| Noisy-Nose |
沢田さんを愛するあまり変態発言したり赤木さんや銀王と仲良しだったりしますのでマジで色々とご注意ください。たまに日記的な呟きも。
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| 「となりのクレーマー」っていう一見ジブリパロディのような気の抜けた感じですありながら「クレーマーなんてどこにでもいますよ」感をかもしだしてなかなか心ひかれるタイトルの書籍があるんですが 中身は普通にマジメなクレーム対応に関するエッセイで、 と書こうとしてふっと気になってAmazonでぐぐったら著者的にはクレーム対応術の実用書のようなんですが どっちかというと個々の事例をエッセイとして読むほうが面白い(ry それはさておき。 見た目ヤー公なクレーマーが来る話もあるんですね。 じゃあそっちはOKとして(???) 肝心の文具メーカーにクレーマー来るのん? そりゃクレーマーなんか書籍のタイトル通りどこでも湧くのかもしれんけど いまいちクレーム内容が思い付かん。 その肝心要のとこは空欄のまま 妄想に至る 明らかにその筋らしいクレームの対応を、 「若い女の子なら当たりが柔らかいかも」 と営業一年目の女の子ひとりに丸投げされたのを 他部署の井川ひろゆき(27くらい、すでにメガネとヒゲあり)だけが見過ごせなくて 呼び出された喫茶店にも着いて行ってあげて で、個人的な嗜好なんですけど、 ひろってこういうとき純粋な騎士道精神とか後輩の女の子の前でかっこつけたいとかだけでない良いなぁと思うんですよ。 どっちかというと怒ってるの。 いい加減な会社の対応とか、それに唯々諾々と従って黙ってたら自分ひとりでヤー公のとこに行くつもりだった女の子とかに、いちいち腹を立てているの。 で、今回みたいな場合だと「井川さん一緒に行ってあげるなんてカッコいい」ってなるんだけど時と場合によっては「井川ってイラチだよな」「空気読めよな」ってなる。 それから冷静なところもあって、 事前にクレーム内容から恐喝罪の条文やら丸暗記して、上司の頭を飛び越して顧問弁護士にも連絡つけて、もしものときのポータブルレコーダーと、さらに昔もらった沢田さんの名刺を万が一のお守りに懐に忍ばせて それでやっと赴くの。 とはいえ、ひろもその辺のリーマンやらチンピラやらに比べりゃ海千山千なもんだから、キャンキャン吠えるクレーマーやオタオタする営業後輩ちゃんと違って一人堂々としていて、ついにはヤー公らしいのの片割れから 「オレをどこのもんだと思ってんだ」 なんて言われても臆せず 「存じ上げませんので名刺いただけますか」 とキッパリ言い返して 組の名前出すか!? 名刺(物証)来るか!? とジリジリしてたら 「しらばっくれやがって、名刺はやれねえのわかってンだろーが!!!」 喫茶店中の視線を集める怒鳴り声にもちっとも怯む様子のないひろに クレーマーのほうも焦れて焦れて ビビらせようとして 「……兄ちゃんはハッタリだと思ってんのかも知れねえけど、オレたちは沢田組のバッヂをもらってンだ」 と一際低い声で静かに怖そうにかますんだけど ブッとコーヒー吹いて HEROの読者みたいな心境で 「えっ?沢田さん!あの、沢田って、○×組のあの沢田さんですか?えーっ!!沢田組なんてことになってるんですか!?すいません、オレ、東西戦以降ちょっと会ってなくて、あと色々疎いんですけど自分の組を持つというのは『おめでとうございます』って挨拶して可笑しくないカンジですかね?」 と一息にしゃべって ビビったチンピラどもが逃げるんでもいいし ↑の心境をぐっと抑えて違う展開でもいい あくまで冷静に対応するつもりが 「事務所で話すか、あ゛あ゛!?」 とツバ飛ぶ勢いで怒鳴られてムカッときたひろが 「いいですよ行きましょうか」 って無理やりそいつらをタクシーに乗せて もうチンピラどもは泣きそうで 「考え直すなら今のうち、うちの兄さんがたは怖いからお前らがどうなるか解らない、オレがとりなすから、誠意さえ貰えれば」 なんてもうかなりアウトな発言しっぱなしなんだけど ひろはガン無視してタクシーの運転手さんをせかして事務所に横付けさせて 出てきた黒服に 「井川ひろゆきと申しますが沢田さんにお会いできますか?」 と大声で尋ねて、 さあここは通してもらえるか賭けだぞと ひろも内心ヒヤヒヤしつつ 「沢田さんがご不在でしたら誰々さんは、何々さんは、」 代打ち時代にお世話になった沢田さんの弟分だか子分だかの名前を次々挙げていくと、その途中で知った顔が出て来て、 「井川さん!お久しぶりです!」 にこやかに現れるもんだから営業の子もチンピラも目を白黒させて 「スミマセンご無沙汰してしまって」 「いえ、井川さんはもうカタギだから街でお見かけしても気安くしちゃいけないって、オヤジにも厳しく言われてましたから」 沢田組のオヤジなんだから当然なんだけど昔のようにアニキと呼ばれてないのか 兄弟から親子になった人もいるのかと 彼らには当たり前のことに驚いてると 「いやもう救いの神ですよ。オヤジさん機嫌悪くって、井川さんくらいのお気に入りでもなきゃ宥められません」 「機嫌悪いって、あの温厚な沢田さんが?」 「そりゃ井川さんだからで。まあ、オレらが不甲斐ないせいで機嫌を損ねてるんですが。ここだけの話どうもウチの名を騙ってケチな恐喝を働いてるのがいるんですがなかなか捕まえられずにいまして……」 と、そこで、ひろがタクシーに押し込めてきたクレーマーを見やると半ば失神しちゃってて 「あの、もしかしたら、お役に立てそうなんですけども」 っていうね、 ひげゆきクレーマー撃退編はね、 前フリにすぎんのだよ!!! ひろの意思を尊重しつつ 漕ぎ出し前∩停滞中∩会社員のひげゆきと沢田さんを会わせるにはどうしたらいいか……! その数パターンのうちのひとつに過ぎないのだ! 機嫌悪いって警告されてたはずなのに ひろが来るとなりゃ機嫌なんかどっか飛んでってさ、 「ひろっ!」 って、もろ手をあげる歓迎ぶりでさ 「赤木さんのときといい、ひろはいっつもオレの探してるもん先回りして見つけちまうなあ」 「オレはひろが居なかったらなんべん破滅したか解らねえよ」 なんってベタベタに誉めて、犬の仔にするみたいにひろの頭を撫でくり撫でくり可愛がる沢田さんください! 27男がそんなことされて嬉しいわけはないんだけど、18の頃からお世話になってた相手だし、ぶしつけに文句を言える天相手とは勝手が違ってちょっぴり遠慮があるし、それから沢田さんは自分に息子を見てるなというのも薄々勘づいてはいるので、黙って撫でられるひげゆきをくださいいいい! でも仕事もキッチリしててさ、 クレーマーの身柄を預かると申し出て、そいつが泣きながら命乞いするのを平然と見送って、 「ひろには迷惑かけたなあ」 とポンと謝礼金を出すんだけど、 沢田さんの前でポータブルレコーダー(のチンピラが沢田組を騙ってる部分)を消去したひろが 「クレームさえ取り下げになればうちの会社には損害もありませんから」 とお金を固辞するのにふっと寂しそうな顔したりさーーー 「もう、学費、いらねえもんな」 「その節はお世話になりました」 なんて会話してしんみりしたりさーーーー もしその沢田さんが『浜の昼顔』のお嬢さんみたいな女性と結婚していたら そのお嬢さんがお茶でも運んできたときに 「ひろに話したことあったかな。○○海岸の屋敷の……」 と、それだけ、ぶっきらぼうに紹介して 「貰ったんだ」 と告げて、 やにわにお嬢さんへ声を荒らげて、 「気が利かねえな。酒でも出せよ」 なんつって! 偉そうなこと言っちゃってー! ひろも多少天から聞いてたんだけど、その頃は『お嬢さん、お嬢さん』と敬って下へも置かない態度だったのを知ってるので、 もうニヤニヤを噛み殺すのに必死で。 お嬢さんもわかっているのか穏やかに微笑んだままで、 「お連れの女性の方、お疲れのようですから……」 と、ここまで引っ張り回した営業後輩ちゃんのことをひろも正直忘れかけてて、 沢田さんとしてはこの機を逃すとまたひろと疎遠になることは解りきってるから一晩呑んで色々語り合いたいんだけど その女はタクシーで勝手に帰らせろよと思わなくもないんだけど その子がまた怯え疲れてぐったりしてて ひろのほうもそれ見て心配したか 「改めてお礼に伺いますから」 って。 「礼をするのはこっちだよ」 と返す沢田さんも、ひろはもう来ないだろうなあと諦めていて、 でもあんまりジメジメしたこと言わないで 「あれ、ひろのカノジョか?」 「違いますから」 なんて笑ってたりして あのさ どうせひろ漕ぎ出すんだからもうずっと18の頃から沢田さんと親子盃しとけばよくね? どうせ漕ぎ出すんだからお前!!!! いや、ひろは赤木さんのときと東西戦との あの挫折と屈折が美味しいんだけどさ わかってるんだけどさーーー!!! ちなみに対暴法のご時世なので その営業後輩ちゃんにコトの経緯をチクられたら会社クビなんだけど むしろ積極的に黙っててくれて ひろが冷静な話し合いの末にヤクザまがいのクレーマーを撃退したことになってて 社内でひろの株は上がるわ人望は上がるわ 翌年のバレンタインに期待大だなって同僚にやっかまれるんだけど 実際には営業後輩ちゃんからだけっていう むしろ部署の女性が今年は義理チョコさえもくれないあたりに営業後輩ちゃんのガチ本命な雰囲気を嗅ぎとって 「アウトローなのに憧れてるとかなら面倒だな」 とゲンナリする系のひろください。 長い!!!! | |
| 2016/12/19(月)18:20 | |