場地と雑学好き


※原作軸過去(東卍)。








「夏を制する者が受験を制する!」


と拳を握って力説してみたものの、いまいち場地には響かなかったらしい。

それどころか「何だぁ?ソレ」と眉を顰められてしまった。


「どっかの塾の先生がそんなこと言ってなかったっけ?」

「知らねー、つーか受験はどうでもいいんだよ。」

「いや、よくないっしょ。」

「いいんだよ。今大事なのはこっちのプリントだっつーの…」


そんな場地の前にあるのは夏休みの宿題、とは別に場地だけに特別に出された課題らしい。

俺はその手伝いに呼ばれたわけだが、先程から場地は頭を抱えたまま手も動かず、何とか鼓舞しようと色々やってはみたものの、残念ながらどれも失敗に終わってしまった。


「というか、自分で言うのもあれだけど、俺邪魔じゃね?」

「…オレの周りで一番頭良いの、オマエなんだよ。」

「おぉ…」


褒められた、いや比較対象を考えると少し微妙か?

なんて考えている間にもますます沈んでいく場地に、このままではいけないと思った俺は、


「なぁ、場地。」

「あ?」

「このまま続けても効率悪そうだし、ちょっと気分転換に休憩しようぜ?」

「……だな…」

「俺も後でちゃんと真面目にやるからさ。」

「…おう。」


んじゃあ、ひとっ走り行くか、とバイクのカギを手に取って立ち上がった場地の後に俺も続く。

やっぱり、場地はこうでないと。


(下を向いてる、なんて似合わないよな?)





日葵】
花言葉(憧れ)(あなただけを見つめている)


---------------
元拍手お礼文


戻る

嘘つき、ロンリー。