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「意味わかんないでしょ。江口さんと喧嘩するたび俺にやつ当たんないで」
「喧嘩してないし喧嘩した翌日はだいたい梅原くんと一緒なんです」
「喧嘩してんじゃん」
察してよ!と言いながらテンポよく球を打っていく久保を後ろのベンチで見守る
収録終わりに駆け込んだ、夜のバッティングセンター。
久保はそこそこ運動ができるのか、スカッとしたヒットを連発している。俺は飽きた。
「壮馬くん、もう家だからだるいって」
「信じられない」
「何時だと思ってんの」
「そんなこといいながら梅原くんは付き合ってくれるもんね」
「自惚れないで」
本当に都合のいい解釈をしすぎだとおもう
念のため、というか俺が誤解をされたくないという保身で江口さんとのトーク画面を探す。
西山宏太朗から「江口さんがめんどくさい」というメッセージがきていてあいつも災難だな、とおもう。そのままカメラを起動させて、無言でバッターボックスに立ち、バットを振り回している久保の後ろ姿を写真に撮って送りつける。
「絵になるな」
「え、なんかいった?」
「牛丼食いたい」
「ワガママかよ」
「そのまま返すわ」