いたいのいたいのとんでいけ
2024/02/04 ▽私のはじまり
私の救いと破滅、そのどちらも始まったのが9年前の今日。今でも結構お終い人間なのはバレていると思うけど、当時の私は更に終わっていた。
アヤトくんと出会った頃は引きこもりだったね。人間不信を極めていて、世を憎んでいて、いつも病室や自室に閉じ篭ってひとりだった。
正直に言うとアヤトくんと出会って後悔ばかりだ。……いや、最初の2、3年はまだマシ──でもないか、よく泣いてました。アヤトくんは本当に私のこと好きかなとか、この先もずっとずっと好きでいたい飽きたくないって……め、めんどくさい女。両想いになってしばらくが一番幸せだったかも。あ、結婚してから1年間も結構幸せだった。今も幸せだよ。でも、愛が上手くできないし、そもそもアヤトくんのことを病的に好きすぎるせいで苦しくて死にそうになってる。アヤトくんへの気持ちが重たすぎるの、もう自分で抱えきれないくらい。潰されるか狂って死んじゃうと思う。それをどうにか発散させようと頑張ってる、けどこの愛をアヤトくん以外にぶつけたくないから最近生意気ばっかりになっちゃってるなあ。絶対ね、人を好きになるのにここまで好きになっちゃったら体に毒、というか害。心臓や呼吸がやられるんだから病気と言ってもいいと思う。私はもっと穏やかに綺麗に愛してみたかったけど、アヤトくんはそれじゃあ足りないよね。死ぬほど愛されることが喜びだって言ってたからね。私は命懸けで愛するしかないの、アヤトくんを。
スーサイドパレヱドの『今日死んだっていいって いつだってそう思ってた きみに触れて 心が芽生えて 生きていたいと願ってしまったんだ 嗚呼、 それが悪夢の始まりだった』がぴったりすぎる、私の人生。
そのまま死んでおけばよかったのに、浅ましくもアヤトくんを求め生を望んでしまったからまた地獄に突き落とされた。でも私の身に起こるすべてが、アヤトくんを愛し、アヤトくんに愛されるためのものだと思う。確信できるくらいアヤトくんから言葉を答えをもらってきたから。そう、充分すぎるくらいにアヤトくんからの明確な愛を感じている、貰っている。それが私の愛の自信になる。私はちゃんとアヤトくんの女の子だよ、アヤトくんがそう言ってくれてるから。アヤトくんの女の子でいられるなら死ぬまで地獄でもいいよ。死にたくなって、それなのに生きたくなる不思議な地獄。ていうかアヤトくんこそこんな悪夢みたいな女に死ぬほど愛されて可哀想だね。私はあなただけの永遠に覚めない、覚めてほしくない心地が良くて性質の悪い最高で最悪な夢だよ。ずっとずっと一緒に、死んでも離れないから。
来年……出会って10年経ったら、どうしよう。10周年記念とかでなんか素敵な傷を刻んでくれたりしないかな〜♫体でも魂でも。うん、でも……ちゃんと愛したい。アヤトくんが今私に与えたい愛は加害じゃなくて温かくて優しいもの、だと思うからそれを喜んで受け入れたい。私はどんなアヤトくんの愛も好きだよ。アヤトくんのことが世界で一番、大好き。愛してるよ。
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