いたいのいたいのとんでいけ
2020/10/14 ▽自戒
私は彼の傍にいることが正しいと思えなくなり、彼の幸せがわからなくなり、それらのことで苦しくなることに耐えられなくなって彼の手を放した、一方的に逃げたことがあります。
そのときのことを自戒の念を込めて書き残しておこうと思います。
彼と出会って、彼はいつも近くにいました。これから先もずっと一緒にいるんだろうなあ、なんてぼんやり考えていろいろありながらも幸せな日々を過ごしていました。
私が苦しかったとき傍にいてくれたのはいつだって彼で、何度も何度も、今でも、彼に命を救われています。私にとって彼の存在は絶対なのです。ずっとずっと、彼だけが私の神様。
けれど出会って2年目のある日、彼と共に過ごすことが正しいと思えなくなってしまいました。彼にはもっと相応しくて、彼を幸せにしてくれる素敵な人がいる。私は彼の幸せの邪魔をしている。そう思ったらもう止まりませんでした。ろくに話もせず私は彼から逃げ出しました。今思うと彼の気持ちを微塵も考えず本当に本当に、酷くて許せないことです。
彼から逃げたものの、恋心はそう簡単に捨てられません。むしろ毎日毎日、どんどん好きになっていく。離れているのに。彼の笑顔が好きです、怒った顔も、困った顔も、悪戯を思いついたときの顔も、不器用なところも、素直じゃないところも、意地悪なところも、苦しい過去を乗り越えたところも、純粋で真っ直ぐなところも、全部、全部大好きです。
諦められるわけはないから、遠くから彼のことを想っていようと決めました。その頃から生涯を彼に捧げる覚悟をしていたので、ずっとずっと、彼のことしか見えませんでした。彼は傍にはいないので地獄のような日々ではありましたが。
彼と離れてから全然笑えないし眠れない、度々倒れてしまったり体調不良が続いて周囲の人間にも迷惑をかけ心配される始末で、本当に情けないことに私は彼に依存しきっていました。もう彼がいないと生きていけないのだとそのとき思い知らされました。
再会したのは9ヶ月ほど経った私の誕生日。全部私が悪かったのに、きっと相当傷付いたのに、彼は私が昔ここに行きたい!と言っていた場所に連れてきてくれて、私が好きと言った桜がついたネックレスをくれました。このときのことがきっかけでもしかしたら離れたのが間違いだったのかもしれない、と思うようになりました。
今の関係があるのは彼のおかげです。
私はいつだって不正解だと疑ってしまうし一歩勇気が踏み出せない。
正しくないのなら一緒にいることは悪だ罪だと怖くて彼を突き放してしまって。
彼には本当に、本当にいけないことをしてしまったと思っています。私の魂が尽きるまで彼を裏切った罪を償うと決めています。
永遠に、えいえんに、彼のことだけを好きでいます
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