諸悪の根源1
全員59が好きだけど全員そんなことない、好きになるはずないって思ってるので59が悪いんだって責任転嫁しながらスケベして、59も全員に59が悪いって言われてスケベされまくるからだんだん本当に自分が悪くてスケベなことされてるんだってなるやつを書きたかった。
書きたいところだけ書いてなかなか進まなかったので上げておきます。
世界観としては、地球にて318人と地球人が共存している世界。318人は暴力的でたびたび犯罪をおこしているが怖いので地球人は何も言えない。318の人口は少ない。地球人と318人は暗黙の了解的に距離をとった関係。
まあまあ無理矢理系。
全体的に薄暗く、明るくはない話。天津飯好き注意。
* * *
強烈な力を込めて抱きしめられ、悟空は何が起きたんだと驚いていた。背後にいた天津飯は包み込むように悟空を抱きしめたまま、何も言わずにじっとしていた。ちょっとしたイタズラなのかと思い、悟空が笑いながら抜け出そうとするが、天津飯の腕はびくともしなかった。
「おい、いきなりなんだ?」
様子のおかしい天津飯に悟空が困惑していると、体に巻き付いた手がゆっくりと動き出す。まさぐるように悟空の体を触れたかと思うと、天津飯の手は悟空の両胸を覆った。添えられただけだった手はゆっくりと指先が蠢き、悟空の胸を揉みしだく。ぎゅうぎゅうと力を込めて握られ、悟空は少し痛みを感じていた。悟空が天津飯のイタズラに「いてえよ」と軽口をたたくと、天津飯は揉みしだいていた手で悟空の乳首をつまみ、ピンっと強く引っ張った。
「あ゛っ、あ゛っ、」
無言の天津飯は容赦なく腰を振った。悟空の尻の穴をえぐり、いやらしい音が激しく響いた。なんで、なんで、と問い続ける悟空に一切反応を示さず、天津飯は悟空の腰を抑えつけるように掴んだまま放さなかった。
無理矢理開かれた悟空の尻の穴は擦れて痛みが走る。痛いと訴えても天津飯の陰茎は悟空の尻を犯し続けた。天津飯は何度も奥で射精し、擦れて痛かったはずの尻の穴は少しずつ滑りがよくなっていく。天津飯の陰茎の形に広がり、ぬるぬるになった悟空の尻のナカが徐々に柔らかくなっていくと、天津飯はますます夢中で腰を振っていた。
「オラがっ、オラが……サイヤ人っ……だからか……っ!」
天津飯は幼い頃、サイヤ人の暴力によって家族を亡くしていた。共存が進んでいく中においても、天津飯だけはサイヤ人に対して厳しい目を向け続けていた。
悟空は地球育ちのサイヤ人である。だが仲間たちの中では、悟空は特別で、他のサイヤ人とは別だと言われていた。しかしそれは優しい嘘だったのかもしれない。地球人と仲良くする悟空を許せず、天津飯が我慢していたのだとしたら、悟空はとても申し訳ない気持ちになった。サイヤ人によって家族を殺されていると知っていながら、悟空は今日の日まで自分が天津飯を傷つけていることに一切気付いていなかった。
天津飯は黙っていた。天津飯は嘘を吐けない男だ。違うと否定しないということは、悟空のいうことに間違いはないに違いない。
「っぅう……あッ……っはぁ……ごっ……め……っ」
悟空は天津飯に犯されながら謝り続けた。悟空は己の無神経さが申し訳なかった。もっと気をつけて接していれば、天津飯がこうして怒ることもなかっただろう。
だが悟空が謝罪の言葉を述べても天津飯はこの行為をやめなかった。それほど傷付けていたのだと思うと、悟空は行為そのものの痛みよりも胸が締め付けられるように痛かった。
悟空は天津飯がやめるまでごめんなさいと謝り続けた。言葉なんて吐いたところで贖罪にもなりはしないと思いながら、悟空にはそれしかできなかった。
「っぁあ、あっ、ごっ……っはあ……あッ……んんぅうっ、あっ、アッ……」
悟空の謝罪の言葉は自ら吐き出す喘ぎ声に掻き消され、それははっきりとした言葉にならなくなる。悟空は無力さにやるせない気持ちになって、次第に人形のように動かなくなった。
悟空は抵抗することなく、天津飯のされるがままに身を委ねた。言葉で気持ちが伝えられないなら、悟空は身を捧げることでそれの代わりとした。己の身に怒りをぶつけてもらえば、いつか天津飯も許してくれるかもしれない。悟空は夢を見るように、その目をゆっくりと閉じていった。
天津飯の陰茎は悟空の前立腺を刺激し、生贄のように捧げたはずの悟空の体が反応する。熱を持った体は全身の毛を逆立て、その熱は体の敏感なところまで波及した。性器を勃起させた悟空は、自制できない己の体を恨めしく思う。反応してはダメだと思っても、天津飯の熱に刺激された体は浅ましくも高まっていくばかりだった。
天津飯は思い切り悟空に腰をぶつけると、何度目かの射精をして動かなくなった。また奥に吐き出されて、悟空の腹は苦しいほど膨れていた。
休みなく体を動かしていた天津飯はぜえぜえと息を吐き、ゆっくりと腰を引抜く。天津飯の陰茎がずるりと落ちるように吐き出され、机に突っ伏していた悟空はようやく終わったんだと安堵した。悟空は足に力が入らず、終わった後も立ち上がることができずに机にしがみついていた。悟空の尻からは天津飯の精液が絶え間なく零れ落ちて、床をびちゃびちゃと汚している。
悟空は机の上に乗ったまま、肩を揺らして大きく呼吸をする。背中から感じる天津飯の気は揺らめいていて、天津飯がこれほど気を乱している姿というのは悟空にとって初めてことだった。
体の痛みと、ぶつけられた感情の激しさに悟空はとても疲れていて、意識がだんだんと遠のいていく。力も入らず、うなだれた体を机に乗せたままにしていると、天津飯の手が悟空の体を優しく撫でた。悟空はピクリとも反応できず、どこを触られてもじっとしていた。天津飯の手は悟空の背中を滑るように撫でたあと、下半身の双丘まで伸びていく。天津飯は双丘の谷に沿うように指を這わせると、己の下半身でぐちょぐちょにした悟空の尻の穴に押し込むように指先を挿入した。がばがばに広がった悟空のアナルにすんなりと入っていく指は、散々暴いた穴を探るように動く。
天津飯の指先がかぎ爪のように曲がると、ひっかくように引き抜かれた拍子にひときわ大量の精液が零れた。悟空の尻の穴からごぷりと空気が漏れる音がすると、奥まで注がれた天津飯の精液がぼとぼとと零れ落ちていく。それでもまだ悟空の腹には天津飯の体液が残っていて、悟空のアナルからはとぽとぽとお漏らしするかのように流れ続けた。
呼吸音が静かになっても、天津飯はその場から動かなかった。悟空は天津飯の視線をずっと背中で感じていて、それはあまり気分のいいものではなかった。悟空の尻の穴から垂れ流しになる精液を見られているのだと思うと、悟空は恥辱のあまりに強く拳を握っていた。だが天津飯の傷付いた気持ちを思うと、悟空は握った拳を振り上げることはできなかった。悟空はやり切れない気持ちを誤魔化すように、丸めた拳をさらに強く握りしめた。
2021/01/03