戦士の敗北


戦士の勝敗の続き。完堕ちしたカカロット。
前回とは違い、喘ぎ声が普通というか、いつも私が書いてるような感じのエロです


*   *   *


ベジータがカカロットの元へ訪れなくなってから一週間ほど経っていた。ベジータは価値の高い星へ大規模な遠征をしており、暫く留守にしている。
カカロットは二度と会いたくないと思ったはずのベジータの帰りを首を長くして待っていた。火照る体を持て余し、自分だけではどうすることもできなくなっていた。



    *   *   *


追われる毎日を過ごしていたカカロットは、ここ数日、平穏な暮らしを楽しんでいた。ベジータが遠征に出掛け、暫く星を空けている。カカロットは毎日好きなだけ修行し、家族とたくさんの時間を過ごした。当たり前の生活が送れることに感謝し、日々を充実させていた。
しかし、ベジータがいなくなって三日も経つ頃、カカロットの体に異変が起きていた。頭がぼうっとしたり、体が熱かったり、むず痒い気持ちになった。それは日を追うごとに強くなり、カカロットはそわそわと落ち着かなくなった。ベジータに犯される中で、気付かない内に何かされたんじゃないか、そんな疑いを持ち始めた。
だが六日目の朝、己の下着が濡れていることに気付き、カカロットはその異変の意味を理解した。何年ぶりかの夢精をしてしまうほど、カカロットの体に精液が溜まっていたのだ。
カカロットは自慰行為に積極的ではなかったが、一般的な程度にはするようにしていた。放置して、こうして下着を汚してしまってはたまらないからだ。しかしベジータに犯されるようになってから、自分でするのは随分ご無沙汰だった。
カカロットは修行の最中、こっそりと抜け出すと、ベジータから逃げている間に見つけた洞穴へ訪れた。夢精してもむず痒い気持ちが収まらず、きちんと自慰行為をした方がいいと思ったからだ。
カカロットは洞穴に入ると、作業的にペニスを扱き始めた。カカロットはいつもそうで、自慰のオカズになるようなものも用意しなかった。雑な扱き方であったが、カカロットのペニスはむくむくと大きくなった。二十年程経つ人生の中で、それは見慣れた光景だったはずだが、カカロットは少し懐かしい気分になった。ベジータとのセックスの中で射精することが多くなったカカロットは、ペニスを扱いて射精することがめっきり少なくなっていた。サイヤ人の出来損ないと罵られ、カカロットは雄としての役割を捨てる様な日々だった。アナルセックスでの射精は、ベジータに掘られている間にいつの間にかしてしまうことが多く、こうしてペニスだけの刺激で射精することにカカロットは新鮮味さえ感じていた。
そんなことを考えながら、カカロットは呆気なく射精した。吐き出された精液は濃く、粘ついていた。はあ、と大きく息を吐いて、カカロットは呼吸を落ち着けていく。興奮が治まったらすぐに修行に戻ろう。そう思って、カカロットは暫くそこでぼうっとしていた。
休憩して五分程経つと、いつもなら頭がすっきりとするのだが、カカロットのもやもやとした気持ちは晴れなかった。射精して、ペニスはくったりとしていたが、体の熱がまだ残っている感じがする。足りないのかと思い、もう一度ペニスを擦ってみたが、体の違和感は消えなかった。
カカロットは嫌な予感がした。確かめる様な気持ちで、おそるおそる己の股の奥に指を伸ばす。指先で触るようにアナルに触れただけで、体の疼きが強く反応した。
カカロットは己の指をしゃぶり、唾液をたっぷりとつけると、確かめるだけだったはずのアナルに、ずぷりと指を突っ込んだ。体にびりびりとした快感が走り、以降はずぽずぽと激しく出し入れした。アナルへの抽挿が気持ち良く、カカロットは指の動きが止まらなかった。一本だけでは足りず、二本、三本と入るだけ指を入れた。挿入した分だけ圧迫感は強くなり、ベジータとのアナルセックスに近い感覚になったが、その分動かしにくくなった。カカロットはあの手この手で己のアナルを穿り、疼きのまま直腸を犯した。ぐいぐいと荒っぽく出し入れしている内に、カカロットは射精していた。
ぜえぜえと肩で息をし、カカロットはペニスでの射精よりも疲労していた。それでも満足度は高く、体の疼きが少しだけ治ったような気がした。
カカロットは己の尻にいれていた、ぐちゃぐちゃになった指を見つめながら、後悔や罪悪感を抱いていた。ベジータの言う通り、下級戦士はサイヤ人の雄ではないのだろうか。カカロットはベジータに罵られた言葉の数々を思い出し、頭が少し痛くなった。


   *   *   *


ベジータが惑星を離れてから二週間ほど経った。ようやく遠征部隊が帰還し、その高い成果に街中が湧いていた。
カカロットはその夜、家を抜け出し、ベジータのいる城へ向かった。一度だけ入ったことのあるベジータの部屋を目指し、音もなく近付いて行く。
王家のいる城は小高い丘の上に建ち、ベジータの部屋にはバルコニーがついていた。衛兵に気付かれないように忍び込むと、カカロットはベジータの部屋の窓をコンコンとノックする。
閉め切られたカーテンをそっと開け、ベジータが顔を出した。カカロットが来ることを分かっていたかのように、ベジータは驚くこともなく部屋に招き入れた。
カカロットは大胆な行動をとっておきながら、ベジータを前にもじもじとして、何も言えなかった。なぜ自分がここにいるのか、何しに来たのか、何をして欲しいのか、それを説明しなくてはいけなかった。
だがそれを説明してしまったら、カカロットはもう二度と、ベジータに無理やり犯されたからだと言い訳ができなくなる。己に流れる下級戦士の細胞に立ち向かい、努力してきた行為が全て無駄になってしまう。
覚悟を決め、ここに来たはずなのに、カカロットは怖気づいていた。もう少し我慢できるんじゃないか、そんな迷いが頭に浮かぶ。

「臭いな」

ベジータの凄みのある声が沈黙を裂く。俯いていたカカロットが驚いて顔を上げた。

「カカロット、きさまのことだ。俺がいない間、毎日していのか? サイヤ人の男にはない、雌の匂いがしやがる」

ベジータは吐き捨てるようにいう。しかしにやり、と含みのある笑みを浮かべた。
カカロットの胸はざわついた。寒気が走るようにゾクゾクと背中が粟立った後、体の芯がジワリと熱を持った。
カカロットは小さく頷いた。恥ずかしさと期待で顔は真っ赤になっていた。
ベジータは手招きし、二人はキングサイズのベッドへ移動する。カカロットは衣服を脱ぎ捨て、裸になった。何も隠すものはないというと意思表示と、早くセックスがしたいという下卑た願望の表れだった。
したいのなら勝手にしろ。ベジータは息を荒くするカカロットにいう。捧げる様に体が投げ出されると、カカロットはベジータのボディースーツに手をかけた。ペニスが見える分だけ下ろすと、まだ立ち上がっていないベジータのペニスに舌を這わせる。石鹸の匂いがする清潔なペニスに、カカロットのいやらしい唾液が絡んでいく。
カカロットは舌で形を確かめるように舐めた後、ぱくりと口にふくみ、顔を前後に動かした。根元まで咥え、亀頭が抜け落ちそうなくらい思い切り吸い上げる。カカロットは頬を窄め、鼻の下を伸ばしながら強く吸いこんだ。ずぞおお、ずぞおおおっと下品なバキューム音が部屋に響き、ベジータが苦笑する。
カカロットは苦笑いするベジータのことなんか気付かずに、夢中になってペニスを咥えた。じゅぽじゅぽとしゃぶる口の中で、ベジータのペニスがドクドクと脈打つ。ビクビクと震えるたびに大きくなって、子育てをしている気分になった。可愛らしいペニスが、血管を浮かせて脈動する。みるみる成長していくペニスが愛しくて、はふはふと息を乱した。
ペニスを咥えて離さないその姿は、カカロットがはっきりと口にしなくても、その意思を表していた。あれほど反発していたベジータが欲しくて、カカロットは下級戦士の自分を受け入れた。ベジータに与えられた快感に抗えず、カカロットが敗北を認めた姿だった。
カカロットの愛撫によって、ベジータのペニスはすっかり大きくなり、カカロットの見慣れたサイズになった。ベジータのペニスからは先走りが流れ出し、石鹸の匂いはすっかり消えていた。カカロットのいやらしい唾液と、カウパー液の雄の匂いが混じり、むんとした熱気が漂う。カカロットは大きくなったペニスもべろべろと舐め回し、ベジータを味わった。どんどん強くなる雄の匂いにあてられて、カカロットの股間もビンビンに勃ち上がる。
ベジータのパンパンに膨らんだ陰嚢を揉みながら、カカロットはもどかしい気持ちになった。早くこの溜まった種を注いで欲しくて、カカロットは強請るように撫でまわす。
カカロットは陰嚢を刺激しながら、亀頭を口に含み、舌で転がした。まずは口からでもいいからベジータの精子が欲しかった。カカロットは尿道を刺激して、早く射精して欲しいとベジータの陰茎に詰め寄った。
ベジータはカカロットの性急な愛撫に溜息を吐いた。鼻息を荒くし、美味しそうにチンポをしゃぶる下級戦士がはしたなく、おぞましかった。やはり下級戦士はサイヤ人の出来損ないだと、ベジータはあらためて確信する。その下級戦士の憐れな姿は、ベジータに健気ささえ感じさせていた。

「口でいいのか?」

ちゅぱちゅぱと亀頭に吸い付くカカロットが止まった。口に咥えたまま、ちらりと視線を上げる。
欲しいところがあるんだろう。ベジータは己のペニスに夢中になるカカロットに説いた。
カカロットはちゅぽ、と口からペニスを吐き出し、首を大きく縦に振った。
カカロットはベジータの体に跨ると、ベジータのペニスをめがけて己の尻の穴をゆっくり下ろしていった。カカロットの大きく開かれた股の間は、ベジータからもとてもよく見える。ぱくぱくと伸縮するカカロットのとろけたアナルが、カカロットのペニスをずぷりと飲み込んでいく。とろけた肛門のふちは捲り上がり、それは分厚い唇に似ていた。肛門のふちは濃いピンク色に発色し、まるで唇が塗られたようだった。カカロットの体はまた一つ雄に媚びる様に変形し、ベジータは呆れる様に笑った。カカロットは自分の変化に自覚がなく、ただ挿入されるペニスの気持ち良さに口を半開きにしていた。
ベジータのペニスを全てのみ込んだ後、カカロットは暫く動かなかった。カカロットのアナルはベジータのペニスを堪能するように激しくうねる。いつもとは違った角度での挿入は、カカロットが味わったことのないほど奥を突いていた。カカロットはベジータのペニスに感動し、己を犯してくれることに感謝していた。
久しぶりのペニスが気持ち良く、カカロットは挿入されただけでイってしまっていた。全身を巡る快楽は射精という形で吐き出される。カカロットのペニスからぴゅうぴゅうと勢いよく精液が飛び出して、ベジータの腹を汚していく。自分では届かなかった直腸の奥を突かれて、カカロットは心底嬉しかった。久しぶりのアナルセックスの感覚に酔いしれ、カカロットは大股を広げたまま意識が飛んでいた。

「お゛お゛ッ」

グンッ、とベジータが一度だけ腰を突き上げる。トんでいたカカロットが目を覚ました。夜はまだ始まったばかりで、こんなことでバテている場合ではない。
意識を取り戻したカカロットは、尻餅をついたように沈み込んでいた腰をゆっくりと持ち上げる。カカロットのアナルからずるずると抜けていくベジータのペニスは、白濁の液体で汚れていた。カカロットの体内から分泌された液体が大量にまとわりつき、ベジータの陰茎を淫らに彩った。
カカロットは引き上げた腰をゆっくり下ろし、ベジータのペニスが再び奥まで挿入される。カカロットはだんだんと上下するスピードを上げ、尻で杭を打つようにペニスに食らいついた。カカロットとベジータの肌がぶつかり、パンパンと弾ける音がする。カカロットのアナルはいやらしい液体を溢れさせ、じゅぷじゅぷと下品な音を立てていた。
身を起こしていたカカロットの体勢がだんだんと前傾していく。ベジータに体を重ねて体重を掛けることで、腰を動かしやすくしていた。カカロットは欲望に従い、もっと早く、さらに奥を求めた。なかなかベジータのような動きができず、カカロットが求めるほど激しいピストン運動にはならなかった。しかし必死で腰を上下させ、カカロットは乱暴なほどにペニスを咥えこんだ。
カカロットの鍛えられた足は体を支え、筋肉の筋を立てながら踏ん張っている。強くなるために鍛えた筈の体は、己の性感帯を突く為の役に立っていた。ベジータの体の上で上下する肉付きの良い尻は健康的で、肌にハリもあった。アスリートのような肉体も、淫らな行為を際立たせる淫猥なものに成り下がる。
カカロットは腰を動かしながら、己の胸をベジータの胸に押し付けていた。尖った乳首をぐいぐいと擦りつけ、うっとりとした顔をする。それは無意識のことだった。
ベジータとのセックスの中で、カカロットの乳首は性感帯の一つになっていた。柔らかい筋肉の上に、小さなぽっちが硬く主張する。ぷくりと尖るそれを擦ると、カカロットは反射的にアナルをきゅうっと締め付ける。乳首で感じる刺激が下半身に連動し、乳首を擦りつけるたびにアナルが反応した。上下の刺激が同時に起こると、カカロットは気持ち良さのあまりに激しく身震いした。
ベジータは極楽気分のカカロットを叱りつけた。カカロットはベジータの体を使い、まるで乳首の自慰行為に耽るようだった。
気持ち良くなりたいなら、自分で何とかしろ。ベジータはそう言って、胸を擦りつけるカカロットを引き剥がす。
力が抜け、ぐにゃぐにゃになった体をなんとか起こすと、カカロットは恥じらいもなく両の乳首を指で摘まんだ。ベジータの体を使い、既に十分刺激されていた乳首は赤く腫れあがっていたが、カカロットは構わず弄り続けた。親指と人差し指で摘まんだ乳首を、擦ったり引っ張ったりして楽しむ。下半身は蟹股のまま上下運動し、ベジータのペニスが出たり入ったりを繰り返す。それは修行でしていたスクワットに似ていて、カカロットには慣れた動きだった。何万回と繰り返したトレーニングが、こうしてまたセックスの役に立つ。
カカロットのペニスは、涎のような精液をとぷとぷと垂れ流していた。少量の精液を出し続け、何回射精したか数えきれない。カカロットはへろへろになりながら、尻の穴で感じる快感に闇つきになっていた。終わりのない快感と、並外れたサイヤ人の体力は、カカロットを快感の虜にするには十分すぎる条件だった。ベジータ程ではないカカロットのピストン運動は、緩い刺激がだらだら続き、このセックスがますます終わりのないものに思えた。
低下していく思考の中で、カカロットは何も後悔していなかった。ベジータのペニスをしゃぶり、プライドもなく股を開いた。奥を突かれるたびに喜びに溢れ、教えてもらった乳首も気持ち良かった。己の体を受け入れられず、自分の意思とは別なのだと考えていた頃が、カカロットには既に懐かしい。自分の体を肯定し、あるがままに受け入れることがこれほど気持ちがいいものか。何度もしてきた筈のベジータとのセックスが新鮮で、カカロットの心は踊っていた。腰の動きを少し変えるだけで、知らない快感が全身に駆け巡る。それが楽しくて、カカロットはますます夢中になった。
己の体の上で腰を振るカカロットをみながら、ベジータは下級戦士の末路を見た気がした。戦闘能力がないものは、結局慰み者として生きていくしかないのだ。どれほど本人が抵抗し、努力しても、この星ではそういう運命であり、遺伝子が訴える本能には勝てない。それは上級戦士に勝る強さを見せていたカカロットでさえ克服できないのだ。
ベジータはほんの少し、カカロットに期待していた。落ちこぼれの下級戦士でも、立派な戦士として活躍できる未来があるかもしれないと。それは優しさからではなく、ベジータがそれほど下級戦士の存在が許せないということだった。
ラディッツに弟がいて、それが下級戦士であることは、ラディッツが部下として働く前から知っていることだった。同じ部隊に配属される戦士の情報は予め仕入れており、ベジータはそれらを考慮した上で採用を行っていた。ラディッツの弟が下級戦士でありながら、著しい成長をしている噂は当時から有名なことだった。
ベジータがカカロットに手を出す様になったのは、カカロットの戦闘能力が一部の上級戦士を越えた頃だった。カカロットに近付いたベジータは、カカロットを使い、秘密裏に下級戦士の情報を得ていた。どんな生活をし、どんな修行を行ってここまで強くなったのか。結果、本人の意識によることが大きいとわかり、ベジータにとってカカロットはとても興味深い存在になっていた。
カカロットはベジータによる性行為をいつも拒否していた。王族であり、高い戦闘力を持つベジータを拒否することは、下級戦士にとって本能的に難しいことだった。だがカカロットの強靭な精神力は、どれほど行為を重ねても折れることはなかった。何度本能に負けても、ベジータと別れ、再び会う時には、もう一度立ち向かって見せた。一筋縄ではいかないカカロットに苛立ちながらも、下級戦士の本能に逆らい続けるカカロットに、ベジータは一縷の望みを持っていた。
しかし、それも今日で終わりなのだと、ベジータは感慨深い気持ちになった。あのカカロットもついに陥落した。ベジータがいないこの数日間、本人の精神が耐え切れなかった。ベジータは悲哀に満ちていたが、それも仕方のないことのように思えた。所詮下級戦士は下級戦士だった。それだけのことだった。
カカロットと関わるようになって随分と時が経ち、ベジータは少なからず愛着が湧いていた。今日がカカロットの終わりと思うのではなく、新たな幕開けにしようと思った。
ベジータはカカロットの腰を掴み、押さえつける様に力を込めた。浮いていたカカロットの腰はばちゅんと大きな音を立ててベジータのペニスに突きささる。カカロットのふにゃふにゃだった背筋はピンと張り、顎がぐいっと天を向いた。天井を見上げるカカロットは、体の芯に刺さったような陰茎の衝撃に電流が走るようだった。
ベジータはカカロットを押さえつけたまま腰を突き上げた。二人の体の間はほんの僅かだったが、その突き上げる衝撃は強かった。カカロットは激しい圧迫感で息が出来なくなり、咳き込むように息をした。それでも両手は乳首を離さず、小さな突起をしっかりと摘まんでいる。乳首を摘まみ、コリコリと指を動かすカカロットを見て、ベジータは感心していた。それは上級戦士にはとてもできないほど卑猥な姿だった。
ベジータは突き上げる様なピストン運動を重ねた。力一杯押さえつけても、その勢いの激しさからカカロットの体が何度も浮いた。カカロットの浮いた体は重力によって勢いよく落ちて、ベジータのペニスが突き刺さるようにアナルを貫いた。ベジータのピストン運動の勢いに、カカロットは驚きと強烈な快感を感じていた。始めこそお漏らしをするように射精していたものだが、だんだん慣れてくると、甘い声で喘ぐ余裕すら生まれていた。
ベジータの激しい律動とともに弄る乳首の快感はクセになった。カカロットの目は蕩けたように虚ろで、眉毛は悩まし気に垂れていた。苦しそうな顔をしながら、両手の指はせわしなく、淫靡な体をくねらせる。乳頭を爪で引っ掻くと少し痛くて、その痺れるような痛みがたまらなかった。
陰茎をいれっぱなしのアナルはだんだん麻痺してきて、ベジータの大きなペニスでさえ余裕で出し入れできるようになった。しかしそのとろとろのアナルも、乳首をちりちりとイジメてやれば、臆病者のようにきゅっと縮こまった。だがベジータのぬるぬるのペニスはその締め付けからも逃れ、カカロットの内壁を擦り上げる。縮こまったアナルは凹凸の激しい陰茎に抉られ、カカロットは悲鳴のような喘ぎ声を上げた。
カカロットの喘ぎ声は獣のようで、意味のない言葉しか吐くことができなかった。脳は快感に占拠され、全身が性器のように敏感になった。ベジータに肌を触れられただけで気持ち良くて、カカロットは目も開けられなくなっていた。
ベジータは欲望のままに喘ぐカカロットを見ながら射精した。ベジータはなるべくカカロットの体の奥で精液を注ぎこむ。カカロットのアナルはベジータから注がれた精液をあますことなく呑み込み、その熱量にカカロットはのぼせたように頭がぼうっとした。
ありがとう、ベジータ。喘ぎ続け、喉がカラカラになっていた悟空は、絞り出すようにいった。
それはベジータが初めて聞いた、カカロットからの感謝だった。


2020/05/09