもしかしてあんたも金城くん狙いとか…!?」
「え?やだなぁ、金城くんはずっと私の師匠だよ。」
ある程度長く一緒にいて惹かれないわけがないだろう。
少しだけ絡んだアナタがそうなんだから耐性のある私でも流石に長いこと金城くんの魅力に浸れば呆気ないんだ。
これが、最初で最後の金城くんへのうそ。
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洋南金城お相手
手品の弟子入りを志願{emj_ip_0145}
からの恋愛に発展するが、叶わない。
バッドエンド。
荒北くんとは入試の時に仲良くなった。
(ペンケースを忘れてしまったのを助けてくれた)