明るい部屋に、少しだけ目を細めた。
そして開ける。
う、わー!広い!
天井を見てから前を向くと、カラフルな人達がこちらを見ていた。
家族かな。
あ、挨拶したほうがいいのかな?
っていうか…あれ?睨まれてる?
じーっと見られて、居心地が悪くなる。
あれ、歓迎されてない?
まあそりゃそうか。いきなり変な小童が来たんだもんね。
…あ、でもなんか悲しい。
警戒(?)されるのは当たり前なんだろうけど、なんだろう。
かなしい。
「…は、はじめまして。みゆ、です。…よ、よろしくおねがいします……?」
あ、疑問系になっちゃった。
妙に恥ずかしくて顔が熱くなるのを感じながら、頭を下げた。
それから恐る恐ると頭を上げる。
うっわ、見てるよ…!こっち見てるよ!
どうしようどうしようどうしようどうしよう。
「あ、の…」
小さく声を発すると、皆なにやら微妙な顔をして目配せをしあっていた。
な、何…?
「みゆ、ちゃんね。アタシはルッスーリアよ。ルッスでもなんでもいいわ」
「あ、よろしくおねがいします」
ルッスさんか。ルッスさん。
忘れないようにしよう。(容姿は一発で覚えた。なんたって…うん。ねえ?)
「ほら、皆も挨拶しなさいよ」
「…………なんで王子が………。…ベルフェゴール」
「……フランですー」
「スクアーロだぁ」
スクアーロさんはまだしも、フランさんとベルフェゴールさんは…敵対心バリバリだ。
うう、そこまで警戒されたらなんだか泣きたくなっちゃうよ。
「これからこいつはここで生活する」
ザンザスさんが皆を見渡して言った。
「……は?」
「……うぉ?」
「……え?」
「……アラ」
あれ、説明してなかったのか?
「…うぉおい…まさかロリ「カスが」」
「まあ…どうしたの?」
ルッスさんが私の頭を撫でながらザンザスさんを見た。
「拾った。」
皆の叫び声が響き渡った。