平和に行きましょう。

いち


不死身になった魔術師の玉英さんが楽しくHLを歩くやつ

山桜桃玉英(113)
異界側の邪神とされる上位存在の直弟子となった人間。魔術による延命措置で容姿や寿命を弄っているが、本人は「これでもまだまだ人間だよ」とほけほけしている。
左頬から首筋にかけてツァトゥグァの印を刻まれている。これは下僕の中でも更に気に入られた者の証でもある。
魔術書集めであったり超存在に会いに行ったり、本人なりに楽しんで観光している。ちなみにここでも教団作った。





「あなたってBB…じゃないですよね」
「無駄な問答は不要さ。君の目は答えを既に得ているだろう?」
 コップの縁をなぞる指は緩慢だ。男の顔は面白がっているようにも退屈なようにも見える。
「僕はね、そりゃあ確かに人間離れしている。老衰で死ぬことはないし、恐らく今後肉体的に滅びることもない。君で言うところのBBに近しいだろう。でも、分類でいえば、“ちょっと魔術で強化した”だけの人間だよ」
「攻撃そのものが当たらなかったように見えましたけど」
「一応核でも撃たれたら流石に死ぬよ」
「判定ガバガバすぎるでしょ」
 あ、笑った。
 レオナルドの目の前にいる男は、パッと見だけなら普通の人だ。普通に食事をして、冗談混じりの会話をして、不快なら怒るし楽しければ笑う。でも実際はBBとライブラの戦闘に巻き込まれて「無傷」でいられる化け物である。
「まー正直君のことは嫌いじゃないが、ライブラに目を付けられるのは面倒でね。僕の目的を簡単に教えよう」
 つい、と人差し指が立てられた。
「本を探している」
「……本?」
「あぁ、ただの忌まわしき知識群の魔道書さ」



























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