「さぁ問題です!5月と言って思い浮かぶ楽しみなことってなーんだ?」

「はい、はい、はい!」

「はい、神谷さん」

「えぇ!今の普通は俺じゃん!」

「解答者以外は黙って下さい」

「………」

「ゴールデンウイーク」

「ピンポンピンポーン!正解者に拍手っ!」

「…そ、それじゃあ次は俺ね!5月4日は何の日だっ?」

『みどりの日』

「んー正解だけどもう一押しっ!」

「え、何かありましたっけ?」

「俺等が一緒の収録日とかじゃね?」

「あぁ!それや!」

「………」

「あれ、小野くんどうかした?」

「いや、別に…」

「でもゴールデンウイークと言ったら忘れちゃならんことがありますね」

「はい、はい、はい!」

「はい、神谷さん」

「ちょおぉぉぉ」

「子どもの日」

「ピンポンピンポーン!大正解!」

「な、なんで子どもの日が忘れちゃいけないの?」

「だってかしわ餅食べれるし」

「俺等男の子だぜ小野くん」

「いや、俺等おっさんんん!」

「大輔くん、いつでも心は少年じゃないとダメだよ」

「え、いや、ううん…」

「そんな濁った返事あかん!」

「あ、えっと、はい」

「うむ、なかなか素直じゃないか」

「そんな素直な小野くんに僕等からこれを上げよう」

「えっ」

『小野くん誕生日おめでとー』

「あ、あ、あぁー…」

「あれ、どうしたの小野くん?カオナシの真似?」

「似てない似てない、てか求めてねーし」

「そ、そ、そうじゃなくてぇー…!」

「小野くんなんか怖っ!カオナシの暴走並に怖っ!」

「いや、もうカオナシいいからな」

「ふた、2人共あり、ありがとうございますぅー!」

『………』

「俺、すごく嬉しいです!」

『………』

「2人共だいすけだー!」

「うわ、自分の持ちネタ使いやがった」

「これはプレゼント没収もんだね」

「そんなツンデレな所も好きだっ!」

「もう分かったから静かに」

「そんな浩史ぃー!」

「ちょ、来るな小野くん!」

「あ、じゃあ神谷さん私帰るわ」

「おいバカ!置いてくな!」

「なまえ、決して振り向いてはいけないよ、元の世界に帰れなくなってしまうから」

「おいこらーーー!」






はっぴーばぁすでいっ!
(大輔、なまえも好きー!)
(バルス)

20140512
1997