六年と同級生
ここは戦場。
どんな小さな失敗も許されない、非情の地獄。
(あぁ…終わった……)
だから罠に掛かった瞬間に全てを諦めた。
せめて他の仲間に害が及ばなければいい。
不運は全て、自分が持って行こう。
そう思い、僕はそっと目を閉じた。
「んな大袈裟な。」
かっこわらい
「…いや、別に笑ってねぇし。」
「いいや!あの時の白兎は絶対笑ってた!ね!留さん!」
「え?あ、いや…俺は見てねぇけど。」
「そうだな。あの時の留三郎は、文次郎のことしか見えていなかったものな。」
「はぁぁあ!?おい、仙蔵!気持ち悪いこと言ってんじゃねぇ!」
「それはこっちの台詞だ!」
「……あーあ、始まっちまった。どうすんだよ、仙蔵。」
「全く…暴れるなら外でやって欲しいものだな。」
「いや、それ、どの口が言ってんだ。けしかけたのはお前だろうが。」
「ちょっと!話が逸れてるよ!」
「………」
「んん?何だ、長次。」
「……あの時…白兎は、笑ってはいなかった……」
「そうなのか?」
「ほら、見ろ伊作。ここに証人がいるぞ。」
「しかし、長次は白兎に甘いからな。それも本当の話かどうか…」
「仙蔵。さっきからいちいち話をまぜっ返すの止めろ。」
「何だ、バレたか。」
「バレバレだっつーの。」
「あ、何だか私、バレーをやりたくなってきたぞ!」
「だから!話が逸れてるって!」
「あーもう、面倒臭ぇなぁ…分かったよ。確かに笑ってたよ、俺は。これでいいだろ?」
「そんな投げやりな肯定は認めない!」
「いや、もう本当、俺にどうしろって言うんだ?大体、あの後ちゃんと助けてやったじゃねぇか。」
「それとこれとは話が別!あの時の僕は、本気で死を覚悟していたんだよ!?それを笑うなんて友達としてどうなの!?」
「え、友達だっけ?(笑)」
「あ、ほら!今笑った!」
「……笑ってたか?今。」
「うーん…私にはよく分からなかったぞ?」
「伊作の被害妄想だろう。」
「酷い!というか何気に友達関係を否定された!?」
「……ぼそ…」
(それは先日行われた、)
(武器あり策あり何でもあり!の雪合戦での話)
(んな大袈裟な(笑))
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嘘つき、ロンリー。