拝啓 小野先生


沈丁花がほのかに香るこの頃、いかがお過ごしでしょうか。

時間の流れは早い物で、もう1年が経過しようとしています。

この時期が来ると去年のあの日を思い出して少しだけ胸が切なくなります。

私の高校生活の中で、あの日、あの時はかけがえのない時間で

本当は夢であったのでは、と時々不安になります。

私が初めて真剣に打ち込めたのも、やり遂げることが出来たのも小野先生のおかげです。

私がこういう事を言うと先生は決まって、俺は何もしてないよ、と笑って仰っていましたが

背中を押して、励ましてくれたのはいつもいつも小野先生でした。





slow walk,sometimes run.


1997