「んっ…ふ、うっ…」
カフェの後もコトカちゃんのことを連れまわして、お夕飯も一緒に食べてもらった。その時に頼んだお酒で眠ってしまったコトカちゃんを近くのホテルを取ってタクシーで運んだ。
気持ち良さそうに眠るコトカちゃんをベッドに寝かせてその寝顔を見る。一目見た時から思っていたけど本当にかわいい。それに、コトカちゃんと過ごした数時間が今までになく楽しくてもっと知りたいと思ってしまった。
静かな寝息を立てるコトカちゃんの口は少し空いていて、ダメだと分かっていても自分を止められなくてその唇にそっと唇を重ねた。柔らかくて、あったかくて、気持ちいい。そう感じたら止まらなくなってしまった。
触れるだけだった口づけが深くなっていって、それを何度も繰り返していた。眠っているコトカちゃんから漏れ出すかわいい声に誘われるように指がコトカちゃんの耳や首筋をそっとなぞっていく。
唇を離し柔らかな頬を撫でると色づいたそこから伝わる熱に皮膚が溶かされそうになる。零れた唾液を指で拭うとコトカちゃんの目が薄っすらと静かに開いていった。
「…あ、れ…?」
「あ、起きた?」
「ヒノさん…?えっとわたし…」
「コトカちゃんお酒弱いのね」
まだぼんやりとしている頭で記憶を辿っているコトカちゃん。私が押し倒すような体勢だってことにはいつ気づくのかしら。
「ご、ごめんなさい…!わたし、寝てしまって…」
「大丈夫。お家分からなかったからとりあえずホテル取ったの。だから今日はここで一緒に泊まりましょ。あ、もちろん私が勝手にしたことだからホテル代は私持ち」
「そ、そんな!」
「ふふ、もうクレジット決済しちゃったから」
まだ、気づかないのは自分がしてしまったことについて頭がいっぱいになっているせい?それとも気づかないふりをして私を誘っているの?
「体、まだ熱い?」
「え?あ、ひ、ヒノさん?!」
首筋をまた指でなぞるとちりちりと指先が熱くなる。それでようやく押し倒すようにされていることに気づいたコトカちゃんは目をぱちくりさせて身じろいだ。そんな反応もかわいい。もっとコトカちゃんの色んな表情見てみたいな。
「コトカちゃんってすごくタイプなの」
「ひ、のさ…?」
「食べさせてほしいな」
耳元で囁くとぴくりとコトカちゃんの体が震えた。ああ、耳、弱いんだ。
「ね、お願い」
「あ、やっ、耳っ」
「かわいい」
そっと唇で食んで、舌で耳をなぞって。ちろちろと耳の中を舌で舐めると震えがさっきよりも大きくなる。かわいい反応をしてくれるコトカちゃんに嬉しくなってちゅっと音を立てて耳を吸い上げながら同じ動作を繰り返す。
まだお酒が抜けきっていない手で私のことを押し返そうとするけどごめんね。私結構鍛えてるからコトカちゃんの力じゃどかせないよ。
「コトカちゃんかわいくて、とってもおいしい」
「あっ…やぁ…」
「本当に嫌?」
耳から唇を離して耳に髪をかけながらコトカちゃんに問うとコトカちゃんの瞳は潤んでいて、頬もさっきより色づいていて、たまらなくおいしそう。
言葉に詰まっているコトカちゃんに視線を配らせながらコトカちゃんの髪の毛を掬い柔らかな香りを嗅ぎながらそれに口づけた。サラサラで芯の強い髪の毛。その一本でさえ愛おしい。…困ったな。初めて会ったその日にこんなに人を好きに、夢中になるなんて初めてで私自身もどうしたらいいのか分からない。
だから体が、心が訴えるままに求めてしまう。
「んぅっ!」
眠っている間に奪った唇を今度は起きている時に奪った。私の服を握るコトカちゃんの手に力が入ったのを服越しに感じた。
コトカちゃんの唇や口内を味わうように深く口づけると同時に取り入れられる酸素量を減らして軽い酸欠状態にする。卑怯な手を使ってごめんね。私、本当にほしいものはどんな手を使っても手に入れる派なの。
「はぁ…コトカちゃんの舌もやわらかくておいしい。それにとっても熱い」
「は、っ…」
「ふふ、コトカちゃんはこういうの初めてなのかな?」
ちゅっ、ちゅっ、と軽く音を立てながらそのかわいい唇に何度も口づける。熱い吐息を感じて胸の奥が疼く。もっと溶かしてあげたい。もっと気持ち良くしてあげたい。…そんな感情が胸をいっぱいにする。
「ひのさっ、」
「ん?なあに?」
「体、熱くて、おかしっ…」
「…そんな顔でそんなこと言われたらもう止められない」
唇をまた塞いで、服の上から優しくコトカちゃんの肌をなぞっていく。怖がらないように、気持ち良さだけを与えるようにゆっくりと繰り返しなぞってはなぞり返す。
少しずつ服も脱がせていって直接肌にも触れていく。くすぐったそうに体を震わせたところは優しく触れるだけじゃなくて気持ち良さを与えるように手つきを変える。
「ふぅ、んんっ…!」
気持ちいい?くすぐったいところはね、性感帯になるんだよ。でも本当は全身が性感帯になるらしいからコトカちゃんには全身で私のこと感じてほしい。そうなるようにいっぱいいっぱい愛したい。ゆっくりと時間をかけて、沢山。
「ブラ、取っちゃうね」
「や、だめ、」
ささやかな抵抗を躱してかわいいブラを取りベッドの足元へと投げた。腕で胸を隠そうとするコトカちゃんの腕を枕の横に縫いつけて、じっと露わになったかわいい胸を見つめる。
「かわいい」
「っ、み、ないで…」
「どうして?こんなに可愛いのに見ないなんて私にはできない。それに、」
「ひ、ぁっ!」
「ここ、こんなに硬くして誘われちゃってる」
「あ、や…っ、ひ、のさんっ」
「止められない、って言ったでしょ?」
胸の頂を唇で挟んで。やわらかな胸にも唇を優しく押し当てる。それも時間をかけてゆっくりと両胸に繰り返しすると布団に縫いつけていたコトカちゃんの手はすっかり力が抜けてしまったのか押さえなくても大丈夫なほどになっていた。その手を自由にして脇腹や腕、浮いた腰から背中にかけてまたじっくりとなぞる。
ぴくぴくと震えながら声を抑えようと唇を結ぶコトカちゃんだけど、いつまで持つかしら。かわいい声をもっと聞きたいけどそうして抑えている声もかわいくて意地悪したくなる。
「ん、…っんん、」
「ふふ、コトカちゃんの肌どんどん熱くなって汗ばんできてる。ここもさっきよりぴんと立ち上がってきてかわいい」
「あっ!?あ、や、すっちゃっ…!ひぁっ!」
「ここも弱いんだね。コトカちゃんって本当にかわいい」
胸の頂を吸い上げながら舌をそれに絡ませる。時折歯を当てればびくっと背中をそらせて跳ねる。
もう片方の頂も指でいじめるとより一層コトカちゃんは敏感に体を震わせてかわいい声を沢山上げてくれる。それが嬉しくてたまらない。
「そろそろ全部脱がしちゃおっかな」
「あ、やぁっ…」
潤んだ瞳で懇願するコトカちゃん。けどろくに抵抗できないから私にされるがまま服を脱がされる。
焦らすように、羞恥心を煽るようにゆっくりと服を脱がす。少しずつ露わになっていくコトカちゃんのきめ細やかな肌に喉が鳴る。
「最後にショーツ、ね」
「っ、」
「…ふふ、コトカちゃん感じてくれてたんだ。嬉しい」
「ひの、さ…や、はずか、し…!」
ショーツをゆっくりと足元の方へ下げるとコトカちゃんの肌とショーツは糸で繋がっていた。それは途中でぷつりと切れてしまったけど、ショーツは濡れているしコトカちゃんのそこも濡れている。
「コトカちゃん、きれいでかわいい」
思わず自分の唇を舌で舐めるとコトカちゃんは目を見開いて硬直した。
「どうしたの?」
「あ、」
「思ったこと、教えて?」
額をくっつけてコトカちゃんに優しく問いかけるととろんとした瞳で一度私を見つめた後、視線を逸らしてコトカちゃんは言葉を紡いだ。
「ひ、のさんが、」
「うん」
「いろっぽくて、…しんぞうが、ぎゅって…」
消え入りそうな声。あまりにもかわいくて私の心臓もぎゅってなったよ。
「コトカちゃんに私、どんどん溺れちゃいそう」
「え…?っ、あ、そこっ、…あっ!」
「ぬるぬるして、あったかいね。コトカちゃんのここ」
「ひ、みみもと、やっ…!」
「コトカちゃんの弱いとこ一緒にせめてあげる」
耳に舌を這わせながら指でコトカちゃんの濡れたそこをくちくちと擦る。とろとろと溢れ出てくる液に指を絡ませて少しずつ浅いところから指を出し入れする。
「きゅうって私の指締めつけてくる」
「あっ、ひあ、」
「ここも一緒に弄ったらどうなるかな?」
親指で軽く芽を引っ掻くとシーツをぐっと握りしめるコトカちゃん。ふふ、本当に敏感。もっとかわいがりたくなちゃう。
指が一本、奥まで入るようになったところで浅く深くと指の出し入れを繰り返す。それと同時に芽もぐりぐりと押したり引っ掻いたりしながら耳元で囁くようにコトカちゃんに言葉をかける。
「はぁ、っん、ひあ…あ!」
「体、びくびくって細かく震え始めたねコトカちゃん」
「ふ、ぅあ、っんあ、」
「そろそろイきそうだね」
「あ、あっ!」
「かわいくイくとこと見せて、コトカちゃん」
唇を塞いで、片手で胸の頂を摘まんで、もう片手で芽と中をいじめて。
唇の隙間から漏れ出すかわいい声と跳ねる体を感じながら蕩けた瞳をじっと見つめる。
「ふぅ、…はっ、んん――っ!」
締めつけられた指が解放されてそっと引き抜く。コトカちゃんの液が私の指にべっとりとついている。それを舐め取るとやらしくて甘い味がした。
息を乱しながら意識を失っているコトカちゃんに微笑んで触れるだけの口づけを。
「ごちそうさま。また食べさせてね」
そう言いながら私の口は食後のデザートを求めるようにコトカちゃんの濡れたそこを欲していて蕩けたそこを気の済むまで堪能した。