この酒はおごりで可


成り上がったと同時に忘れていた男と久しぶりに会うことになった。仕事の関係とはいえ随分懐かしい奴に会うなあと行ってみたらその懐かしい奴が当時とまったく違う超綺麗好きの身だしなみしっかりした人間になっててドン引いた。何そのひらひら、金魚的なアレ?

「お前…!何があったんだ、ゲロと血の上歩いてその靴で相手の顔踏みつける毎日だったじゃないか!なんだこの廊下…ッどうみても犬ではない類のクソとかが適当に落ちている…そういうところだろ!リヴァイの歩く道は!」
「うるせえ削ぐぞ仕事の話しろクズ」
「そっちに搬入する物資の件だけど」

相変わらずラスボス然としたチビは、やっぱり相変わらず強くて偉いらしい。それは知っていたが、まさか人類最強と言われるまでになるとは…。今度リヴァイ印の栄養ドリンクとか売っていいだろうか。ある程度売れると思う。

人類の為に、プラスアルファこちらの財力とクリーンなイメージを印象づけるためにご奉仕価格で下ろす物資に、リヴァイはそこはかとなく満足そうに頷いた。というか、ここで人類最強の機嫌を損ねるようなやからはそうそういないんだろうに、なぜわざわざ出てきたんだこいつ。


「何でわざわざお前が来たんだよ。部下に任せればいいだろ」
「わかんねぇのか」
「わかるか言えボケ」

やめて下から胸ぐら掴まないで服が伸びる。



「旧友に会うついでだろうが」
「うわデレた怖」

凶悪な笑顔こわ。



とりあえず酒でも飲むか。


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