最後の楽園


ヒーロー引退して隠遁生活する荼毘炎。
いろいろあったから荼毘に何も言えずに従う炎と、たのしいせいかつ!する荼毘がスケベする話。
凌辱・んほぉ系喘ぎあり。

*   *   *

目覚めの挨拶はおはようと決まっている。燈矢はいつも薄い微笑みを浮かべながらそう言っている。
父である炎司はいつも歯切れの悪い挨拶しかできず、燈矢は溜息を吐く。
"挨拶は笑顔ではっきりと"
それがいつまで経っても覚えられない父に、燈矢はデクの棒だと罵った。
「チンポ扱け」
燈矢はソファーに体を預け、横柄な態度をとりながら、真っ直ぐに立つ父に向かってそう言った。父は軍人の如く背筋を伸ばし、立派な姿勢を貫いたまま、己のズボンを全て下ろして下半身を裸にする。寝起きの性器は力が抜けたように垂れ下がっていた。
炎司は己の性器を掴むと、息子の指示通りに扱き始めた。炎司は息子が望む姿になろうと精一杯扱いてみたが、ペニスはなかなか反応しなかった。
なかなか勃起させることができない父の姿に苛立った燈矢は、グズ、とまた罵声を浴びせる。父は罵声を浴びながらも、ペニスを扱き続けた。
「もういい」
燈矢は父に飽きたのか、指示を守る父に見向きもせず、テレビをつけた。腹が減った、とだけ言って立ち上がり、台所を指さす。朝食を作るということらしく、炎司は黙って燈矢の後をついていった。
燈矢は冷蔵庫からハムと卵といくつかの野菜を取り出した。ハムエッグが食べたいらしい。
炎司は渡された食材を使って料理を始める。2人で暮らす時間も長くなり、すっかり自炊に慣れてしまった。
炎司は昔、エンデヴァーというヒーローだった。素晴らしい仕事ぶりで、炎司はNo. 1まで上り詰める。
しかし巨大な敵連合との戦いの中、死んだはずの息子・燈矢が敵の一味だと発覚し、世界が一変する。家族との確執が明るみに出て、炎司は世間から一斉に非難を浴びた。それは炎司の功績が素晴らしいものであればあるほど、世間の憎悪へと繋がった。エンデヴァーを擁護する人たちも多くいたが、炎司は自らの引退をもってこの騒動を終わらせた。そして炎司は誰にも迷惑をかけないようにと、全ての資産を売り払い、誰もいない田舎へと引っ込んだ。
燈矢とは、それ以来共に住んでいる。燈矢は炎司の被害者であるが、凶悪な犯罪でもあった。現在は執行猶予中だが、以上の理由をもって燈矢は表を歩けるような人物ではない。テレビで姿を晒してしまったために、世間の認知度もエンデヴァーに劣らず高かった。
そうして、2人は身を潜めるように、この小さな借家で暮らしている。誰にも会わないように、気付かれないように、2人の世界はこの中で完結していた。
炎司が調理をしている間、燈矢は隣でその姿を見ている。下半身を丸出しにしたままエプロンをつける父の姿が面白くて、燈矢の顔はニヤついていた。
隣にいた燈矢は不意に席を外す。調理中はいつも炎司の隣にいて、時折楽しそうにつまみ食いをするというのに。
炎司は不思議に思いながらも、淡々と料理を作り続けた。フライパンに蓋をし、弱火にしながら待っている間、隣のコンロに置いた鍋に味噌を溶かす。まもなく食事の出来上がりだ。
「なっ!」
炎司の背後から燈矢が顔を出す。ふふっと楽しげに笑った後、炎司の尻の割れ目に指を突っ込んだ。
「え、……な、っ……!」
燈矢は指で炎司の尻の穴の場所を探ると、うずらの卵ほどの大きさの物を炎司の尻の穴に突っ込んだ。それはピンク色のローターで、炎司の尻の穴から紐が垂れ下がっている。
戸惑う炎司に、燈矢は大人しくしてろと言いつける。あと少しで朝食の準備が終わるのだから、そちらも手を抜かずに続けろというのだ。
炎司は再び顔を正面に向ける。しかし燈矢の動きが気になってしょうがなかった。
燈矢は炎司の背後にしゃがみ込むと、父の尻を引っ張り、穴を広げた。先ほど入れたローターが入ったまま、燈矢はもう一つローターを追加する。潤滑剤をたっぷりつけたローターはするりと炎司の尻の中に飲み込まれていった。
燈矢は複数用意したローターを次々と炎司の尻の中に入れると、最後にアナルプラグを挿入して蓋をした。炎司の尻の穴から垂れた沢山の紐の先は、小さなリモコンに繋がっていた。
炎司は尻の中にローターを突っ込まれている間、何事もないかのように調理を続けていた。炎司は燈矢に玩具扱いされることになれている。尻の穴を弄りまわされても、炎司は真面目な顔を崩すことはなかった。
炎司は出来たての味噌汁をお椀によそう。汁物を溢さないように集中していた。
「う゛っ!」
燈矢は炎司の尻に垂れ下がった大量のリモコンにスイッチを入れた。一斉に振動するローターは、炎司のアナルの中で騒ぎ出す。ヴー!ヴー!というけたたましい機械音が爽やかな朝のキッチンに鳴り響く。
「っぐゥ………!フンッ!フーッ!」
炎司は歯を食いしばる。己のアナルの中をかき回す小さな機械に翻弄されるのを、炎司は必死になって耐えていた。
お盆の上にご飯と味噌汁を乗せると、炎司はリビングのテーブルまで運んでいく。炎司の尻の穴から垂れ下がったリモコンがガチャガチャぶつかり、ますます騒がしくなった。
炎司はもう一度キッチンに戻り、サラダとハムエッグをお盆に乗せる。少し歩いただけでアナルに入れた玩具が内壁を擦り、嬌声を我慢し続ける炎司の顔が真っ赤になっていく。
「ははっ、それどうしたんだよ」
炎司が再びキッチンに戻ると、燈矢は炎司を指差して笑った。ペラペラのエプロンの股間に、濡れたようなシミが出来ていた。
見せてみろよ。
燈矢がそういうと、炎司は身に付けていたエプロンをまくった。露出された炎司の股間には、大きく膨らんだペニスが見えた。
「ウンコの穴で感じてんなよ」
燈矢はケラケラと笑った。炎司は何も言わずに立ち尽くす。
燈矢の遊びに付き合い始めた頃、炎司はよく燈矢の言葉に反発した。違う、違うと否定しても、燈矢はそれを言い訳だといい、ますます炎司を辱めた。
そして今では、炎司は燈矢に対して一切の抵抗をしなくなった。そもそも、炎司がアナルで気持ちよくなり、勃起したことは事実である。それが、燈矢による開発の結果だとしても、受け入れてしまったのは炎司に違いない。
お前、ほんとケツ好きだな。
燈矢が同意を求めるように呼びかけるので、炎司はゆっくり頷いた。
炎司のペニスはどんどん大きくなり、先端から溢れた先走りが床に落ちる。燈矢が面白がってローターのスイッチを切り替え、振動を強めたり、弱めたりすると、炎司のペニスはそれに反応するようにピクピクと揺れていた。
「イキてえか?」
燈矢は薄ら笑いを浮かべて見上げる。父が黙って頷くと、燈矢は顔を顰めた。
「黙ってんじゃねえよ。質問にはハッキリ答えろって言ってたのはお前だよな?」
睨みつける息子を前に、父の体は縮こまる。小さく謝罪したあと、炎司はイキたい、と呟くように言った。
「声が小せえなあ」
燈矢は呆れたように溜息を吐きながらも、射精の許可を下ろす。
ただし、手は使うな。燈矢はそう言って椅子に腰掛けた。
「壁があんだろ。そこらへんに擦りつけてイけ」
燈矢の目は冷たいものだった。これは父に対する仕置きなのだと解釈し、炎司はゆっくり歩みを進める。一歩進むごとに中のローターが前立腺を擦り、炎司のペニスはびくびく震えていた。
炎司はキッチンの前に立つと、へりに手をかけ、腰を押し付ける。調理器具が詰まった戸棚に向けて炎司の腰が下品に揺れた。すりすりと動く品のない腰つきが、炎司の立派な巨体を間抜けにさせる。
膝を曲げて足を広げ、体と戸棚でペニスを挟む。強く圧迫するように押し付けるだけで、それはとても気持ちがいいものだった。炎司は必死に腰を振った。射精しなければ燈矢の気がおさまらないからだ。それは仕事とも似ていて、炎司にとっては作業にすぎない。
しかしそうであるはずなのに、炎司は尻の中で暴れるローターの快感と、ペニスの強い刺激を受け、無意識に目を瞑っていた。快感に飲まれないようにと我慢していたのに、いつの間にか半開きになった口から獣の雄叫びのような喘ぎ声を上げ、炎司は頂へと向かっていく。
だが床オナのような行為をしたことがなかった炎司には、なかなか自信を射精へと導くことができなかった。いつまでも情けなく腰を振る父に苛立った燈矢は、舌打ちをしながらやめるようにいった。
燈矢は射精もままならない父を見てひどく嫌悪した。己の欲のために4人の子どもを産ませた男が、このような有様とは心底情けない。
反面、もう二度と子どもを作ることはないであろう父を前に、燈矢は高揚していた。自分の代わりを作り、愛するなどという行為を、この男は二度とできないのだ。
燈矢はそう思うとひどく愛しく思えて、椅子から立ち上がり、父に近付いた。燈矢のペニスは寝巻きを押し上げるほど硬く勃起していた。
父の上着を引っ張って顔を近付かせると、燈矢は父に口づけをした。唇を交差させると、燈矢は己の舌を父の口内へ侵入させる。すぐさま炎司の舌を絡みとると、じゅうじゅうと強く吸ったりしながら濃厚に絡み合った。ねっとりとした舌で父の口の中を堪能し、まるで不全になってしまった父を慰めるようにキスで強く愛した。
燈矢は父の服を引っ張りながら、もう一度キッチンの前に立つようにいう。燈矢がトントンと下半身を叩けば、炎司は尻を突き出すような姿勢をとった。
炎司が燈矢に向かって尻を突き出すと、肉厚の尻の割れ目が差し出すように顔を出す。みちみちに詰まったアナルプラグを燈矢がゆっくり引っ張ると、濃いピンク色になった炎司のアナルがヒクヒク動いていた。
炎司のアナルにローターを入れたまま、燈矢は勃起した己のペニスを躊躇なく挿入した。ローターでほぐれた炎司の肉は柔らかく、燈矢のペニスを包むように飲み込んだ。十分にほぐれた炎司のアナルはとろとろに溶けていて、燈矢はいきなり激しく腰を振った。
「っぉおッ! ホォお゛ッ!」
肉をかき分け、奥まで突き上げると、荼毘のペニスにローターがゴリゴリと擦れていく。すべてが収まるとさすがに窮屈で、しかしその締め付けがたまらなく気持ちがよかった。
ローターでは届かなかった奥を突かれ、炎司の足がガクガクと揺れる。ローターとペニスでいっぱいになった直腸は、摩擦と振動で脳が揺らされるほどの快感となった。上半身はすぐに崩れ、炎司は食材やまな板を置く台の上に倒れ込んだ。
力が抜けた炎司は、燈矢の一方的なピストン運動を前にペニスを受け入れる器となった。ずちゅずちゅと卑猥な水音を立てる己の穴を恥ずかしく思いながら、炎司は抗う気もなくなるほどの気持ち良さに悲鳴のような嬌声をあげた。
気持ちいいだろ?
燈矢に問われ、炎司は泣きながら頷く。チンポがいい、燈矢のチンポが気持ち良いと、炎司は刷り込まれた言葉を繰り返した。
「お゛ーッ、お゛ーッ、い゛ぐッ、い゛ぐゥッ!!」
燈矢に無茶苦茶に掘られ、炎司は押し出されるように射精した。ビューッビューッと勢いよく精液が飛び出し、炎司は放心しながら溜まった精液を全て吐き出した。燈矢もまた、後を追うように射精する。射精した後の炎司のアナルが、燈矢のペニスをきゅうきゅうと強く締め付けていた。絡みつく父の肉に搾り取られるように、燈矢は父のアナルの中で射精した。炎司に注がれた精液は最奥に吐き出され、アナルがぱっくりと開いてもなかなか零れ落ちなかった。
燈矢がペニスを引き抜いた後も、体をキッチンに預けた炎司はそのまま動かなかった。炎司の体の下には大量の汗と体液が溢れ、ぐちゃぐちゃに汚れていた。炎司のアナルは深呼吸をするように、大きく広がったり、閉じたりを繰り返して、そこにNo. 1ヒーローだった面影はなかった。
ブブッ、ブッ、ブチュッという放屁にも似た破裂音が炎司のアナルから発すると、奥に吐き出された燈矢の精液ごぷりとこぼれ落ちる。
「ンゥッ! フーッ!」
燈矢はすかさず指で掬い取ると、再び炎司のアナルに突っ込んだ。二度と吐き出せないように、燈矢は己の精液を炎司の内壁に擦り付ける。それはまるで着床にも似ていた。
「オレとの子ども作ろうぜ」
燈矢は笑いながらいう。胸の奥でじわりと湧いた苛烈な欲が、父の体に向けられていた。

2020/11/14