転生したら東京卍リベンジャーズの世界だった

「いらっしゃいませ。何名様でしょうか?」
「さーん」
「かしこまりました。お席にご案内いたします」


ーーは?あまりの衝撃にこれでもかというほど目を見開く。いや待ってウソでしょ?そんなことあるわけがな…


「蘭ちゃーん!りんちゃーん!待ってよぉ」


マジでぇぇぇぇぇ!?!?いやどう見てもこの神ビジュアル、あの“東京卍リベンジャーズ”の灰谷兄妹じゃぁぁぁぁぁぁん!!!!一瞬クオリティ高めのコスプレイヤーかと思ったけど、この世界には東リベの漫画は存在していない。だとしたらやっぱりこの人達は…


「置いてくぞーって何度も言ってんのに寄り道ばっかする蓮華が悪い」
「だって〜」
「仕方ねーよ竜胆、こいつ2歳児だから」
「お?蘭ちゃん喧嘩売ってる?」
「売ってなあい」
「じゃあ許すう」
「なんだコイツら」


本物の灰谷兄妹ってこと…!?!?(鼻血)
いやでも話し方やら声やら何もかもがアニメと全く同じだし本物じゃなきゃ説明がつかない…だとしたら私が生まれ変わった世界は、あの前世で大人気だった“東京卍リベンジャーズ”の漫画の中の世界ってこと??こんな夢のような出来事ってあるの???そもそもこれって現実だよね????…頬をつねったらめちゃくちゃ痛かった。うん、ここは間違いなく現実のようです。


「ご注文はお決まりですか?」
「アイスコーヒー2つ。蓮華は?」
「このパンケーキと〜メロンソーダ♡」
「かしこまりました」
「ガーキッ♡」
「蘭ちゃんうるさーい」


ーーは?しかも灰谷兄妹が案内された席、私のすぐ隣の席じゃん?ウソでしょ?
そもそも何故私がこんなにも彼らに興奮しているのかと言うと、前世で私は生粋のアニオタだったのだ。その中でも特に東リベにドハマりして最推しは勿論灰谷兄妹!!(どーん)そりゃあ興奮しない方がおかしいでしょ!?私にとったら彼らは芸能人のような手の届かない憧れの存在なのだ。


唐突だが、私は物心ついた頃から前世の記憶がある。前世の私は平凡ながらも幸せな日々を過ごしていた。両親は優しいしそんなにイケメンじゃないけど大事にしてくれる彼氏もいたしなんでも話し合える親友だっていた。親友と大好きなアニメについて語り合ったりアニメイトで推しのグッズを大量買いしたりそんな幸せな日々がずっと続くとそう信じていたのに、私はあっさりと死んでしまったのだ。信号無視のトラックに跳ねられて…きっと多分、即死だったと思う。享年、18歳。怒りとか悲しみとかそんな未練を残す間もなく私はあっさりとこの世から去ったのだ。

そして私は生まれ変わった。今現在、高校一年生。ピチピチのJK。それなりにかわいく産まれてそれなりにモテてきて今だってバスケ部のエースの彼氏がいる、自分で言うのもなんだけどカースト上位の勝ち組JKだと思う。
そして今日は彼氏と学校終わりにファミレスに寄って宿題をしていた。そんな時に現れたのだ、あのカリスマ美男美女兄妹が。いや灰谷兄妹って六本木仕切ってるんだよね?ここバリバリ新宿だけど新宿にもいらっしゃるのですね!(キラキラ)つか今六本木仕切ってるカリスマ兄妹軸?それとも天竺軸?わっかんねええ!わかんねえけどとにかくこの兄妹\\\顔面良///
今まで自分のことまあまあ美人な方だとは思っていたけど、蓮ちゃん見たら普通に自信なくすわ…。めちゃくちゃかわいい。マジでかわいい。文句なしにかわいい。黙ってたらお人形さんみたい。しかもおっぱいも大きい。(ココ重要)は?女が欲しいもの全て揃ってるじゃん羨ましいスキ!!!!!


「昨日久々に学校行ったじゃん?そしたら下駄箱にめっちゃラブレター入っててさあ」
「は?ウケる」
「昭和かよww」
「やっぱレンモテるんだなって」
「オマエ顔だけはかわいいもんな。顔だけは」
「中身はともかく顔だけ見ればただの天使だもんな」
「そんな褒めないでよぉ」
「褒めてはいないかなあ」
「いやそこは久々に学校行ったんだから褒めてよ」
「ハイハイ蓮華はお利口さんでちゅね〜♡」
「蘭ちゃんむかつくー。りんちゃーん」
「あ?…んっ」
「んんッ♡」


ぎゃあああああああああ竜蓮〜!!!!!!!!!!(鼻血)まじか!!まじなんか!!!!!!!!!公式だとしょっちゅうハグしてたし明らかに距離感バグってたけどやっぱりこの兄妹キス済!!!だったのですね!!!!!!!!!!!いや支部だと当たり前にチューしてたしセックスまでしてたけど…っ!!まさか実際にこの目で竜蓮の生チューを拝めるなんて…いやもう死んでもいい…デス


「お…お待たせ致しました」


モブ店員顔真っ赤やんけ羨ましぃぃぃぃぃぃ
私も目の前で竜蓮の生ちゅー拝みたいぃぃぃぃぃぃ


「隣の席の客、兄妹?顔そっくりだよな…でもキスしてるし…色々ヤバくね?つか顔面偏差値やべえ。めちゃくちゃ美男美女じゃん。…なあ聞いてる?」


興奮しすぎてボソボソと顔を寄せて話しかけてくる彼氏の声が全く頭に入ってこない。ていうかいつまでりんちゃんと蓮ちゃんチューしてるの…?店員さんきてるよ?え、これ舌絡めてるよね?蘭ちゃんはなんで普通にアイスコーヒー飲めるの?日常風景なの?は?死ぬ


「オマエらさあ、兄ちゃん放置していつまでイチャついてんの?蘭ちゃん寂し〜」
「んッ♡…蘭ちゃん拗ねないでよぉ…レンのメロンソーダ一口あげるから♡」
「ん〜口移しなら許す」
「仕方ないなあ」


!?そう言ってメロンソーダを口に含んだ蓮ちゃんが向かい側に座る蘭ちゃんにキスをする。そしてゴクリとソレを飲み込む蘭ちゃん。


「はあっ…♡ごちそうさま♡」


推しぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!
私の推しカプぅぅぅぅぅぅぅう
蘭蓮の口移しチュー見れるとかなんなの死ぬマジで死ぬクソエロいクソお似合いやべえ鼻血がとまんねぇぇぇ…
目の前を見たら彼氏も鼻血出してた。は?

そうなんです、私の推しカプは蘭ちゃん×蓮華の蘭蓮なのです。あ、誤解しないでね?勿論、蘭竜も竜蓮も愛してるけど…一番は蘭蓮なの!!!!!!!これは絶対に譲れない。まず見た目的にも色っぽい美人同士でお似合いだし(りんりんは天使)、普段はわがまま放題で自分が一番!!な蓮ちゃんが蘭ちゃんには従順なのがクソかわいいし蘭ちゃんも蓮ちゃんのこと溺愛しててお姫様扱いしてるし、この二人のちょっと歪んだ愛がたまらなく萌えるの。そんな甘え上手でちょー自由人な蘭蓮の世話を焼くママなりんちゃんの関係性がマジで好き!!!ド性癖。
前世は支部でこのカップリングのR18を夜な夜な読み漁ってたわ…懐かしい…。そういえば今思い出したけど親友の推しカプは蘭竜と竜蓮だった。もし今この場にいたら間違いなく失神していただろうな…。ああ、今頃あの子なにしてるんだろう、元気でやってるかな。ちなみに私は間違いなく人生で一番幸せな時を過ごしています。



「この後どーする?」
「カラオケ行く?久々にオールしちゃう?」
「久々にラブホ行くに一票」
「ええ」
「は?嫌なの?蘭ちゃん泣く」
「朝までヤったじゃん」
「それはそれ、これはこれだろ」
「意味わかんなーい。今はカラオケの気分だからイヤ」
「じゃあ多数決な。竜胆は?」
「ラブホに一票」
「りんどぉ♡愛してる♡」
「マジ最悪」
「とか言ってどうせアンアン喘ぎまくってトぶくせに」
「きもちぃことが大好きだもんなあ?淫乱蓮ちゃんは♡」
「ちょっとセクハラやめてくださーーい」


無事死にました。(彼氏もwwww)











おまけ(モブ店員の会話)


「あの席やばい。めちゃくちゃ美形な男の子二人と美少女がキスしまくってるんだけど」
「は?どっちと」
「どっちも。チラチラ見てたけど美少女二人とキスしてた。しかもディープ」
「はあ?いやそれどういう状況よwww」
「こっちが聞きたいわ」
「ちょっ、顔見たい…うわまじで全員めちゃくちゃ美形じゃん。顔面偏差値どうなってんの」
「モデル仲間とか?三人とも顔ちっさ」
「つか兄妹じゃない?みんな顔そっくり」
「いや流石に兄妹でディープキスはしないでしょw」
「こんだけ美男美女の兄妹ならもしかしたらありえるかもよ?」
「えー近親相姦?」
「YES」
「ないでしょwwww」
「てかまじで男の子達美形すぎるし女の子ちょーかわいい〜」
「あっまたキスした。今度は三つ編みの子と」
「クソッ、動画で撮りてえ」
「やめてww犯罪だからwww」