空賊三男と仲間


「ケントー、交替だぞー。」

「ん…」


身体を揺さぶられて、意識が浮上する。

目を覚ますと、アンリが俺の顔を覗き込んでいた。


そのあまりの近さに思わずアイアンクロー。


「いででででっ!」

「あー…もうそんな時間か…おい、そこを退け。」

「掴んでるのはケントの方だろっ!?」


それもそうだ。

寝起きで少し思考が鈍くなっていたらしい。


欠伸を噛み殺しながらアンリを解放し、ハンモックから下りる。


すると「待ってました!」と言わんばかりに顔を輝かせ、入れ替わりにアンリがそこへと潜り込んだ。


夜間の飛行中は誰かしらが必ず起きている。

そのため寝床は人数分なく、交替で共有することになっている。


それは別にいいのだが、


「……おい。」

「あーケントの匂いがするー!」

「止めろ、まじで。」


お前はどこの変態だ。

と今度はヘッドロックをかけてやりたい気分だが、いつまでもここに留まっている訳にもいかない。


なので(落ちろ)と念じながら蹴りを一発入れ、部屋を出た。


(今日は…あー、操縦室の方か…)


また欠伸。

その後、奴がどうなろうが知ったことではない。




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(真夜中の騒音。)
(粛正は必須。)


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アンケートより。
リクエストありがとうございました!




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嘘つき、ロンリー。