花世代と同級生


「あんのハゲどもが…!」


廊下でダベっていると、いきなり恐竜の叫び声が聞こえて思わず肩を竦めた。


「…迫っちゃん、どったの?」


まー聞かなくても鳳仙関係だろうなーと想像できるけど。

一応聞いてみたら、寅ちゃんが少し言いづらそうに苦笑した。


「あー、何か昨日ラブレターを貰ってさ、」

「なるほど。それでのこのこ行ったら鳳仙の罠だったって訳か。」

「うるせぇ!」


こそこそ話していたはずなのに、迫田には聞こえたらしい。

すげー地獄耳。


「今の説明だけでよく分かったなぁ。」

「一を聞いて十を知る男、玄兎です。」

「いや、誰だって分かるだろ。」


純粋に感心する花ちゃんにどや顔すれば、武藤にツッコまれる。

「え、そうか?」と首を傾げる花ちゃんは本当に純粋培養だ。


ふと迫田の方が静かだなーと思って、そちらを見れば、何故か八板とケンカ中だった。


「あれ?もしかしてさっきの、俺らに言ったんじゃねーの?」

「みたいだね。」


少し本気で安堵している寅ちゃん。

そして一瞬油断した人間ほど無防備なことを、俺は知っている。


てことで、爆弾投下。


「そんな俺も実は一通、ラブレターを貰っている訳ですが」

「「「何ぃっ!?」」」


すると何故か迫田、八板に加え、モヒカンが反応した。

やっぱ地獄耳だ。





手紙 ~未来

これから何があるんだろう、とわくわくする一年。


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IMG song by//ケ/ツメイ/シ


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嘘つき、ロンリー。