なんていい笑顔


「豊久さんって何か嫌いな食べ物あるんですか?」

何でもかんでも文句言わずにもぐもぐムシャムシャしている武士に、ふと頭に浮かんた疑問をぶつけてみた。

「無いな。口に入れば皆食えるじゃろ。そげな名前はどうなんだ?」
「子供の頃は人参が嫌いでしたねー」

あの独特の甘さが苦手だった。が、子供の頃の話だ。今はもうそんなワガママ言えない。ここでワガママ言ったエルフの皆様方にマジ申し訳ない死ぬ。

「……ああ、ひとっだけあった」

「お、なんですか?」




「人の屍は食もろごっちゃねな」


な?と同意を求めてくるのマジやめてください。まったく、戦国時代は地獄だぜ!


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