ルカさんは私より現地に近い地点に住んでいるので多分1時間半〜2時間で足利に着ける。故にこの時点で既読がつかなくてもまあ問題ないかなと仕事に向かうであろう人々と電車に揺られ地元をたつ。
最後の乗り換え前になっても既読がつかないので念の為着信をいれてみるが不通。……これは、寝ている。
車内合流予定だったが、合流駅で降りて待つかを悩む。しかし待ち合わせの駅まであと30分ほど。これは爆速用意して家を出てもさすがに間に合わないだろう。という事で現地合流に変更の方が現実的だ。連絡しようと端末を手に取ったタイミングで着信。今起きたボイス。おは!とりあえず連絡がついて一安心。焦らず用意して大丈夫なので現地着く時間分かったら連絡するよう伝えて終話。
恐らく最短12時、最長17時合流だろうとあたりをつける。
着物デビューのルカさんと一緒だからと利用を除外した自転車をレンタルしたいところだが、到着時間が未確定。楽をするのは諦めておこう。(しかしルカさんが何時着でも、移動に確定2時間かかるなら逆に早々に自転車を借りた方が利口だった事に後々気づいた)
悶々と初日の予定を考えながら足利入り。

一先ず向かうは太平記館。しかし到着したのは10時。整理券番号は300番を越えている。目的のコラボグッズは枯れているであろう事を覚悟しながら待ち時間に伊勢神宮へ。参拝後に社務所を覗くが臨時のお休みらしい。これもご縁とはいえやっぱり残念。明日リベンジ出来たらいいな…と思いながらスマホを開くとグッズ販売の呼び出し開始のお知らせ。移動前確認したら60分待ちだったのにまだ30分だよ?!
これは愈々グッズ枯れてることを覚悟していざ整列。この時点で公式アカウントの売り切れ情報は動いていなかったが、列半ばの張り出しに案の定ガッカリ。

おつかいを頼まれたファイルだけ購入し、ルカさんの進捗確認しながらコラボ以外のお土産買って次へ移動。
しかし離れすぎると戻るのに時間かかるし、近場をまわるのがいいだろうか。
とりあえずで鑁阿寺を目指しながら目に止まった玉こんの暖簾。
そういえば今朝は4時半起き。朝ごはんもそこそこに家を出たし、こっちに着いてからまだ何も食べてない。そんな状態でこのお出汁の香りは抗えない!


奥の駐車場が休憩スペースになっていて、そこにはハンモック椅子。(!!)誰もいないのをいい事にウキウキで着席。(休憩スペースの全貌写真撮ったつもりで撮ってなかった)
ちなみに企画展のために来た人にはうずらの卵サービスがあり、店主のトングをマイクに見立てたノリノリの「今日は何しに足利へ?」がやたらにチャーミングだった(笑)
小休憩のあとは石畳通りのSNSで気になっていたお香のお店「蘭と月」、「うさぎや」を覗いてお土産を買いながら鑁阿寺へ。
堀に囲まれたお寺は珍しいと思ったけど、足利氏の屋敷跡って事はほぼ城のお堀ってことかな。(無知)
それにしても本堂正面の鬼瓦の立派なこと!!

もっと全体を散策しても良かったんだけど、如何せん今は一人。ルカさんと合流してから改めて見て回ろうと今日はここで退散……と、山門横の茶屋に足が向く。いい匂いがしたのだからしょうがない!
鳩の餌や鯉の餌、手作りスタンプなどが売っていて、お食事もある様子。しかも刀身コラボのステッカー配布の張り紙が!店番のお母さんに聞くとお食事でも配布しているとの事で、足利名物のポテト焼きそばをひとつ。

出来たて熱々の焼きそば。ポテトはほっこり甘くて、ソースは濃いめのピリッと甘辛。馴染みない味なのにどこか懐かしい味。でもやっぱり濃いからお水必須。持っててよかった💦
時刻はそろそろ正午になる。
ルカさんの進捗はどうかな…と連絡をとってみると、到着はどうやら15時くらいの予定。近場なら足利学校だが、やはり2人で見て回りたい。となれば時間があったら行きたかった場所を回るのが良さそうだと行き先を決める。
目指すは友愛会館。時間が許すなら織姫神社にも足を伸ばすつもりで歩を進める。概ね一本道ではあるが、如何せん方向音痴なのでGPSはONにしておく。
一瞬通り過ぎながらも友愛館到着。人気のないエントランスにたじろぎながら「我が家のお宝刀剣展」にお邪魔する。来られるのなら単眼鏡を持って歩いていればよかった。

フラッシュをたかなければ撮影可能
足利銀行本店跡地という事で色んな扉が金庫。細かな箇所にテンション上がる。地下にも貸金庫の面影を残した地域のギャラリーがあると情報を得ていたので、折角だからこちらも寄りたく館内マップで位置を確認。入口と思わしき扉は閉じていたが「受付に声をかけて貰えたら開けます。お気軽にどうぞ」みたいな張り紙があったので旅の恥はかき捨てと総合受付を探してお願いしてみる。快く対応して貰えて安心。
いや…凄い。なんか妙な緊張感のある空間。貸金庫内は足利の風景写真、お隣は足利の歴史。わーい、友達と遠征たのしみー!なんてスカポンタンな思考で来たので中々楽しい空間を独り占めした。年表は壁にずらりとめっちゃ文字で秒で読むの諦めたけど…。
そろそろ時刻は13時。それでも駅に戻るには早いのでここまで来たらそう遠くは無い織姫神社が次の目的地で決定。
10分ほど歩けば一の鳥居に到着。女坂を登ること5分。

めっちゃ見晴らしがいい!
この後16時頃から雨になる予報を裏切らない空の色だけど、晴れてたらもっと絶景になるんだろうな…。
参拝して御朱印をいただき、息を整えたら男坂を降りる。地上に着いたのはそれでもまだ13時半少し前。それならば、とさらに西へ移動して期間限定で公開中の物外軒へ。
足利、もっと膨大に途方もなく各所が遠いかと思っていたけれど歩いてみると結構近い。こんなに歩く予定はなかったので足は痛いが無理のない距離。自転車があればもっと楽に沢山みられるな…と思考が行き着いた結果、足裏の痛さも相まってレンタル自転車借りればよかった…となる。こればかりは致し方ないが、ちょっと悔しい。
物外軒までは5分強といったところ。開け放たれた木戸をくぐっていざ中へ。
……一歩進むごとに背後の喧騒が遠のく。飛石を渡って庭園、茶室、と…客間?を拝見。客間と思わしき建物は入っていいらしく、案内のお姉さんに進められるままおじゃまさせていただいた。

特に入れた建物は茶道部の部室を思い出してなんかめっちゃ落ち着いた。…足痛くてもう靴履きたくないな……とか思いつつ時刻はもうすぐ14時。ぼちぼち駅に向かう方が良さそうなのでお暇する。
帰り際やっと気づいたのだが見学ルート逆走していた。
道を戻りつつ厳島神社、八雲神社への参拝と「焼きたて和菓子 一菓」の看板に誘われ寄り道入店。練り切りは売り切れだったのでお日持ちするカステラを購入。

足利市立美術館に戻ってきたのは14:20ごろ。到着時間の確定連絡はまだないのでもう少しだけ寄り道を決める。とはいえ近くに何があるのか…ちょっと周辺を散策。

とりあえず悩んでる風の“若い男”を慰めてみる。
少し先にSNSで見かけた「二五品茶」を発見。気になってたやつ!!ルカさん到着まで約30分程あるならばこれは行くしかない!
少し並んでいたけれどあっという間に提供され、お写真もゆっくり撮れた。
お芋×りんご と 苺×あんこ の2種があり、迷ったけど苺を選択。太いストローなのに詰まるほどゴロゴロ大きな果肉がたっぷり入った贅沢な一杯。オリジナル山姥切スリーブもかわいらしい。


ドリンク片手に歩き出した頃、最後の乗り換えを終えたルカさんから確定の到着時間の連絡。
ちょっと早足で仮橋を渡り無事に合流。
山姥切国広コーデのお着物ピシッと着ててめっちゃ可愛いかった!!今回私は山姥切長義概念で来たので2人で伯仲コーデなのだ。回るのめっちゃ楽しみ!!
……しかしこの後の予報…16時から雨。そして天気もみるみる曇天に。
とりあえず荷物もあるので、チェックインも済ませてしまおうと目の前のホテルへ移動。
案内されたお部屋は角部屋。多分全ツインルームが各階の角部屋なんだと思われる。画像では見ていたが広い!キャリーSとL広げても余裕のある床面積最高である。姿見もあるし、デスクには三面鏡まで備え付け。

画像右が入口から見た寝室。遮光カーテンがいい仕事してるので電気をつけなければ室内はとても暗かった。姿見の前にドカッと置かれた荷物は私の62Lキャリーケース。ちなみに今回の遠征は1泊2日だ。
姿見の奥は浴室の扉と、見えてないけれど冷蔵庫&コーヒーサーバー。その対面にはクローゼットとデスク。寝室のカーテンを開ければめっちゃ明るい。
一旦荷解きを始めると次第に聞こえだす雨音。駆け足で行けばどこか見て回ることも可能かと思ったが結果として行かなくて良かった…。定刻通りの雨天。
仕方がないので翌日の行きたいところを考えたり、着物の話をしたり。あっという間に時刻は17時。そろそろ雨もやみそうなので脱ぎ散らかした着物を着直していざ飯所へ!……でもなんやかんや時間かかってホテルを出たのは19時半。
明日の予約は取ってあるけれど、今日の夕飯を蝶やで食べられるなら明日はキャンセルして予定の時間を観光に当てられるかもしれない。急ぎ足で向かう。
店舗に着いたのは19:55滑り込みラストオーダー前…なのだが、本日はお米切れで店仕舞いの張り紙。
なんてこった。どこも大体20時ラストオーダー。この近くだと八蔵が多分近いので走るか…?!と覚悟を決めた瞬間目に留まったお隣のグリムカフェ。
Googleマップが言うにはは22時までの営業。外に出されたメニューにお食事系があることを確認していざ入店。
夕飯を食いっぱぐれずに済んだことに人心地つきながらそれぞれハンバーグディッシュとナポリタン、クランベリージュースを注文。




舌鼓を打ちゆっくり楽しみ、退店したのは21時を回ったあたり。
思わぬ所で地域コラボのクリアファイルを貰ってさらにほくほくした気持ちでホテルへ帰る。
不審者情報ちらほら聞くし、この時間になるとどこも店仕舞いしていて人もほとんど居ない。…でも怖いって言うか、なんか見慣れた感じなのはなんでだ?って話になりたどり着いたのは深夜の繁華街では??って答え。
時計が21時なのが逆にバグなのでは?ってくらい終電ギリの街中の空気。あまりに馴染みあり過ぎて笑った。そして仮橋の明るさにも笑った。昼か!!


ホテルに帰れば時刻はもうすぐ22時。あとは楽しくおしゃべりと荷物の整理、お風呂と睡眠。
メディキュット履いて、乾燥防止にマスク、リラックスにホットアイマスクを装備したら計らずもセルフコラボルームになったベッドでお休みなさい。
時刻は日付変わって1時半。
