誘惑


久しぶりに親子で修行する二人。草原の上で父親にフェラチオされる悟飯。という話です。part.2
思春期とやってることは同じですが、雰囲気が違う、という感じです。


*   *   *


稽古をつけてやる、と父に誘われたのは久しぶりのことで、悟飯は嬉しくて二つ返事で了承した。悟空は息子の夢を応援していて、悟飯を修行に誘わなくなって久しい。悟飯は気遣う父の優しさに感謝しつつも、寂しい気持ちもあり、こうして母の目を盗んでは修行に誘ってくれることがとても嬉しかった。
二人は隣の山まで飛んで行き、思い切り体を動かした。悟飯は戦いのセンスが高く、久しぶりの修行でも父に見劣りしない動きをした。二人はひとしきり汗を掻くと、近くの河原へ降りて休憩をした。高い山に流れる川は清らかで、二人の喉を潤した。
川の近くにある丘は、とても柔らかな草が生えていて、二人はいつもそこで体を休めていた。高級な絨毯のように優しく体を包まれると、激しい運動の後のせいかだんだん眠たくなってくる。悟飯は眠気のままに横になり、麗らかな空を見上げていた。次第に瞼が重くなってくると、突然視界が暗くなった。悟飯の唇には柔らかいものがふわりと重なっていた。
ハッとして目を覚まし、体を起こすと、隣にいる父が悟飯をじっと見つめていた。いつも溌剌とした父が黙っていると、それだけで妙な緊張感が走る。
隣にいた父はゆっくりと悟飯に近付くと、甘えるように悟飯の膝の上に寝転んだ。悟空は悟飯の腰に腕をまわして密着する。
「お父さん……」
悟飯の言葉は驚きなのか、疑問なのかはっきりしない口調だった。ただ父への呼びかけは合図となって、いつもは力強いはずの手が艶めかしく、悟飯の体をするりと撫でる。悟飯は父の瞳がやたらと潤んで見えた。己をかどわかすような視線に、悟飯は無意識に息を飲んだ。
悟空の手は悟飯の帯を触れるように解くと、下着の中に収まった悟飯の陰茎を取り出した。何も知らないうぶな男子のような表情をしながら、悟飯のそれは既に固くなっていた。
悟空が躊躇なく咥えると、悟飯の背中が反り返る。ぞわぞわと走る気持ち良さに全身が反応する。
悟飯のペニスは父親の口の中で体積を増し、太く硬く天を向いた。愛しそうに息子のペニスを舐めしゃぶる父の姿を見て、悟飯はとても興奮していた。みんなの憧れである父が、己のペニスをしゃぶって嬉しそうにする姿に、悟飯は暴力的な支配欲を感じていた。媚びるような表情を浮かべる父を見ていると、悟飯は自分の言うことならなんでも聞いてしまいそうな気がした。悟飯は父親に対して不埒な感情を持つことに罪悪感を持ちながら、それがひどく心地よくもあった。
暫くすると、悟飯は無言で父の咥内に射精した。悟空は当たり前のように悟飯の精液を飲み干すと、悟飯のペニスの中に残った精子まで搾り取ろうと音を立ててしゃぶりついた。ちゅうちゅうと息子のペニスの先端に吸い付く卑しい姿は、見てはいけないものを見ている背徳感で悟飯の肉欲をますます煽った。
息子へのフェラチオが終わると、二人は何事もなかったように家に戻り、真っ当な親子関係となった。家での父の姿を見るたびに、悟飯はまた二人きりの父に会いたいと強く思った。

2020/03/17