妄想日記



VS 2020/03/27
「春の匂いがするね」
「そう」
「今日は二日酔いでね、ずっと頭が痛かったんだ」
「どうでも良いヨ」
「わたしが話す事で、まゆりにとってどうでも良くない事なんてあるの?」
「金」
「それはさ、わたしのお金だからどうでも良くないの?それともそれが他の人から貰ったお金でもどうでも良くないと思うの?」
「そんな事は考えなくとも分かるだろう、後者だヨ」
「それは良くないなあ、わたしに関する物にだけ固執してよ。て言うか、まゆりの方がお金持ってるじゃん」
「やらんヨ」
「頂戴なんて言ってませんー」



喧嘩 2020/01/20
喧嘩した。朝御飯に白身だけで作った卵焼き出してやる。腹立つ。許さん。飲み物に薬品混ぜてやろ。



 2020/01/05
嫌いだよ



不機嫌 2019/12/23
わたし達は永遠に息苦しいのね。きっと。一緒にするななんて言わないでよ。



 2019/12/15
まゆりに「そんな触り方したら痛い」って言ったら「知っている」って返されたから、この人はわたしの事をよく知っているなと思った。わたしの事だけは、よく知っているなと思った。



(灰皿も欲しい) 2019/12/15
わたし達の堕落した生活に唯一必要で欠けているのは愛なのです。ねえ、もう手遅れだって、気付いているんでしょう。君と煙草が在れば、もうそれで良いよ。



緩やかな自殺 2019/12/10
今この瞬間を、わたしは生きているのですから。あなたもそう思いますでしょう、ええ、ええ、そうですとも。酷い話です。



雨が雪になる 2019/12/10
幸せな時間が一番怖いのよ、知ってる?



 2019/12/03
「まゆりはわたしの何処が好き?」
「何故好きな所が有るていで話すんだネ」
「良いから答えて」
「全く持って好きではないが君の科学者としての脳の構造と顔の造りだけはよく出来ていると思うヨ」
「結婚したい?」
「全く」
「わたしはまゆりと結婚したい、抱き心地良いよ」
「君の代わりは幾らでも居る」
「お前の部屋で死んでやるから」



琥珀色 2019/12/03
「鼈甲飴舐めてるとまゆりの目玉舐めてるみたいで興奮するんだよね、どう思う?」
「心底気色悪いと思うヨ」
「いやん、好き」
「死に給え」


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